学ぶべきスキルセットの意識化

タイトル通り
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TKS @HomareZuki

最近、進化と発生を研究してる人達が数理的理解に興味を持ち出してるようや。。何人かに捕まっていろいろと疑問や勉強の仕方を尋ねられた。

2011-09-11 21:57:00
TKS @HomareZuki

進化研究の多くは、非モデル動物を対象とするので、定量的な解析やモデル化には多くの困難が伴う。しかし、魅力的であることは疑いもない。

2011-09-11 21:59:36
TKS @HomareZuki

今後生物研究で必要になるのは、分子、数理、計測、フィールドワーク、この4つの技術を持った人材の育成だろう。

2011-09-11 22:04:38
TKS @HomareZuki

複数の技術や分野をまたぐことの重要性。一人で全てをやり切る必要性はない、という主張をしばしば見受ける。しかし、それでは分野と分野の境界に隠された問題には気づくことはできない。

2011-09-11 22:09:44
Kinya OTA @Kinya_G_Ota

@HomareZuki 逆の順序でやれてしまう人はいないかね?分野と分野の境界に隠された問題に先に何気に感じて、複数の技術と分野の必要な部分を最短で自力もしくは他人から吸収して形にする人。まあ、そんな、すごい人は最初から一人で全部できるんだろうが。

2011-09-11 22:20:30
TKS @HomareZuki

@Kinya_G_Ota 順序は明確に切り分けられないでしょうね。先に疑問がわき調べることもあれは、調べていて気づくこともあるだろうし。。ただ、先のツイートで伝えたかったことは、いずれにしても知識と技術は必要ということ。

2011-09-11 22:35:20
Yasuhide OHINATA ᓚᘏᗢ ᘛ⁐̤ᕐᐷ @y_ohinata

@HomareZuki @Kinya_G_Ota どの様な理想像を思い描いているのかは分かりますが、そのやり方での成功例ってありますか?十種競技の選手が最強だ、という主張と何処か違いますか?

2011-09-12 00:03:21
Kinya OTA @Kinya_G_Ota

@y_ohinata @HomareZuki がはっ。それ、混乱に突っ込んでゆく面白い例です。そうなると、柔術最強説とか、いや、力士は強い、とか。でも、まあ、猛烈に数学に強かった物理崩れの人が遺伝学勉強して分子進化の理論を強化してくれたりとか。いろいろ例はあるかと。

2011-09-12 00:08:30
Kinya OTA @Kinya_G_Ota

@y_ohinata @HomareZuki で、陸上とかだと、競技のルールがトップダウンに決まってるから十種競技の例がナンセンスな話になるわけで。で、格闘技だと「最強」ってなんだかよくわからないから楽しい混乱した議論が起きるわけですよ。

2011-09-12 00:11:45
Kinya OTA @Kinya_G_Ota

で、@y_ohinataが思ったような疑問もわかります。私はちょっと別の視点で「分野→知識→問題でないといかんのかいな?」と @HomareZuki氏に問うた次第です。で、知識と技術は大事との答。@y_ohinataさんもご自身の研究で意識せず同様のことをしているのでは?

2011-09-12 00:18:03
Yasuhide OHINATA ᓚᘏᗢ ᘛ⁐̤ᕐᐷ @y_ohinata

@Kinya_G_Ota @HomareZuki つまり、柔道が最強だ、相撲だ、いやいやサンボだ、みたいな議論は不毛と言えますよね?ぢゃ「総合」が最強か?そうとも言えないですよね?要するにどの競技(分野)であれ、戦い方があり、勝ち方もあるのではないかと。

2011-09-12 00:20:26
TKS @HomareZuki

@y_ohinata @Kinya_G_Ota いや、最強を決めることが目的ではないですよね?何が知りたいか、明らかにしたいか、ですよね?そうしたときに、例えばDarwin FInchの研究。フィールド調査は多々なされているものの、発生学的研究はなかなかなされなかったわけです。

