世界のGOODデザイン鑑賞企画「看板編」

POO松本 @POO_MATSUMOTO

オーストリアの高速道路では、トンネルにインパクト大すぎる広告デザインが登場。「この先の休憩所で食べ放題実地中」と謳った看板、トンネルを口に、走り込む車を食べ物に見立てた、なんともアイデア大噴火すぎる逸品。ちょっと怖い感じもするけど（苦笑）視覚効果は覿面では。 pic.twitter.com/Do52ueSodJ

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

ブラジルでは食べ放題ならぬ、飲み放題？な道路広告がお目見え。ハイネケンじゃねーか！アルコールを提供していいと思ってんのか！とお怒りになる前によ～く見ていただくと、新発売のノンアルコール・ハイネケンだと気付くはず。これなら「飲みながら走りません？」と書いてても当然OKだなぁｗ pic.twitter.com/Ie1V9PC2A5

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

ドライブで辿り着いた美術館、公園などで何やら奇妙な看板が。こちらはマレーシア、プリンター会社の看板ですが、よく見ると「穴」の部分だけが看板になっていて、そのため遠目ではまるで街中が破られたような、摩訶不思議な錯覚を起こしてしまう、というデザイン。これはホントに良く考えたなぁ！ pic.twitter.com/O79kJx630P

拡大

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

日本でも街中によく銅像が設置されてたりしますが、マケドニアの場合、その銅像にプーマ・新シューズのプロモーションデザインが登場。ん？ドコに看板が？とお思いの方、銅像の足元をよ～くご覧になっていただければ。わかるかな？ pic.twitter.com/EKwQa073X9

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

マケドニアの銅像看板、他にも同様のデザインを発掘したのでこちらにペタリ。足の裏側、かかと部分にリボンをつけて「ぜひ貴方も新シューズをプレゼントしよう！」と謳っている訳ですな。何も大きく見せるばかりが看板、街中で展開するデザインではない、という好例ではないか、と。 pic.twitter.com/MSla0elFi7

拡大

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

この御時世、SNSでバズるのは重要で。カナダでは新発売するビールを、こんな感じで街路樹の幹に巻き看板でデザイン。ビールジョッキの持ち手部分を握れる、となれば右下のように、当然握って（持って）みて写真撮るよねっていう。こういったユーザー体験型の看板はますます主流になっていくのでは？ pic.twitter.com/LKwWxHEu36

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

コカ・コーラ社がブラジルで夏季限定・ビーチ限定で展開した、ユーザー体験型看板？は、なんと無料シャワーを「ジュースサーバー」にまるごとパッケージングしたデザイン。水量もケチケチせず、豪快に洗い流せるだけ放出したのも、炭酸飲料のノド越しを体感してもらうためだとか。これは面白い！ pic.twitter.com/h56qRvQCXF

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

オーストラリアのユーザー体験型看板はこちら。牛肉販売促進のため、タッチパネル式で「占い」が楽しめるというシロモノ。40種類以上の豊富なお告げ（基本、ジョークネタばっかりだそうｗ）のおかげか、一週間で4万以上のアクセスがあったとのこと。日本にもこんなのあったら間違いなくタッチするぜ！ pic.twitter.com/NxfuqdWaQc

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

カナダのユーザー体験型看板がこちら。ケベックマジックショーの開催を告知するチラシを配るものですが、ショーウィンドウの中に居るマネキンが、なんとガラス抜けをして手渡ししてくる、というデザイン。よく見るとガラスを挟んでくっつけているだけですが（笑）マジックショーにはピッタリかも。 pic.twitter.com/WpntSlqCuA

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

3M社がカナダで展開したユーザー体験型看板は、新発売の強化ガラスで「300万ドル」…日本円で3億円以上の現金をパッケージングし、どんな手段を使ってもいいのでガラスを破れたら全額差し上げます、と謳ったもの。当然、大集団が殺到して挑戦したそうですが現金は無事とのこと。発想も技術も凄すぎィ！ pic.twitter.com/naff5TQN4T

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

これもある種のユーザー体験型看板といえるのがこちら、スイスで展開されたホームレス支援雑誌販売キャンペーン。日本ではビッグイシューなどで知られていますが、ホームレスに雑誌を委託し、街中で自由に売ってもらって売上を自立支援にする活動。でもどこに居るのかわかない…そのための看板で。 pic.twitter.com/IC8Pd5KBO2

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

看板自体には、ただ雑誌名と矢印だけがデザインされていて、売り子をするホームレスはその矢印が示す場所に立つだけ。これだとココで雑誌販売しているのが一目瞭然になるという、実に素晴らしいアイデアデザイン。これは是非、日本でも取り入れてほしいと願う次第。 pic.twitter.com/JpnE0JmpxE

拡大

拡大

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

さて、今宵はここからが本番。看板の魅力をたっぷりお届けするその一発目に、カナダでコカ・コーラ社が展開したキャンペーンを。ビルの窓から幾つものストローが伸びて、みんながコーラを飲み干そうとしている…それだけ美味いんだぜ！とアピールするデザイン。 pic.twitter.com/WAD8i2thqV

