「長弓使い」の世界史~なぜ日本や英国では主流に?「短弓」との優劣は?
日本の弓騎馬は 長弓と長剣を装備した重装騎兵 ってのがまとまって特異ポイント高めなのであって、重装弓騎兵ってだけだと世界的にそこそこ居るし似たり寄ったり 長弓と長剣を共に装備するが故の工夫なんかも多く、これによって日本騎兵が独自のジャンルを確立できたんだろうなと思われる
2021-08-06 02:48:20たまに騎兵詳しいニキが重装で弓騎兵ってだけなら幾らでも居るって言ってるのは正しい 長弓長剣重装騎兵と呼んでこそ変態ポイントが稼げるというものであろう!
2021-08-06 02:50:38@rUyaCVtIiRxgC9M 日本には弓を小型化するという発想がなかったのでしょうかね…生半可な鎧を貫通する攻撃力のある弓騎兵というのは相当な脅威ですが
2021-08-06 07:02:39弓は小型化しても威力を維持する必要があるけれど、弓はバネなので材質と構造をそのままで小型化すると威力まで落ちてしまう。威力を維持したまま小型化することもできるけれど、そうすると構造に無理が出て耐久性が落ちてコスパが悪化する。(矢は短くて済むのでそっちのコスパは良くなる twitter.com/rUyaCVtIiRxgC9…
2021-08-06 09:32:29>日本には弓を小型化するという発想がなかったのでしょうかね… 半弓と呼ばれるやや短めの弓(だいたい1.6mほどだとか )はあったらしいですが、よく知らないので詳しい人の解説が欲しいところです。 twitter.com/garbageman5/st… pic.twitter.com/1Eith11P4r
2021-08-06 07:07:48大陸の短弓は動物性素材(骨・角・腱・膠)が多く用いられていて小型高威力だけれど耐候性が低く、素材の入手性も低い日本では普及しにくい。 和弓の素材は植物性素材(木・竹・漆)を僅かな動物性素材である膠で固める構造なのでとにかく素材の入手生が高く、逆に大陸で作ることはできない。
2021-08-06 09:32:29ヤマト王権時代に弩が導入されたにも関わらず廃れたのは、乾燥した大陸の風土と違いすぎる高温多湿環境で管理しきれなかったのが原因(たぶん
2021-08-06 09:32:30短弓も弩も作れないわけではないけど、制式採用みたいな規模で普及することはなかった。その土地に合った一番コスパがいい兵器が普及してそればかりになるのは現代でも一緒。
2021-08-06 09:32:30ちなみに大陸のさらに向こう側にいるイングランドロングボウ兵はイチイやニレといった「立木として生えてる時点で複合素材構造」という変態な木材を使ってるのでぜんぜん違う。あれはわけわからん。
2021-08-06 09:32:30そういえば、日本にはなぜ大陸のような短い弓が普及しなかったのかと言う仮説とか研究がありましたね。読んだ記憶がありますが、どこで見たか忘れました。 twitter.com/garbageman5/st…
2021-08-06 09:35:41長弓・短弓の区別にどの程度意味があるかですよね。 むしろ騎射・歩射、強い弓とそうでない弓、あたりが重要かもしれませんね。 まあ、歩射にしか使えない弓と万能に使える弓、と大括り出来るような気がします。前者の代表例がイングランドのロングボウかな。
2021-08-06 09:57:01イングランドロングボウは「あいつらがいるぞ!」って注意喚起できるけど、弓の見た目が同じで剛弓使いとなると射られるまでわからないし、わかったときには死んでそう。
2021-08-06 10:02:54長弓兵って言うけど、本質的には「長矢兵」のほうが正しい。長く重い矢を用いる事が重要なのであって、弓の大きさはその影。その点で言えば、本邦の武者はすべて長矢兵だった。
2021-08-06 10:05:33馬上で2m以上の長弓を扱っているのに攻撃範囲が300度とかいう話なんだけど、右側面ってどうやって射るんだ……? twitter.com/zpdldlfrkwl/st… pic.twitter.com/YQFlBFbdZE
2021-08-06 12:49:22弓騎兵、大体遊牧民文化圏かつ合成弓使用文化圏なので長弓騎兵は確かに珍しいですな(実用性はさておき) twitter.com/rUyaCVtIiRxgC9…
2021-08-05 09:20:30@sudo_simoigusa ていうか武士って基本相手武士しか見てないし、武士の長弓だって相手武士を射倒すためのもの。組織化された兵科としてのイングランドロングボウとは全く違うもんでしょうと。特に鎌倉期とかは。 戦国期の集団運用してる弓を問うならともかく、なんかズレてる感じがしますね。
2021-08-06 14:13:45鎌倉武士は重装「長弓」騎兵なので変態だということかwなるほど。 twitter.com/rUyaCVtIiRxgC9…
2021-08-06 16:06:24>鎌倉武士は「重装弓騎兵」という世界に類を見ない変態装備。 ちょっと誤解があるというか、重装弓騎兵自体はビザンツとかモンゴルとかトルコとかに普通にいました。 彼らは当然、白兵戦もバリバリやります。 2m級の長弓でクソゴツい矢を騎射する何か変なのは、あまりいませんが。 twitter.com/michihikofujie…
2021-08-04 17:21:06まあ、英長弓だって素材の問題で長いだけなんだけどね。つまりへっぽこ素材で威力を稼ごうと思ったらでかくしないといけないってのが、英長弓や日本の和弓であって、曲射するかどうかを差とするかどうかは哲学的な問題
2021-08-06 17:44:46英長弓兵集団なら和弓を与えられても同じように曲射戦出来るだろうから、鍛え抜かれた英長弓兵凄いっすねって話でしかないよな
2021-08-06 17:49:12@rUyaCVtIiRxgC9M 長弓を使う民族自体がちょっと珍しいですよね 大体短弓か弩のイメージです 有名なところでパッと思い浮かぶのはそれこそ日本の武士とイギリスぐらい
2021-08-06 17:53:37室町期にも、アジャンクールの戦いみたいに徒歩武者と弓兵の弾幕で敵の突撃を粉砕する戦いはあるので、まあ多少時代は前後しても似たような時期に似たようなことをやっていたのかなと思います。 twitter.com/Jijin20205183/…
2021-08-06 17:54:28@sudo_simoigusa 集団戦なのか一騎討ちや少人数での戦いが主となる紛争で曲射の必要性も変わってくるんじゃないかな。 百年戦争の後半ぐらいから重歩兵の密集隊形が主力になってくるんで精度が低くても数が揃えば遠くから面制圧できる曲射に利がある。
2021-08-06 17:50:35