農業に適さない土地でも育ってくれる『救荒作物としての蕎麦』地質と食文化の関連が興味深い
江戸深大寺ソバと同様に、# 黒ボク土地帯とソバ名産地の親和性は高い。ソバはリン欠乏に強い上に土中の難溶性リンを分解するとも言われ、耕作不適度でも育つ救荒作物(命を繋ぐ食物)として広がる。#蕎麦 を単なるグルメと勘違いしている人たちも、このことは認識した上で味わって欲しい! #美食地質学 pic.twitter.com/7HyiE84h51
2022-08-14 07:01:00みなさんの関心が高かった「蕎麦と火山」の関係。140字ではあまりに短いので、Yahoo個人ニュースに公開しました。よろしければご覧ください。#美食地質学 #蕎麦 #火山 #黒ボク土 news.yahoo.co.jp/byline/tatsumi…
2022-08-16 10:00:01土壌がリン酸を強く結びつけるために作物はリンを吸収しづらく、かつては、生育に適さない土壌でした。(農研機構より引用)
代表的な日本の農耕地土壌1 黒ボク土、褐色森林土、赤黄色土(農研機構)
およそ1万年前の縄文草創期にはすでに日本で栽培されていたという。痩せた土地でも育ち、わずか75日で収穫できる“そば”は、山がちで気候の変化の激しい島国の暮らしを支えてきた。稲が育ちにくい山奥では主食として、大災害に見舞われたときや長い飢饉に苦しめられたときに救荒作物として、人々の命をつないできた。(NHK 新日本風土記より)
が、学部で受けた講義以来、初めて黒ボク土という言葉を見た。 先生が「日本のぉ!!!黒ボク土はぁ!!!」って叫んでたのを思い出す。 twitter.com/VolcanoMagma/s…
2022-08-14 22:02:48"稲作に不向きな痩せた土地"の理由
寒冷地と思っていたけど、土壌もなのか~!という反応もありました
「蕎麦=寒冷地」という印象を持ってたけど、火山性の土壌に由来する物だったのか・・・<RT 鹿児島にそばのイメージが無いから少し意外だけど、それとは反対に奥出雲の出雲そばが三瓶山の影響を受けているのは妙に納得し。 三瓶山とあの地域って案外距離が近いんだな・・・。
2022-08-15 05:32:36昔は「蕎麦ぐらいしか育たない」といって痩せた土地を表現する慣用句がありましたからね。 twitter.com/VolcanoMagma/s…
2022-08-15 00:49:09これ、信州でよく聞く話。信州における蕎麦は救荒作物であり蕎麦食も「麦すら育たない寒冷/荒れ地」を示すものなので、外食で蕎麦は食べないし何ならうどんの方が好まれるとかで「うまい蕎麦屋教えて」と聞くと微妙な顔をされたりして… twitter.com/VolcanoMagma/s…
2022-08-14 07:58:59@VolcanoMagma 蕎麦というと米作に向かなかった寒冷地域で栽培されていたという印象がありました。 単に気候条件だけが影響したわけではないのですね。 勉強になりました。 ありがとうございます。
2022-08-14 12:55:56そばは、そば以外の農作物が育たない場所でも育つイメージがあるが、それが裏付けられている地図だなぁと。うちの実家は、そばの名産地である旭川・江丹別地区にも近いが、やはり豊かな土壌というイメージが少ないかな。 twitter.com/VolcanoMagma/s…
2022-08-15 10:26:23幌加内や新得といった北海道蕎麦の産地も黒ボク土の地域だったのですね。 twitter.com/VolcanoMagma/s…
2022-08-14 20:10:01北海道はダイナミックに土壌改良するから一概に言えないけれど、山際が条件悪くて蕎麦を栽培する傾向はあるかも。新得SIC予定地の北側オダッシュ山の麓の黒ボク土。 twitter.com/VolcanoMagma/s… pic.twitter.com/kpoU1MwD0u
2022-08-14 20:58:01