「陽性＝感染者ではない」・「症状が出たら感染で出なかったら感染ではない」という考えは大きな間違い(2021.1.17作成) #新型コロナウイルス

なすこ @nasukoB

#100日で収束する新型コロナウイルス 26日目 収束まであと74日 pic.twitter.com/ugt0nQU0ej

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研究者「」@1copyからのRT-PCR @uwemon

吉村大阪府知事の「陽性＝感染者ではない」というのがバズってようやく気付いたが、世の中に症状が出たら感染で出なかったら感染ではないという考えがあり一部で定着しているがそれは間違いである。スライドを拝借して説明 ＞北里大学獣医学部 coronavirus_200220lecture.pdf kitasato-u.ac.jp/vmas/download/… pic.twitter.com/9d3OPayx8m

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研究者「」@1copyからのRT-PCR @uwemon

ウイルスが感染すると見た目には二種類の状態が起きる。一つは症状が「顕れる」顕性感染、もう一つは症状が「顕れない」不顕性感染である。そして顕性感染の中には症状が顕れる前の状態と、症状が顕れた後の状態が存在する。

研究者「」@1copyからのRT-PCR @uwemon

コロナウイルスの怖ろしいところは治癒以前のいずれの状態でも感染が広がるという点にある。そしてスライドではウイルスの排泄量は症状のピークとなっているが、新型コロナウイルスは症状が出る前後がピークとなっていて、これが非常に厄介な問題を生む。症状が出てから周りを調べても手遅れになるのだ

内田 @uchida_kawasaki

脳ドック・肺ドック｜磯部クリニック｜埼玉県深谷市 isobe-clinic.com/index.html 論文修正内容の和訳 COVID-19関連追加（2021年1月11日-2） isobe-clinic.com/covid-19/COVID…

研究者「」@1copyからのRT-PCR @uwemon

古典的な医療では症状の有る無しでしか感染者を知る術はなかった。ところが20世紀後半になってようやく抗原抗体核酸（PCR）検査によって、症状無しでも感染の有無を調べることが可能になった。人類は感染症に立ち向かう非常に優れた武器を手に入れることに成功した。

研究者「」@1copyからのRT-PCR @uwemon

特にPCRそこから発展したプローブ法によるリアルタイムPCR/RT-PCRは理論的には特異度100%という驚異的な威力を持つ武器となった。陽性反応が出たらそれは即座に陽性として判定しても良いという有用極まりない技術である。失敗するのはキャリーオーバーなどのヒューマンエラーだけという恩恵を生む。

研究者「」@1copyからのRT-PCR @uwemon

そしてPCRは感度も高い。従って感染して見た目上、症状のない全ての感染者を拾い上げることができる。潜伏期キャリアー（発症前感染者）回復期キャリアー（発症後感染者）健康キャリアー（無症状）そして発症者、全て感染者を見つけ出すことができるのだ。 pic.twitter.com/ZuYTv4Xc4G

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研究者「」@1copyからのRT-PCR @uwemon

PCRにできることは感染者を全て見つけることだけ。感染者がどの状態にあるのかまではわからない。これがPCR否認主義者にとってPCRはいい加減な検査と考える要因となっている。新型コロナウイルスの厄介なところは潜伏期キャリアーや健康キャリアーから感染が広がることである。ここを捕らえるのが肝要

研究者「」@1copyからのRT-PCR @uwemon

潜伏期キャリアーか健康キャリアーか回復期キャリアーかわからないが、感染を収束させるためにはこれらの見た目上無症状の人達を調べなくてはいけない。見逃しているとどんどんと感染が広がっていく。だから世界は無症状の人でも一生懸命検査するのだ。

研究者「」@1copyからのRT-PCR @uwemon

以上のように単純に症状有る無しで分けるだけは、ウイルスの感染拡大を止めることができない。感染者がどの状態にあるのかを確かめられるのは医師だけので、感染者を見つけた後、そこから先は人の病気を診るプロフェッショナルのお仕事になる。どうか辛抱強くこの感染症に対峙していただきたく思う。

内田 @uchida_kawasaki

不顕性感染　日本救急医学会・医学用語解説集 jaam.jp/dictionary/dic… 抜粋引用＞不顕性感染の人はしばしば保菌者（キャリア）となり，病原体を排泄し感染源となる可能性が高いので疫学上問題となる。