2011-09-12 00:23:20
TKS @HomareZuki

@y_ohinata @Kinya_G_Ota で、最近、Abzhanovがhttp://t.co/dKPORG8 とか http://t.co/YBQk8tv とか始めてますね。先の例で言うと、分子+フィールドでしょうか。

2011-09-12 00:25:02
Kinya OTA @Kinya_G_Ota

@HomareZuki @y_ohinata そうそう。ある分野の中で序列をはっきりさせることが最も重要なのであれば最強を議論すればいいのかと思うのですが。そもそも、「そのルールでやってて面白いのか?」と「そのルールの中で最強」を混ぜてしまうと議論がチュドーンとなるわけですよ。

2011-09-12 00:27:09
TKS @HomareZuki

@y_ohinata @Kinya_G_Ota 適応放散の例として、Finch以外にもCichlid が有名ですが、最近形態の定量解析と遺伝学、分子生物学を組み合わせた研究が始まってますね。これもフィールド、生態学の知見は膨大な蓄積がある。http://t.co/leM9AhA

2011-09-12 00:27:33
TKS @HomareZuki

@y_ohinata @Kinya_G_Ota (承前) あ、切れてしまった。こんな研究例も http://t.co/nlqgAeZ

2011-09-12 00:28:29
Yasuhide OHINATA ᓚᘏᗢ ᘛ⁐̤ᕐᐷ @y_ohinata

@Kinya_G_Ota @HomareZuki 私は自分の仕事の最終形が見えた時点でやれる事は全てやりますが、自分自身でやれない事は詳しい人に相談します、外注します、共同研究します、、全てを自分自身の手でやろうとは思いません。スペシャリストには勝てませんから。

2011-09-12 00:29:14
Kinya OTA @Kinya_G_Ota

@y_ohinata @HomareZuki ああ、ちなみに、柔道でもサンボでも、総合でも強い人は強いように。発生やって、解剖やって、古生物もやれて、理論も混ぜ込んでくる恐ろしい人はいるのはいるので。

2011-09-12 00:30:00
TKS @HomareZuki

@y_ohinata @Kinya_G_Ota 繰り返しますが、何が最強か、は僕は興味がないし、今議論していませんね。Darwin finchは、集団の進化、生態の調査はこれまでもあった。最近は、分子研究と形態計測に手を伸ばすことが可能になりつつあるわけです。

2011-09-12 00:30:51
Yasuhide OHINATA ᓚᘏᗢ ᘛ⁐̤ᕐᐷ @y_ohinata

@Kinya_G_Ota @HomareZuki いると思いますが、それも含めて一つのスタイルではないですか?あ、私はそのスタイルを否定しているのではないですよ!

2011-09-12 00:32:48
TKS @HomareZuki

@y_ohinata @Kinya_G_Ota ご存じ、K氏による亀の研究 http://t.co/LwTCrmr 。これも分子発生、形態、古生物の知識の全てを知っているからこそできた成果です。Fig4の亀の祖先形は、原著論文の著者は中間形質になっていることに気がつかなかった。

2011-09-12 00:33:47
Yasuhide OHINATA ᓚᘏᗢ ᘛ⁐̤ᕐᐷ @y_ohinata

@HomareZuki @Kinya_G_Ota ええ。だから個人的にどの様なスタイルを理想とするか?という話の域を出ないですよね?

2011-09-12 00:34:10
Kinya OTA @Kinya_G_Ota

@y_ohinata @HomareZuki そういうことを意識したのです。「逆はどうなのか」と「分野や知識」でなくて「問題」から行って、知識や技術は他からと(手段や程度はどうであれ)。で、私もそうやってるわけで。

2011-09-12 00:36:19
TKS @HomareZuki

@y_ohinata @Kinya_G_Ota いや、何を理想のスタイルとするか、ではないと思います。何を知りたいか?じゃないでしょうか。

2011-09-12 00:37:06