編集部イチオシ

ラテン語たんとどいまなたんの共通テスト日本史B第1問を実際に解いて解説してみた編

2020年度の共通テスト日本史B第1問を実際に解いて簡単な解説をしてみました。受験生もそうでない方も、是非、手元に試験問題を用意して一緒に解いてみて下さいね!
8
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan 撰銭令は「えりぜにれい」ですね! さっきの話とも関連しますが、私鋳銭といって民間で作られた銭貨もあったんです。これは宋銭や明銭をまねたものも多くて、貨幣の流通が大混乱したんですね。これを取り締まったのが撰銭令です。

2021-01-19 22:00:58
ラテン語たん @Latina_tan

@Doimana_tan 公式以外使うなという命令ですか?

2021-01-19 22:01:44
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan それが少し違って。良い銭貨だけを求める行為が横行すると流通が滞るので、ある一定の基準を決めて、それ以上のレベルの銭貨であれば選り好みすることなく使え、という法令なのですね…。

2021-01-19 22:03:01
ラテン語たん @Latina_tan

@Doimana_tan なるほど、…で、えーと、室町幕府も出しそうですねそれは。Xは正で、…Yは!さっぱりわからない!正かな!

2021-01-19 22:04:40
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan 正解ですよ(笑) 寧波は中国の都市の名前です。勘合貿易という言葉はたぶんご存知かと思うんですが…。

2021-01-19 22:06:06
ラテン語たん @Latina_tan

@Doimana_tan えっ、正解?! あ、それは存じ上げます!割符を合わせるやつですよね!

2021-01-19 22:07:31
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan そうですね。実際はもう少し複雑な行程を踏むのですが、今回はそれはおいておきましょう。 その勘合貿易は足利義満によって1404年から始められたのですが、1467年の応仁の乱以降は、有力守護大名の手によって行われていったのです。それが、博多商人と結んだ大内氏と、堺商人と結んだ細川氏です。

2021-01-19 22:09:36
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan この二者が貿易の実権を争ったのが寧波の乱(1523)です。この戦いに勝利したのが大内氏です。しかしこの貿易も陶晴賢による下剋上で終わりを告げました。

2021-01-19 22:12:26
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan と、いうことで、このYは「寧波の乱」を表してるので正となるのですね。 次いきましょうか。 疲れてきましたか?大丈夫です??

2021-01-19 22:19:01
ラテン語たん @Latina_tan

@Doimana_tan コーヒー飴をなめたのでもう眠くありません!へいき! …グラフ読み取り問題ですね、次のは。1,2,3は間違ってないように思えて、4は知識がなくて判断がつかないですが消去法で4ですね!

2021-01-19 22:21:40
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan とても良い解き方だと思います! コーヒー飴…私もなめたい……ハッ! ここの解説すると鬼のように長くなりそうなのですけれど…。

2021-01-19 22:23:52
ラテン語たん @Latina_tan

@Doimana_tan あの…お恥ずかしながら…4番に関して。 開国っていつなんです?

2021-01-19 22:27:10
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan ペリー来航が1853年、日米和親条約が翌年の1854年のことですね。

2021-01-19 22:28:21
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan ちなみにこの時、ペリーは「サスケハナ号」で来航したんですが、この「サスケハナ」というのは日本語ではなくて、アメリカ原住民の言葉で「広く深い川」を意味するのだとか…。

2021-01-19 22:30:46
ラテン語たん @Latina_tan

@Doimana_tan そこは私が語りだすと止まらないやつですね…次行きますか。

2021-01-19 22:33:56
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan それは是非、別の機会に聞きたいやつです…!! では次の問題お願いします。

2021-01-19 22:34:47
ラテン語たん @Latina_tan

@Doimana_tan つぎですね!…時代順に?! 不換紙幣をじゃんじゃか出すような戦局だとその後負けてそうなので、Ⅲ-Ⅱ…銀本位制ってたしかかなり昔なんじゃないですか?最初がⅠですかね。Ⅰ-Ⅲ-Ⅱで2!

2021-01-19 22:37:13
ラテン語たん @Latina_tan

@Doimana_tan 初不正解なのすごくないですか私。(自己肯定感)

2021-01-19 22:40:57
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan いや、何気にすごいですよ! しかもすごくきちんと考えて答えを出していらっしゃるは流石です。これも途中までは考え方的には合っていて。実際に、銀本位制→金本位制なので、Ⅰ→Ⅱの順番になるのは間違ってないのですよ。

2021-01-19 22:42:58
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan ちなみに日本が金本位制になったのは、日清戦争の賠償金が元になっています。なので、1894年以降だということが分かります。実際の年は1897年です。 さて問題は「戦費調達」の「戦費」が何の戦いか、というところですね。

2021-01-19 22:44:36
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan この戦いは、西南戦争なんです。西南戦争はご存知ですか?

2021-01-19 22:45:17
ラテン語たん @Latina_tan

@Doimana_tan 西南…えっと、薩摩藩と新政府軍?

2021-01-19 22:47:08
どいまなたん(引退) @Doimana_tan

@Latina_tan そうです。西郷隆盛が花と散ったあの戦いのための戦費なのですね。この西南戦争が1877年で、これが最初にくるのですよ。 この不換紙幣の発行をやったのがあの渋沢栄一が頭取だった国立銀行で、1879年の時点で153行あり、驚くべきことに全てが発券銀行だったのですよね。日本はインフレへ…。

2021-01-19 22:49:58