- Uroak_Miku
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小学一年生の国語では「です・ます」喋りを徹底させ、そこから書きことばに入門させていく。 すると非です・ますの書きことば入門は? 答えは唱歌にあります。♪てのひらをたいように♪ 等、歌は書きことばなのだけど音声主体だから話しことば→書きことばへの移行のもうひとつのチャンネル。 pic.twitter.com/9rKP4DeZf2
2021-02-23 21:13:24唱歌と国語 明治近代化の装置 (講談社選書メチエ) 山東 功 amazon.co.jp/dp/4062584069 前に読んだかな。明治唱歌がどうやって国語を支え作り上げていったのか論。
2021-02-23 21:37:15小6のUS少女に「です・ます」の存在理由を分からせる苦しみ。先日、日本の小1国語教科書を見せたらバカ受けでしたが今度は音楽の教科書を見せてあげないとね。
2021-02-23 21:41:52昨日、図書館で小1と小2の国語教科書を閲覧してきました。「です・ます」と「非です・ます」が葛藤していました。『スイミー』や『スーホの白い馬』は「です・ます」陣営ですが『ずーっとずっとだいすきだよ』は序盤のみ「です・ます」で本編は「非です・ます」でした。 pic.twitter.com/lJdBvqsX8s
2021-02-24 08:51:46教室という公的空間での公式語は「です・ます」。しかし書きことばは「非です・ます」もあるわけで、どうやってよいこの皆さんを「非です・ます」という非公式語に導いてあげられるのか? ひとつは『ずーっと』のように思い出話として「非です・ます」の出現を大目に見る技。
2021-02-24 08:54:11愛犬とずっといっしょに暮らし、育ち、老いて死んで、それを土に埋めて墓を作って、また新たな命がやってくる…過去のお話だから教室空間から逸脱してもしゃーないやろという理屈で「非です・ます」が許容されてるのだと思います。
2021-02-24 08:57:48それから唱歌。歌は国語ではなく音楽の授業の所轄なので国語教科書で歌を習うことはなくて、しかし575拍の非です・ます文はよく出てきますね。
2021-02-24 08:59:43「てのひらをたいように」が二ページ見開きで載っているのは印象的でした。 歌ではなく詩としての紹介なのでしょうか。作者はどなたかわかりますか?これ☟の作者さんです。 pic.twitter.com/2eQIWybTb3
2021-02-24 09:01:48話しことばから書きことばへどう入門させるかが、小学校国語のメインテーマ。「です・ます」喋りを徹底訓練して「です・ます」での作文をさせるのはその一環。 それから唱歌(のリズム)や詩や過去のできごと語りや民話語り等、非です・ます書きことばは、これらイレギュラー枠から入門させていく。
2021-02-24 09:05:33そうそうまんがのふきだしが小1国語で頻繁に使われているのは興味深い。 書きことばと話しことばの中間的存在、それがふきだし語。 pic.twitter.com/db60HnpKxD
2021-02-24 09:11:01