【ABC】誰のためのデザイン? 第七章 ユーザー中心のデザイン
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ユーザの実行する行為のうち、もっとも重要な部分はその行為をしたことによって何が起こったのかを評価するところである。 #abk1_7
2011-08-27 01:01:12制約を活用して、ある場面においては、あたかもただ一つのことしかできないとユーザに思わせなくてはならない。自然な対応付けや制約がそれぞれの時点で実行可能な行為の選択肢の数をせいぜい数個くらいにまで減らしてくれているのである。 #abk1_7
2011-08-27 01:03:25エラーに備えたデザインをする。エラーが起こる可能性があるとしたらエラーは実際に起こると考え、ユーザがエラーから抜け出したら何をしたら何が起こったかを理解したり、望ましくない結果を元に戻したりできるようにすべきである。 #abk1_7
2011-08-27 01:08:41標準化する。標準化が本当に必要なのは、必要な情報のすべてを下界に置くことができない場合や自然な対応付けを活用することができないときに限る。そうしてデザインの欠点をカバーしユーザがプランを立てたり問題解決をしたりする必要を最小にしているのである。 #abk1_7
2011-08-27 01:11:04いていのものは使いやすいように作っているつもりなのに、実際は使いやすくはなっていなかった。しかし、わざと使いにくく作っているものもあり、また、それはそう作るべきものである。使いにくく作ったほうがよいものはたくさんある。機密性の高いシステム、危険な装置など。 #abk1_7
2011-08-27 01:14:28作業をわかりやすく使いやすくするために使われるのと同じ原則を、それをさらに難しくやりがいのあるものにする際にも適用することができる。 #abk1_7
2011-08-27 01:16:16毎日の道具のデザイン。西洋の文化では市場を重視する資本主義の影響をうけて、消費者にとって魅力的と思われるような外観に強調点がおかれている。私たちのまわりにあるのは、ユーザが使うためのものではなく。ユーザが欲しているものなのである。 #abk1_7
2011-08-27 01:19:01毎日の作業が困難なのは作業を行うために恣意的な関係や恣意的な対応付けを学ばなければならないからであり実行する際に正確さが必要となることがあるからである。エラーは避けることができないものである。しかし適切なデザインがあれば両方の問題解決ができる。 #abk1_7
2011-08-27 01:23:40デザイナーならば使いやすさを目指す戦いに加わること、ユーザならば使いやすい製品を求める声に加わること。役立つことがあったら嬉しく思い、組み入れた人を好意的に考えてあげよう。よいデザインをもたらしてくれた人には心の中で賞と花を。そうではなかった人には批判と雑草を。 #abk1_7
2011-08-27 01:26:47