反緊縮(≒MMT)が国民の支持≒理解を得られない(≒まだまだ広まっていない)最大の理由

まとめました
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ピゾナ @pizonat

反緊縮(≒MMT)が国民の支持≒理解を得られない最大の理由は、なぜに政府がPB黒字化を目指さずとも良い≒ほぼ無制限の財政支出が可能であることを感覚的に理解できない≒感覚的に理解できる説明に成功している人がいないからだと思う。私の知る限り誰もいない。

2021-11-13 22:27:34
ピゾナ @pizonat

政府が財政支支出を続け、財政赤字を増やし続けても財政破綻していないのは少なくとも本邦においてはファクトである。現象面からはたしかに、それは事実であると思われる。が、感覚的にはどうしても理解できないというのはあると思う。

2021-11-13 22:29:55
ピゾナ @pizonat

たとえば麻生太郎がかつて、「国債を買い保有しているのは日本人だから、家庭内で貸し借りしているようなもんだから問題ない」というようなことを言っていたと記憶するが、これなどは感覚的に理解させる説明の失敗の典型と思う。

2021-11-13 22:32:25
ピゾナ @pizonat

あるいは、家庭の家計のやり繰りと国家財政は異なるという説明もあるが、これも単に現象面の異なりを述べたにすぎず、感覚的に理解できる説明ではない。

2021-11-13 22:37:15
ピゾナ @pizonat

一般人が聞いて、そうなのか・そういうことなのかと感覚的に腑に落ちる形での説明が必要であるし求められているのであるが、誰も説明できていない。れいわを始めとする左派系野党の支持がいまひとつ伸びない理由もここにあると思う。ぜひともどなたか説明することに成功してほしい。

2021-11-13 22:44:04
ピゾナ @pizonat

これを見るとわかるが、政府が支出をすれば、それにつられて企業も支出をしているのがわかる。政府が支出をすれば景気が良くなるので企業が支出をし、さらに景気が良くなるという好循環が見てとれる。逆に言うと、政府支出を含む総需要拡大政策を採らずに景気が良くなった例はあるのだろうか。多分無い pic.twitter.com/kIuTfTM2oV

2021-12-17 19:58:00
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ピゾナ @pizonat

つまり、いまだに、借金は返さなきゃいけないから緊縮財政はやむなしと認識している多くの人に緊縮財政が悪だと感覚的に理解させるには、財政出動すれば景気が良くなったという歴史的事実の逆=財政出動なしに景気が良くなった歴史的事実は無いとピケティ的に明示してみせることではないだろうか。

2021-12-17 20:01:44
ピゾナ @pizonat

なにごとにも例外はあるので、政府支出が無くても景気が良くなったことも人類の長い歴史の中にはあると思うが、その場合は何らかの極めて特殊な事情があったはずであり、その特殊事情を併せて記述すれば、多くの人が政府支出を含む総需要拡大政策は間違いではないと感覚的に理解できるのではないか。

2021-12-17 20:05:27
山田喜三郎@半角斎 @kisaburo_y

経済は電気回路に例えると分かりやすい。 財政出動は回路に電圧をかけることに相当する。 電圧を上げれば電流は必ず増える。同様に財政出動にも必ず効果はある。 問題は電流と電圧の比。 今の日本経済は無駄に複雑で長く、抵抗の大きい回路。 先にそれを何とかしないとコスパ悪すぎるの。 #何かを受信

2021-12-17 20:18:50
ピゾナ @pizonat

パフォーマンスの悪い電気回路という話も分かるんだけど、それ以前の段階にあるってことなんじゃないかな。国の借金返すために緊縮財政やむなしというプロパガンダによって歪められた世論の状態により、パフォーマンスの悪い電気回路に電圧をかけるという最低限の経済政策すらできなくなっているわけで

2021-12-17 21:29:42
ピゾナ @pizonat

最低限の経済政策すら打てなくなっているというのは非常に危機的な状態なわけだけど、その認識すら共有できなくなっているというか。

2021-12-17 21:32:33