「民主党ぷんすか」は日本版お茶会党運動のコア・イシューとなり得るか―政治哲学厨としての考察―

非常に恐縮ですが、政治哲学厨の私が、政治哲学クラスタとして、お茶会党運動に対する「ネット保守派」の疑問を代弁する形で疑問を提示してみました。
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日本版お茶会党運動・小異を措いて大同へ @JapanTeaParty

みなさん、こんばんは。 今日はネタ晴らしではなく、一般的な「ネット保守派」の文脈にある人たちが漠然と、お茶会党運動に対して懐いているであろう、大きな疑問を、私も考えてみました。 連投回数はいつもどおり10回です。 忙しい人はスルーしてください。

2011-09-02 17:49:32
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#お茶会党運動の疑問と回答 (1)昨日今日と、米国版のお茶会党運動(ティーパーティー・ムーブメント)に関するいろいろな情報を分析して、気が付いたことがあります。

2011-09-02 17:49:57
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#お茶会党運動の疑問と回答 (2)それは、米国版の「運動」は「連邦政府の支出削減」という「実利」でもって、ノンポリティクスな人たちに訴求し、急速に支持を拡大していったことは確かなのですが、

2011-09-02 17:50:24
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#お茶会党運動の疑問と回答 (3)その「支出削減」という「生活実利」は、「小さな政府」という「理念」に裏づけされているということです。

2011-09-02 17:50:38
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#お茶会党運動の疑問と回答 (4)何がいいたいかと言うと、「運動」に引き込むために最初は「実利」で訴求したとしても、最終的には「理念」に対する共感形成がきちんと図られていることが、組織のコア・イシューとして、機能しているのではないかということです。

2011-09-02 17:50:58
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#お茶会党運動の疑問と回答 (5)日本に於いても、青木文鷹氏の提唱している戦略のまま、「民主党ぷんすか」という、「民主党に対するアンチテーゼ」で、ノンポリティクス層に訴求したとしても、

2011-09-02 17:51:16
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#お茶会党運動の疑問と回答 (6)「運動」としての組織体を形成するには、「理念」によるコア・イシューが結局は必要になるのではないでしょうか。

2011-09-02 17:51:35
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#お茶会党運動の疑問と回答 (7)例えば、いわば「グローバル・リバタリアニズム」というような、TPPの理念的側面に対する、アンチテーゼとして、日本版「コミュニタリアニズム」的な「理念」がどうしても必要になるのではないかと。

2011-09-02 17:51:57
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#お茶会党運動の疑問と回答 (8)リバタリアニズムというのは市場原理主義、自由原理主義とでもいうべきものですが、それに対する反感・反発から、保守・愛国の文脈に乗ってくる「ノンポリティクスな人たち」はかなり多いような気がします。

2011-09-02 17:52:23
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#お茶会党運動の疑問と回答 (9)今は、日本版お茶会党運動の参加者は経済クラスタ、軍事クラスタが多くて、政治哲学クラスタは少なく、こういう分析はなかなかないのではないでしょうか。

2011-09-02 17:52:44