読書メモ「科学者たちが語る食欲」

蟲喰ロトワ (むしくろとわ)昆虫食TAKEOのCSO（チーフ・サステナビリティ・オフィサー） @Mushi_Kurotowa

100万ドルの助成金　ひえー。

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「長寿経路(機会が来るまでじっと待て)戦略と成長繁殖(チャンスを掴め、あとは知らん)戦略があり、相互に阻害する」 これもわかる。

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「長寿地域の沖縄はタンパク質比率がわずか9%、炭水化物が85%、脂肪が6%」ラオスにも近いじゃん、、、え、どうすんの。

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心疾患の発症率が低いボリビアのチマネ族。これもラオスの食事状況に近いなぁ。

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炭水化物/タンパク質質比が寿命と繁殖戦略を左右し、低炭水化物が寿命の延長をもたらすが、総カロリーの上昇を伴いがちで、食物繊維でリスクヘッジできる、と。脂肪はその逆。

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第9章「食環境」おぉ実験室から飛び出した。 「観察実験はとにかく時間を食う」わかる。

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隠れたり逃げたりしないバッタ en.m.wikipedia.org/wiki/Romalea を使った。なるほど有毒昆虫だと捕食者の影響を無視しやすい。

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「晴れの日は日陰で休んだが、曇りの日は一日中摂食を続けた。選り好みは毒物質の過剰摂取を避けるためでは、と多くの昆虫学者が考えていたが、筆者らは栄養バランスではと疑った」 どっちも否定できないけど、、、どっちもありそうで、高タンパクほど毒が強そうなので厄介だ。続いてサルへ。

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クモザル、オランウータンはそれぞれのタンパク質ターゲットを達成する食餌をし、ゴリラは脂質と炭水化物にターゲットを優先させた。 ここらへんちょっと引っかかるけど保留で読み進める。

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ブータンへ。「人間の食環境」を知る調査。 「火と道具を組み合わせることで、ヒトは他の生物ではなし得なかった方法で、食システムを一変させることができた」 比率は文化地域でまちまちだが、特徴はホールフードによる微量栄養素と食物繊維の摂取。

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「だからといってこの時代を美化するなよ」というメッセージも入ってる。ちゃんとしてる。死亡率が高く、暴力が普通だった時代。

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１万２千年前、栽培穀物の登場。身長が縮み虫歯が増えた。

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そして再びブータン。ヤクを家畜化した地域。 スナック菓子が山奥に入り込んでいる。激しい運動量の山の生活は、保存がきい水分や食物繊維を含まないので軽くて運びやすい。 次は太平洋の小島。「自給自足をする人が加工食品の虜になる」 うーむ。これはよんでよかった。

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「商店には加工食品ばかり。生鮮食品はほとんどない」これもわかる。国際的なロジの恩恵を受けるのは軽くて保存できる加工食品だけで、自給自足の地域に生鮮食品がやってくるのはかなり遅い。

蟲喰ロトワ (むしくろとわ)昆虫食TAKEOのCSO（チーフ・サステナビリティ・オフィサー） @Mushi_Kurotowa

「タンパク質と食物繊維を含む昆虫を食え、あるいは炭水化物との比率を変化させるツールとして使え」という話を補強してくれてるんだけど、この本にヒトが食う昆虫食の話は出てきてない。

蟲喰ロトワ (むしくろとわ)昆虫食TAKEOのCSO（チーフ・サステナビリティ・オフィサー） @Mushi_Kurotowa

加工食品のグループ分け「NOVAシステム」 1 長期保存、簡易調理のため 2下拵え、風味づけ 3缶詰瓶詰 4超加工食品 4が恣意的すぎないか、と思うけどどうなんだろう。読み進める。 4が現代の栄養的災難を引き起こした。

蟲喰ロトワ (むしくろとわ)昆虫食TAKEOのCSO（チーフ・サステナビリティ・オフィサー） @Mushi_Kurotowa

ちょっと恣意的なゾーン。超加工食品とその添加物の有害性みたいなのを強調するけど、他の生鮮食品、加工食品の有害性と比較すると、、煽ったわりには穏当な結論。「この添加物を使うべきでないと主張するならば、それが天然で含まれるバナナを食べないほうがいいのか？」

蟲喰ロトワ (むしくろとわ)昆虫食TAKEOのCSO（チーフ・サステナビリティ・オフィサー） @Mushi_Kurotowa

「バッタもマウスの実験も、あれは超加工食品だった」みたいなことを言ってるけど。これもよくわからん。栄養成分の操作で食行動を変化させられる、というところから、人間は超加工食品によって行動を操作されている、までが飛びすぎてないか。読み進める。

蟲喰ロトワ (むしくろとわ)昆虫食TAKEOのCSO（チーフ・サステナビリティ・オフィサー） @Mushi_Kurotowa

「繊維の比率が低くなると、おいしくなる」

蟲喰ロトワ (むしくろとわ)昆虫食TAKEOのCSO（チーフ・サステナビリティ・オフィサー） @Mushi_Kurotowa

回収された。 twitter.com/mushi_kurotowa…

3月一時帰国中で予定がいっぱいの蟲喰ロトワ (むしくろとわ)byおいしい昆虫生活®︎ @Mushi_Kurotowa

食物繊維、バッタとヒトを並列で機能をいうのはちょっと無理くないか。バッタの摂取量が異常すぎるし、消化管が短くて、消化時間も短いので腸内細菌の活躍の場もあんまりない気が。この雑さはこのまま続くのか、それとも回収されるのか。

2021-08-12 21:47:15

蟲喰ロトワ (むしくろとわ)昆虫食TAKEOのCSO（チーフ・サステナビリティ・オフィサー） @Mushi_Kurotowa

研究のストーリーからも後者の誘惑が強いというか、 前者に着地する選択肢はもうないように見える。 twitter.com/mushi_kurotowa…

3月一時帰国中で予定がいっぱいの蟲喰ロトワ (むしくろとわ)byおいしい昆虫生活®︎ @Mushi_Kurotowa

「栄養摂取に関してバッタは外れものなのか、それとも生物の一般法則なのか」 どっちでも優れた成果だと思うけど、後者の誘惑に誘われがちなのはわかる。

2021-08-12 21:54:01

蟲喰ロトワ (むしくろとわ)昆虫食TAKEOのCSO（チーフ・サステナビリティ・オフィサー） @Mushi_Kurotowa

12章金銭欲 ちょっとまた陰謀論めいたゾーン。 ネスレが槍玉に挙げられている。ネスレの広告費は72億ドル。アメリカの全政府機関が栄養研究に支出した総額は15億ドル、小さいぞと。これはわかる。社会を良くするには研究が足りない。

蟲喰ロトワ (むしくろとわ)昆虫食TAKEOのCSO（チーフ・サステナビリティ・オフィサー） @Mushi_Kurotowa

「子供向けマーケティング」と「健康ハロー効果」が巧妙で効果的。覚えておこう。 「誘惑に対する衝動的な脳の部位が完全には発育しないから」 「緑のラベルは健康ハロー効果で健康的に見える」 なるほど。

蟲喰ロトワ (むしくろとわ)昆虫食TAKEOのCSO（チーフ・サステナビリティ・オフィサー） @Mushi_Kurotowa

13章肥満 「タンパク質代謝回転　肥満するほどタンパク質の必要量が増え、低タンパク食による摂取カロリーの上昇が高止まりにならない」 おぉ。