ペアレンタル・インベストメント（PI）、「ハーレム脳」と「一夫一妻脳」のキメラと月経周期、テストステロンと浮気性、オスの性的魅力↔︎メスの浮気可能性

エボサイ（EvoPsy） @selfcomestomine

" しかしその女性のパートナーが魅力的だったり、パートナーの持つ免疫系関連のMHC遺伝子が彼女のものと相補的で、子どもに健康な免疫系を持たせられそうだったりすると、未知の男性を渉猟しようとする彼女の目は活動しにくくなる（Pillsworth & Haselton 2006）。" pic.twitter.com/mLtoJWYwOa

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〈性的魅力が高いオスの妻は浮気しにくい─性的魅力が低いオスの妻は浮気しやすい〉という構図は鳥類でも確認されている。性的魅力の低さを自覚しているオスが、メイトガーディング行動──妻が浮気をしないよう、寝取られないように見張ること──に熱心になるのは、人間も鳥も同じだ。 twitter.com/selfcomestomin…

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“ そして、鳥類ばかりではない───ヒトにおいても、魅力の少ない男は、魅力ある男よりも多くの時間と金を、連れ合いのために費やさねばならない。” （D.Barash & J.Lipton 2001『The Myth of Monogamy／邦題: 不倫のDNA―ヒトはなぜ浮気をするのか』より） pic.twitter.com/BzyUkhdKil

2019-12-02 15:20:25

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"───これもまた、適応度利得が自己に有利になるべく賭けようとする遺伝子の賢明な戦略だと言えよう。このような遺伝子の策略は、たいてい意識的経験の埒外で生じ、特定の行動の選択を、強要はしないとしても促進する。"

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（『世界はありのままに見ることができない ―なぜ進化は私たちを真実から遠ざけたのか―』原題:The Case Against Reality: How Evolution Hid the Truth from Our Eyes ドナルド.D.ホフマン著 高橋洋訳 青土社 2020年 より） amazon.co.jp/dp/4791773152/…

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このようにして女性の配偶心理の謎は解消する。男性と同じように女性にも "不倫をしたい" というオプションがデフォルトで組み込まれており、条件次第でその本能的プログラムが発現すると考えることで、一見矛盾まみれの女性の心理は矛盾なく説明可能なのだ。 twitter.com/Sapiensism/sta…

🐒 @Sapiensism

Bussによれば、ヒトの女性は男性を4つの指標で評価するよう進化した。 ❶グッドジーン指標…いい遺伝子を持っていそう？ ❷グッドインベストメント指標…稼ぎのポテンシャルはどれくらい？ ❸グッドダッド指標…家庭的な父親になりそう？ ❹グッドパートナー指標…絆を重視してる？関係継続できそう？ pic.twitter.com/NwLS4xSMix

2021-01-09 15:25:34

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人類とは、互いの妻を寝取りあってvs.防衛しあって進化してきた動物だ。遺伝子解析によれば人類史を通じて女性の80%が現在に続く子孫を残せたが男性は40%しか残せていない。だが、狩猟採集社会の一夫一妻の婚姻形態では、妻の数に格差が生じていたわけではない。これは婚外性交（EPC）の格差といえる。

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グッド·インベストメント指標やグッド·ダッド指標の高さを売りにして、女性との結婚にこぎつけた男性が忘れてはいけないのは、排卵期の妻が、テストステロンレベルの高い男性にひそかに性的欲情をしめしている（寝取られる）可能性だ。

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それを防ぐためには、既婚者だからと言ってすっかり安心してぽっちゃり腹にならないよう気を付け、日頃からジムに通い、身体を鍛えておくなどするのがいいのかもしれない。 pic.twitter.com/kO63yXo4TW

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一方、グッド·ジーン指標の高さで女性とのセックスにこぎつけている男性たちが思い知るべきは、"セックスできれば性淘汰されない" という時代はすでに終わりを告げている、ということだ。

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文化規範（ミーム）とは生物の行動を目的意識なく操作するある種のスクリプトである。避妊が浸透した現代では、女性とワンナイトセックスはできてもステディな長期的関係を構築することができないみなさんは結婚に至るまでにどこかでかならず破局し、女性に子どもを産ませることができないだろう。

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魅力的な人妻を寝とって、旦那よりもオレの方が性的魅力は上だと優越感に浸っていても、けっきょくのところその女性と子作りできた勝者は夫という配偶パートナーなのであり、「寝取り」は過去には意味があった行為かもしれないが、21世紀の現代では、ただただ生物学的に虚無な行為に他ならない。 pic.twitter.com/EI4CSteEFX

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自分では生殖の勝者だと思っているくせに、実はリプロダクションできていない敗者であるという状況ほど悲しいことはない。寝るだけの関係の女性を複数作っている世の中の独身遊び人は、さっさと結婚して、子育てという、真に自らに生物学的利益をもたらす活動に従事するよう切り替えたらどうだろう。 pic.twitter.com/6tA9wYT9Wd

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