江口聡氏による小宮友根『実践の中のジェンダー』のランニングコメンタリー
江口聡氏(@eguchi1965)が小宮友根氏(@frroots)の新著『実践の中のジェンダー』を読んで呟いたランニングコメンタリーのまとめ.
世間的に知られた哲学者が異分野の本を読む際に初見でどの様なあるいはどの程度のことを考えながら読んでいるのか知ることができる.
※参考※
EMCA研究会の著作紹介ページへのリンク >
http://emca.jp/books_2011komiya.php
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江口某
@eguchi1965
「デリダによれば、行為は不可避に反復(変化=他化)可能性に開かれているものであるのに、オースティンは「意図」を(行為を規定する)コンテクストの本質的要素と考えることで、行為を「コンテクスト」へ閉じこめてしまっている」p.6 とかなあ
2011-09-27 10:59:19
江口某
@eguchi1965
パフォーマンスは誰かがすることですが、パフォーマティビティーは誰かがすることではありません、なんだろうな。それは制度とかそういうものですか?
2011-09-27 11:05:04
江口某
@eguchi1965
ところが、p.7で「ジェンダーについて考えることは、「行為」について考えることでなければならない」と言われているので、パフォーマティビティーなるものの存在論的な地位とかそういうのがどこにあるのか理解しにくい。
2011-09-27 11:06:58
江口某
@eguchi1965
「ジェンダーはつねに「おこなう」ことである」。ふむ。パフォーマティビティーなるものは行なうもの?行うことを成立されるような(社会的)条件?
2011-09-27 11:07:54
江口某
@eguchi1965
p.10 オースティン先生の "performative utterance"への参照のページが落ちてるよ。まあなくてもいいか。
2011-09-27 11:13:11