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

このキャンペーンは他社とも協力して、こんな感じに化粧品の広告モデルが、隣に飾られた看板のコーラを飲もうとしていたり、はしごを掛けて（当然、通行人が昇れない場所に）誰かが飲み干した後の瓶だけをデザインしたり、などと型破りな看板を展開したとのこと。 pic.twitter.com/ndnnmotctY

拡大

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

オランダのハイネケン、看板の後ろ側から手が伸びてきてる！と驚きのホラーテイストな仕掛け。これ、実際には背面からモノを、強化ビニールで作られた看板を破らないように慎重に押し当ててのデザインだそう。この立体感にはギョッとして注目する通行人も続出したのでは？ pic.twitter.com/BVYjgV2CFe

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

洗顔剤メーカーのPONDSが、フィリピンで展開したニキビ予防キャンペーン。その看板三種がこちら。ニキビの出来た顔を見られるのが恥ずかしくて、布看板をめくって隠れたり、後ろ側に回って顔を見せなかったり、清掃員を雇用して、毛穴を洗ってみせたり、などと実にアイデア豊富な逸品デザイン群！ pic.twitter.com/mkTd9eOKUN

拡大

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

「強い歯を作る」と謳ったマレーシアの歯磨き粉。その看板はなんと、健康な歯で看板そのものを引きちぎる躍動感120点な秀逸アイデア看板！よく見ると引きちぎった看板の裏についている鉄鋼はダミーですが、初見ではギョッとするどころの騒ぎじゃなかったろうにｗｗｗ pic.twitter.com/pqhedtPql9

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

母の日と比べて、父の日がどうにも影が薄いと世の父親がお嘆きなのは世界共通みたい。英国では父の日にメッセージカードを贈ろうキャンペーンとして、こんな看板が登場。これ、看板に貼られているのは無料メッセージカードで、あらかじめ父親への感謝の言葉がブリントされているのだとか。 pic.twitter.com/eI0y4x6BeN

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

あらかじめ印刷されているメッセージカードなんか…と嘆くなかれ。メッセージカードすらもらえない父親が、英国にもたくさん居るんだぁ！（涙）という訳で、万国共通の影の薄い父の日、今年2022年は6月19日（日）になるそうなので、本企画をご覧の皆様方もメッセージカード、贈ってみては？ pic.twitter.com/F902itmyPg

拡大

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

ベルギーの地ビール・ステラアルトワが自国向けにキャンペーンした看板群がこちら三種。「オラが国のビールが世界を渡っているだ！」とキャッチコピーがついた看板は劇中劇ならぬ看板中看板。世界各国の看板を撮影し、それを自国でカンバック掲載する、というアイデアで郷土愛をくすぐる技アリな出来！ pic.twitter.com/cwmB7xP5LR

拡大

拡大

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

マレーシア、その街角に「貼り付けられた」一枚の看板。一切の文字なしのシンプルデザインでありながら、文字通り貼り付けた（ように見せる）ことで何の看板か？が一発でわかるスグレモノ。このアイデアは「広告編」（togetter.com/li/1772253）でも出ましたが、いやぁ素晴らしいアイデアですな！ pic.twitter.com/lDWNMNdDtO

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

英国が誇る？暗黒調味料、マーマイト。その新商品となるダイナマイト・チリ味の看板には「好き。嫌い。どちらにせよ気をつけて」と書かれており、その衝撃的な味で飛び散った蓋が、手前の車のフロントガラスに突き刺さる！という破壊力を演出。ご安心を、もちろん手前の車コミでの看板です（苦笑） pic.twitter.com/2S8UaG6LBx

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

「最高の映画だけが、あなたに涙を作らせる」と謳ったカナダのカルガリー国際映画祭。その看板は防水加工されており、目頭部分から24時間、水を流し続けるという驚愕のアイデア。本邦でも泣ける、を謳う看板や広告は非常に多いですが、本当に看板を泣かせるアイデアにはもう脱帽、完敗するしか。 pic.twitter.com/yBzxmI491y

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

氷河期到来の災害を描いた映画「デイ・アフター・トゥモロー」。インドでの公開を間近に控えての看板では、氷河期がやってきて都市が水没⇒凍結するなら、看板も沈めちゃえばよくね？と至ってシンプルな発想を、なんと本当に実行してしまう胆力！ある意味、快挙な？デザインに乾杯したいｗｗｗ pic.twitter.com/CIhw4TX00u

拡大

POO松本 @POO_MATSUMOTO

さてここまでに様々な世界各国の看板を見て頂きましたが、それらに勝るとも劣らじなデザイン超大国・アメリカの実力を今宵、存分に堪能していただきたく。という訳でここから怒涛のアメリカのターン！その初弾にはBBCアメリカ「歴史には二面性がある」が登場。わざと角地を選んでのこのデザイン！ pic.twitter.com/XBUupKJ0nj

拡大