江戸っ子の「てやんでぃ、べらぼうめ」の「べらぼう」とは「穀潰し」を意味するがこの罵倒は二段構造になっているらしい「イギリスには三段構造のものもある」

いろいろな罵倒があるものです
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鷹見一幸 @takamikazuyuki

江戸っ子の「てやんでぃ、べらぼうめ」の、べらぼう、とは、糊を作る時に煮た米を潰す「へら棒」のことで(米を潰す)ことから「穀潰し(無駄飯喰らい)」を意味するが、こういう比喩を入れ、意味がわからずに怪訝な顔をする相手を「そんなことも分からねえ野暮の極み」とさらに罵る二段構造らしい。

2022-06-30 11:01:10
鷹見一幸 @takamikazuyuki

江戸の市中では刃物を使って喧嘩をすると、罪が重くなるので、「口喧嘩」が盛んになり、刃物を使わない喧嘩は、お咎めが軽かった、ということから、町民の喧嘩は、天秤棒や喧嘩キセルを振り回す事が多く、町火消を兼ねる鳶職は、鳶口が武器で、鳶口を使った受け、返し、などの技の型もあったらしい

2022-06-30 11:08:12
鷹見一幸 @takamikazuyuki

町火消の、鳶口を使った型について、資料を漁ったのだが、当時の古老の聞き書きに「そういう物があって、口伝で伝わった」のようなことは書かれているのだが、明確な文献は見つからなかった。このあたりが「ガンズ・ハート」の格闘銃の下りに生きている。

2022-06-30 11:10:39

へぇー

@hamumania

そういうことをするからわかってなくてもわかったふりをする江戸っ子気質が育ったんだろうなあ twitter.com/takamikazuyuki…

2022-07-02 01:19:07

この人かな

今でも使う

馬耳抜 @shuka_senyou

「今年の電気代はべらぼうに高い」みたいなべらぼうは「無駄に高い」みたいな意味になるってこと? twitter.com/takamikazuyuki…

2022-07-02 07:36:22
Mickie @Mickie3777

@takamikazuyuki @akatuki_a べらぼうってそう言う語源だったんですね べらぼうめぃって言う人は流石に今時いないけど、べらぼうに高いな、なんて今でも普通に使いますものね

2022-07-02 12:33:11

こういう説もあります

ケク @kekuxxx

岩波国語辞典には「江戸時代寛文ごろ見世物に出た、全身黒く頭がとがり目が赤く丸く、あごが猿のような奇人の名、便乱坊あるいは可坊から出た言葉という」とあるが。 (昔NHKテレビ「ホントにホント」でも同じ説明をしてた) twitter.com/takamikazuyuki…

2022-07-01 15:11:26
永久保貴一 @nagakubo_info

広辞苑第二版補訂版にべらぼう(便乱坊)を寛永年間に見せ物に出た、全身真っ黒で頭が尖り目は赤く丸く…云々とある。それが人を嘲る言葉になったようなのだが見せ物は江戸時代初期だ、元が分からなくなった末に誰かが上手いこと言ったのかなぁ twitter.com/takamikazuyuki…

2022-07-02 00:29:03
緒方敬 @ogatakei1192

@takamikazuyuki 見世物小屋の「べらんぼう」の愚鈍なしぐさから来ていると言う説も聞きましたが。(出典は井原西鶴作品) どちらが正しいのでしょう?

2022-07-02 00:52:49

どこかの嫌味じゃないんだから

芸術的髷伝説のぼっち @GeiMage_jp

京都人よりも江戸人の方がエグいのでは・・・? twitter.com/takamikazuyuki…

2022-07-02 07:29:29
ささ @t_sasa3

都会人が田舎者を野暮だと腐すのは京都だけじゃないのだ。 twitter.com/takamikazuyuki…

2022-07-02 07:35:52