#メモ 表現の自由論者の高橋しょうごさん（@Shogo_tkhs）から、フェミニストのじょいたまちゃん（@joytamachan）への苦言

高橋しょうご @Shogo_tkhs

名指しで指摘するのもあれだが、あえて挙げておきたい。 そのコメントの発信者は じょいたまちゃん氏( @joytamachan ) その内容はイスラム教創始者を未成年と性交したとして誹謗するものだった。 ここに大きく分けて２つ ・イスラム教に対する不理解 ・フェミニズムに対する不理解 問題点がある。

高橋しょうご @Shogo_tkhs

それぞれ端的に行きたいが、まずはイスラム教について。 ムハンマドは一夫多妻を推奨したとされ、当時からキリスト教圏（２つの教圏は長い間対立していた）から批判がある。 これはムハンマドが寡婦（夫を失った女性）の保護を唱えたのが実情の所。 イスラム教創始された当時の戦乱の最中での事。

高橋しょうご @Shogo_tkhs

ムハンマドは何名かの伴侶を得ているがほとんどが寡婦。 そしてアイシャという９歳の子供と婚姻をしている。（経緯がある） この部分で重要なのは １.当時は未成年との婚姻はありえない事ではない ↓ ２.当時の戦乱中で寡婦や女性の保護を唱えたのがムハンマド この経緯の理解が大切。

高橋しょうご @Shogo_tkhs

更に言えばムハンマドは男性に対し、外で他人に欲情したなら妻を思って帰れ（性交は妻とせよ）という教えを遺している。 当時の戦乱や人道の混乱が相次ぐ中で、ムハンマドはそうした義を提示した側なのをしっかりと押さえておかないといけない。 （過大な禁欲を押し付ける訳でもなく柔軟性があった）

高橋しょうご @Shogo_tkhs

更に追記するなら、イスラム教圏における尊い行動とされる中では奴隷の開放や女性や子供の保護に関するエピソードが見受けられる。 端的に「未成年と婚姻と性交したから○（誹謗の言葉）だ」とするのは短絡的であり、且つフェミニズムの大本の態度にも反する。 続いてフェミニズムについて。

高橋しょうご @Shogo_tkhs

まずフェミニズムの本は人権運動。王権神授説による階級社会を否定し人権に基づく民主主義社会の成立への運動から生じたもの。 平等の人権に基づく社会のため、政治に参加する権利も平等であることから選挙権が人権となる。 言語、宗教的理由による女性差別への運動として生じたのがフェミニズム。

高橋しょうご @Shogo_tkhs

なのでこの部分から挙げられる指摘としては２点。 1.人権を基礎とする社会を構成する市民として、宗教や他国のルール検証もせず誹謗中傷するのは「人権」を守ろうとする態度に合致しない。 2.短絡的な誹謗を「フェミニスト」を名乗り行う事の問題（特に言及したい事を後述）。

高橋しょうご @Shogo_tkhs

まず１は、そもそも社会や宗教や様々な性規範について、きちんと検証をして意見を提起しようというのが「大元のフェミニスト」の態度。 人々の多くの解釈を守るため思想良心の自由があり、情報共有には表現言論（出版）の自由、そして信教の自由がある。

高橋しょうご @Shogo_tkhs

検証もない短絡的な誹謗は「フェミニスト」的と私は言えない。 フランス革命において「例え打倒されようとする貴族であっても同じ人間であり、公正な裁判を受ける権利がある」と唱え、革命の敵として処刑された女性がいた事をご存じないのだろうか。

高橋しょうご @Shogo_tkhs

このフェミニストを自称しながら、簡単に他者を否定する風潮が日本にある事が本当に問題だと思う。 次に２についてだが、１の指摘を踏まえつつ確認してみたいのが、氏がいかなるフェミニズムに基づく発想をしているのかという点だ。 フェミニズムとはそもそも人権運動。つまり社会思想が基盤にある。

高橋しょうご @Shogo_tkhs

その中で確かに宗教や文化を否定する理論もある。 共産主義的フェミニズムとラディカル・フェミニズムとカテゴライズされる中にある一部の主張だ。 その他様々なフェミニズムにカテゴライズされる理論や理念があるが、日本では全く適切な理解がされていない。 ここが極めて重大な問題。

高橋しょうご @Shogo_tkhs

じょいたま氏が「ダメなものはダメ」「フェミニズムはフェミニズム」という解釈をされているのかもしれないが、人権や社会を構成する市民に対し、敬意の無い態度を取るのを「フェミニスト」と称して行うのはフェミニズムに対する重大な誤解を招くものだ。 批判をするなら適切な検証をすべきであるし、

高橋しょうご @Shogo_tkhs

「フェミニズム」という理論を掲げて批判をするのなら、いかなる理論の基で批判を行っているのか明確に示すべきだ。 フェミニズムが人権運動ではなく非難の運動と誤解されるばかりか、宗教や多文化との対立の運動という誤解が広まってしまう。 批判否定こそフェミニズムと言わんばかりの解釈が

高橋しょうご @Shogo_tkhs

広まっているが、批判にしても他者への基礎的な敬意すなわち適切な確認の上での批判が行われていないのは極めて重大な問題だ。 社会に対する敬意も内心や信教の自由もあったものではない。 せめて「未成年との婚姻や性交に○○のスタンスだが、ムハンマドの件の事実関係はいかなるものだったのか」

高橋しょうご @Shogo_tkhs

こういった態度の上で自説を開陳すればよかっただろう。 ネットで様々な証拠や意見が確認できるこの時代で、短絡的な無理解を発揮するのはいかがなものかと思う。 氏は「フェミニスト」と自覚するその思想が何に基づいているものかを自覚されていないのではないだろうか。

高橋しょうご @Shogo_tkhs

私は人間の文化や宗教そして人権（フェミニズム）についての適切な理解の上で友愛が広まる事を望む。 フェミニストの自称が短絡的な批判の隠れ蓑とされてしまっている現状を深く遺憾に思っている。 氏がいかなる言行や態度を取る事も、当然の事ながら自由であるが、以上の指摘をさせて頂きたい。