- kankancank28207
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謝罪のハードルの違い
そういえば、私が小学6年の時、先生が 1x0= 1÷0= と黒板に書いて児童に解答を呼びかけたところ、私以外全員が両方とも0と答えて、そのまま先に進めようとしたことがあった。 それで、私は何故1÷0が0でないか以下のような説明をした。1/
2021-07-08 22:20:211÷1=1 1÷0.1=10 1÷0.01=100 割る数を減らすと、答えはどんどん大きくなっていくのに、一番小さな0で割ると突然答えが0になるのは、おかしい。つまり、答えは、0で割る事はできないので、解なしです。2/
2021-07-08 22:20:22我ながら分かり易い説明だったと思ったが、先生がクラスの児童に再度問いかけたところ、誰一人1÷0=0という解答を変更したものはいなかった。 自分の意見や説明が納得してもらえないことはいつものことなので、しゃあないと思ってそれ以上は特に抗弁することはなかった。3/
2021-07-08 22:20:22その後、テスト中に、先生が私のところに来て、「さっきのは誰に教わったの?」とヒソヒソ声で尋ねてきた。 実は、数字は0で割れないという話は、土曜学校に来ていてた大学生から聞いていたので、「大学生の人です」と答えると、 4/
2021-07-08 22:20:22「ここは小学校なので、難しい話はちょっと控えてね」という感じのことを言われた。その先生は非常に熱心で全体的には「いい先生」であり、特に酷い扱いをされているわけでもなかったので、私は「はい」と言ってそれ以上は黙っていた。 5/
2021-07-08 22:20:22まあ、先生が自分が間違っていたことに気づくことができる説明はできたわけだ。しかし、先生は自分が間違っている事を、他の児童の前では認められなかった。先生は絶対正しくあるべきだという緊張感を持ってクラスを統率されていたからだろう。 6/
2021-07-08 22:20:23それ以降も、尊敬はするものの、自分の間違いを認めない指導者の方々には数多く出会ったのだが、アメリカでポスドクしていた時のボスが、これまで出会った人の中でも最高に優秀な人なのに、気軽に自分の非を認めたり、自分の至らなさをオープンに語ったりする方だったので、強い影響を受けた。7/
2021-07-08 22:20:23日本で指導者の立場の人が間違いを認める状況というのは、謝罪会見のようにあまりにも高い心理的ハードルが設定されている様にも思われる。『半沢直樹』の土下座のように、誰かを謝らせて溜飲を下げたいという欲求も強い気がする。8/
2021-07-08 22:20:23ともあれ、自分が間違っていることを認めることができないという立場の人を説得するのは、まず「間違っていても大丈夫」という心理状態になってもらわなければならないのだろうな、というお話でした。9/
2021-07-08 22:20:23Mitosis Researcher @RockefellerUniv, New York, NY. Former backstroker. Choir part: bass. Brined turkey & りゅうひ巻き係。funabikilab.com
@HironoriFunabi1 「10÷5=2」これを逆算すると「2✕5=10」と元の数に戻る。 しかし「1÷0=0」を逆算しても「0✕0=0」となり元の数に戻ることはないので0で割ることはできない。 と習いました。
2021-07-09 14:28:50@RickyPowerstone @HironoriFunabi1 0をかけると1になる数が存在しないから、答えが無いのですね。 非常に分かりやすいです。
2021-07-09 17:40:07@HironoriFunabi1 1÷0は、置き換えて言うと1の中に0はいくつある?ってことなので、答えは0ではない。が、小学校での説明はいいのかな🤔
2021-07-09 17:09:13@HironoriFunabi1 1÷0= の答えは 小学校の先生「0」 中学校の先生「∞」 高校の先生「解なし」 大学の教授「未定義」 という話を聞いたことがあります。「解なし」と「未定義(値を定義し得ないため、計算は不可能である)」は違うのです。
2021-07-09 17:50:37@SakamotoRyuuPte @HironoriFunabi1 小学校でも、0ではない、というか、扱わない、と思いますが。
2021-07-09 18:13:08このtweetをみて、常に謙虚であり、幾つになっても間違いを認められる、強さを持っていたいと思った。 間違いは誰にでもあることだし、間違ったことをしてそうに見えたらぜひ指摘して欲しい。 自ら考え答えを出そうと思う。 twitter.com/HironoriFunabi…
2021-07-10 10:03:52自分がなんで教わったか忘れた。たぶん割り切れないって言われたような🤔 非を認めない指導者として先生が挙げられてるけど、仕事上教える立場に居る人は当てはまると思うからリプ欄読んで、確かにって思った。 今の自分も文章や記事について教える場面あるので、自戒を込めてのRT← twitter.com/HironoriFunabi…
2021-07-10 07:26:35ある小学校では 1÷0=0 と教えているらしい。 私はそう習った記憶がはないが、かなり多くの小学校でそう教えているのだろうか。 便宜上ルールを設定すること自体は悪くないが、この答えは「無限」か「定義不可」。数学的事実に反するので「0で割ることはできない」と教えるべき。 twitter.com/HironoriFunabi…
2021-07-10 06:35:37@kagamiru_risan 小学生ならなくもないかな。 でも、1/0.1や1/0.000001を教えられる段階(中学校?)になったら今まで0と教えてきたけど実は違うとなってないとダメだと思いますね。
2021-07-10 06:50:33@mxs_saito 小学生に「無限」の概念を教えて理解させるのは大変ですからね。数Ⅲで無限が出てきますが、中学生の時点で教えてもいいと思います。
2021-07-10 06:52:52@HironoriFunabi1 科学の最先端にいる学者は、日々報告される新発見がザラなので、「間違っても大丈夫」という意識になるのは納得できます。しかし小学校教師はどう考えても不勉強であり、権威主義の上での体裁であって、教育者としては相応しくないと思います。生徒たちが間違ったまま卒業して苦しくないのでしょうか?
2021-07-09 13:24:26引用元の趣旨とは違うが…日本の算数とか数学の教育は「掛け算の順序が云々」みたいに「解に至るまでの手順」が重視されていると思う。ぶっちゃけた話、答えが合ってれば、それに至るまでの式はどうでもいい。鶴亀算を連立方程式で解いても、導き出される回答が同じならそれで良いはず。 twitter.com/HironoriFunabi…
2021-07-10 03:19:26