3次元データがひらく人文学の世界：まとめ

石井淳平@厚沢部町 @ishiijunpei

「デジタル流通を前提としたデータ取得」がもっと真剣に考えられなければならないのだと思います。紙媒体を最終成果と考える発掘調査と、データ流通を最終成果と考える発掘調査では、調査・整理プロセスにも大きな違いが生じるはずです。 #3次元データがひらく人文学の世界

石井淳平@厚沢部町 @ishiijunpei

TSで測量してcsvやdxfデータを取得したはずなのに、イラレに持ち込んでデータとして死ぬ。そのワークフローからの脱却は、苦しみを伴うものですが、ペジェ曲線が本当に必要なのか、そのことで捨て去ったものは何か、について真剣に向き合ってもよいと思います。 #3次元データがひらく人文学の世界

atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

さて本日は #3次元データでひらく人文学の世界 という意義深いセミナーでの発表の機会をいただきました。各発表〜討論まで全て興味深かったのですが、特に熊倉さんのご発表はプロジェクトのデザインから成果公開と今後の展望までコンパクトにまとまっていたので大いに（1/n） qalawun.aa-ken.jp

atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

参照すべきグッドプラクティスだったと思います。日本の、特に埋蔵文化財調査や史跡整備は現地での記録が第一義となるのでなかなかシンプルな構成を取れない、利活用への最適化より可能な限り高解像度での記録保存が優先されることが多く、報告図面以外の(2/n) #3次元データがひらく人文学の世界

atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

アウトプットが見えづらいとか、計測記録と利活用にセクションが分かれているのでシームレスなデータ利用ができない場合が多かったり…ゴールが明確で短期的に成果が発信されるプロジェクトをグッドプラクティスとして横目に見つつ蓄積されるデータの活用の(3/n) #3次元データがひらく人文学の世界

atsushi_noguchi🌗 @fujimicho

機運が高まれば、すでに積み上がっているデータも有効に活用されるのではないかと。まだ各セクターで、構想や実需と実データが分散してしまっている状況かと思うので、これらをつなげることができれば一気に状況は変わる。その日はそんなに遠くない（はず）(4/4) #3次元データがひらく人文学の世界

石井淳平@厚沢部町 @ishiijunpei

3次元計測のような機械計測が遺構遺物記録として一般化していくと、「実測」のような観察と記録が一体化した行程が相対的に減少していくと思われます。そうなったときにどのような変化が生じるのか、あるいは何も変わらないのか。 #3次元データがひらく人文学の世界

石井淳平@厚沢部町 @ishiijunpei

予測としては、3次元計測の普及によって主観的な要素、3次元計測で反映し得ない要素は無視されていく可能性が考えられます。遺物を見ているとしばしば聞かれる「いいですねえ」みたいな遺物理解と共有の仕方が変わっていくことになりそうです。 #3次元データがひらく人文学の世界

石井淳平@厚沢部町 @ishiijunpei

遺物を前にして「いいですねえ」、「いいですよね」みたいな超抽象的な言語で理解し合っている人をけっこうよく見かけるのですが、そこでどのようなコミュニケーションが成立しているのか、そちらの方が気になってしまいます。 #3次元データがひらく人文学の世界

Kiyonori Nagasaki @knagasaki

3D×紙の繊維×漢字字形：イベント盛りだくさんな土曜日でした - digitalnagasakiのブログ digitalnagasaki.hatenablog.com/entry/2021/03/…