リネハンとBPDの当事者性あるいはその技法について
@psypub 分離して考えること、症状は症状として自分を脅かさない侵さない、と考えられることが安定に繋がるのかな、と。マインドフルネスCBTの技法にそういうワークありますね。
2011-08-12 17:29:58でも記述の時、「何を記述するか」の段階で私のレンズを通ってしまっているから、違う人がみたらきっと違う事実があるかもしれない。そういうのって怖い。けど、完全に私が私の認知を超えて記述する事は不可能だ。訓練訓練…orz
2011-08-12 17:30:44一般的に,行動変容には躊躇が伴いやすいと思われ。回避行動が維持されてる場合なんかは,それを変容すると,生活機能を犠牲にしてまで回避してきた結果に直面するハメになる,と感じられるでしょうから。しかし一方で,変わりたいとも思っている。その葛藤はこちらも汲みやすいものだとは感じます。
2011-08-12 17:33:20@guriko_ そうですね。俺じゃない!連想過程が勝手に!なんて言いたくなるほど,そっちに考えが向きがちです。僕の場合,機能分析的な面接方法はこれをコントロールするのに役立ってきました。検査も,得点化すると多義性が増すので,まずは検査行動の記述から,と思っています。
2011-08-12 17:35:51そこでワクテルの「その人はこう生きざるを得なかったんだな,という感覚を掴めるように聴け」が,僕の中では方法論として活きてくる。
2011-08-12 17:37:31TFPって精神分析的心理療法と何が違うのかよく分からんけど,「転移焦点」という言葉をそのまま取れば,やっぱBPDに特化した心理療法ということになるんだろうか?
2011-08-12 17:36:58実際,そういう効果研究が多いように思います。 RT @psypub: TFPって精神分析的心理療法と何が違うのかよく分からんけど,「転移焦点」という言葉をそのまま取れば,やっぱBPDに特化した心理療法ということになるんだろうか?
2011-08-12 17:38:23ずっとそうやって生きてきた人は,そう生きるのが当たり前というか,まぁそのように生きているわけなので,ときにはそれを病理と見なされて取り除かれる,みたいな侵襲性を感じるかもしんない。一方で,今のままでは駄目だ,とも感じているとしたら,なんかもう凄まじいね。
2011-08-12 18:00:58@decostatw BPDの方とかは、治療イメージは、全く分からないし変わるのが怖い、と言いますよね。大抵、インテーク段階でそうおっしゃる方が多いように思います。もっともですよね。
2011-08-12 18:04:37@fumiffy007 こう言いながらBPD事例の担当数は数えるほどなのですが(腕が足りません),BPDに限らず強い抵抗感を最初に仰る方はおられますよね。ホント,もっともだと思います。早急に意志決定するより,最初の数回それについて話しあうのが良いように感じて,そうしてきました。
2011-08-12 18:07:09一方で,治療に対して抱いている希望が大変大きいことも少なくないように思うな。それはどんな方にもあり得ることだけど,その希望と背比べして上回ることを選択するのは,けっこうしんどい。
2011-08-12 18:11:22@decostatw おっしゃる通り、話し合いは必須ですよね。私の場合は、ノーマライゼーションと、変わるためにやるというよりまずは自己理解のツールとして説明し、合意して貰えたら開始します。概念化の段階で、改めて介入したいか聞くと、大抵は介入を希望されることが多いようにみえます。
2011-08-12 18:16:48@fumiffy007 なるほど,自己理解っていう枠組みは良さそうですね。侵襲的でない感じがします。介入を開始するかどうかを話しあう,ではまだ侵襲的だった印象です。概念化まで進むまでの過程で何が行われているか,めっちゃ気になりますよ,それ!
2011-08-12 18:21:58大学院時代からお世話になってる先生に教えてもらったセラピスト側の制御に特化した理論で,Listening Perspectivesってのがある。Lawrence Hedgesっていうアメリカ人が考えたやつ。翻訳しようという話になってスタートしたけど,ミーの怠惰によってストップ…。
2011-08-12 18:42:23BPDで治療しやすいのは抑うつ的またはマゾヒスティックなタイプ / Management of borderline personality disorder: a review of psychotherapeutic approa… http://htn.to/6Qzocx
2011-08-13 23:06:11一つ前にツイートした文献の著者であるStoneはDSM-III(1980年)の時代からAkiskalと共に「BPDとされている患者の相当の割合が気分障害ではないか」と論じた 最近の著作が邦訳されている / パーソナリティ障害 治る人、… http://t.co/CQjWIOZ
2011-08-13 23:49:43PTSDを併存したBPDについて (1)10歳以前に性虐待("incest")を受けていることが多い (2)女児が男児よりもそのような被害を受けることが多いことがBPDの有病率の性差を部分的に説明する とStoneは論じている http://t.co/btc5tqe
2011-08-14 00:03:27DBTの治療効果研究の対照群はDBT群より治療時間が短いのでDBTの技法自体が有効なのかどうかはよくわからない(単に時間をかけた治療が有効なのかもしれない)と意地悪を言うStone http://t.co/btc5tqe
2011-08-14 00:20:48Stoneが紹介している支持的精神療法の専門家Appelbaumの論文 2008年には http://t.co/fD4ITMk でBPDの支持的精神療法について書いているようだ / Supportive Psychother… http://t.co/I7Eoa3t
2011-08-14 00:41:55BPDや自己愛性パーソナリティ障害のパートナーとうまく別れる方法について論じた洋書 作者のBill Eddyは家庭裁判所や"High Conflict Institute"で働いてきたソーシャルワーカー Randi Kregerは h… http://t.co/auGQ2l3
2011-08-14 17:06:51