- take_ponpokorin
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第2のゲームと第4のゲームにおける死体消失。おそらく第3のゲームにおいても後半、戦人さん達が譲治と寄りそうように死んでるフリをしていた紗音さんを目撃していますから、礼拝堂には嘉音さんはいないはずです。
2022-08-30 17:40:09同一人物説を前提に置く場合、紗音さんの死体が消え、嘉音さんの死体が残る逆のケースでも問題がないはずです。しかし必ず嘉音さんの死体が消える。これは何故なのでしょう。
2022-08-30 17:40:32偶然そうなっただけなのか、それとも意図的にそうしているのか。深読みをすれば嘉音という存在は盤上には人格として存在するけども、幻想である、のような考え方もできそうではあります。
2022-08-30 17:40:40一つ気になるのは恋愛を物語の核に置いた場合に、86年の事件には嘉音朱志香ルート、というのが存在しないのです。これが腑に落ちない。まるで最初から存在しない人物のような扱いを受けている印象があります。
2022-08-30 17:43:3686年の事件の根幹は第5のゲームにおいて説明が提示されています。碑文と碑文殺人。これが核であり、譲治と戦人の選択です。朱志香ルートが除外されているのです。これが不思議なのです。私が思いつかないだけで、解釈の方法によっては朱志香ルートもあり得るのでしょうか。
2022-08-30 17:44:02そもそも紗音さん達の肉体性別はどちらなのか。おそらく女だろうとは思いますが、男である可能性は否定不能です。嘉音さんがベアトリーチェさんのゲーム盤で恋を諦めてる様子から察して、肉体は女なのかな、とは思いますが、これは根拠がありません。
2022-08-30 17:44:26嘉音さんについては、ベアトリーチェさんのゲーム盤においてミステリー的な手掛かりが存在しません。完全に推理不能と言っていいでしょう。伏線の存在しない推理は妄想と同じ。価値がありません。しかし、恋愛が事件の核であるならば、嘉音さんについては推理可能でなければおかしい。
2022-08-30 17:44:51ルーレットの目という視点から否定は可能ですが、しかし根拠として絶対的な価値を持つものではありません。くっ、あの魔女め……
2022-08-30 17:45:09そもそも彼らの同一人物トリックというのは解明しなければいけない要素というのが大きく2つ存在します。それは、探偵の主観でどういう認識をされているのか。そして、そもそも登場人物全員が彼らを別人と思っているのは何故なのか。
2022-08-30 17:45:45私が第5のゲームにおいて探偵権限を持っているにも関わらず、同一人物と見抜けなかった。明らかに別人に見えていた訳です。探偵である私に。そしておそらく第4のゲームまで探偵であった戦人さんも同じでしょう。
2022-08-30 17:46:39彼らが同一人物なのだと気付いたのは、連鎖密室と南條殺しを解いた結果、論理的に導き出した思考の結果であって、見た目で判別していたのではありません。
2022-08-30 17:47:07探偵は主観を偽れない。なのに彼らが別人に見える。この一種のファンタジーがベアトリーチェさんのゲーム盤では発生しています。
2022-08-30 17:47:31結論だけ数式的に見れば、「ゲーム盤の世界では探偵も彼らを同一人物だと見抜けない」という絶対的な価値観、あるいは設定がある訳です。
2022-08-30 17:47:46まず、彼らの同一人物トリックは探偵の主観部分、それ以外の嘘の朗読が可能な部分で区分けをします。後者はそもそも思考するに値しないため無視して考えます。
2022-08-30 17:48:29全てのミステリーのゲーム盤において、探偵は紗音さんと嘉音さんを同時に目撃していません。つまり、探偵が彼らを明確に別人だと否定可能な根拠はありません。よって同一人物説は仮説として構築可能です。
2022-08-30 17:48:58ちなみに今私さらっと「探偵は紗音と嘉音を同時に目撃していない」って言いましたけど、これ滅茶苦茶検証大変ですからね。特に私が登場したEP5は普通に私の前に2人同時にいるように見えますし。大変ですけど、これは全エピソードちゃんと確認してください。
2022-08-30 17:50:48EP4だか3だかで、戦人さんが4日に早々に寝てしまうシーンがあったりします。戦人さんが寝てるシーンは飛ばして結構ですし、紗音さんか嘉音さんが第一の晩で死亡した時点で検証は終わりですから、各EPを全部読み返す必要はありません。ですから、まぁ大変ですけどちゃんと検証してだくださいよ!!
2022-08-30 17:52:53では続けます。この問題をクリアしたとしても、作中人物が彼らの変装を誰も見破れないのは何故なのかという問題が残ります。一つの仮説として、「そもそもバレてないのではなく、バレている。親族や使用人のみんなが口裏合わせてあげてるだけ」というようなものがありますが、これは否定可能です。
2022-08-30 17:53:28使用人は口裏を合わせてもらえるでしょう。蔵臼や夏妃は配置が微妙ですが、まぁ可能かもしれない。しかし朱志香だけは絶対に通用しないはずです。長年右代宮家にいて嘉音と紗音に常に接してる存在でありながら、紗音は譲治と朱志香は嘉音に恋をしてる訳です。
2022-08-30 17:53:50朱志香が口裏を合わせるとなると、同一人物だと知っていながら紗音を応援していたという無茶苦茶な物語になります。つまり朱志香という駒は「口裏合わせによって同一人物トリックが成立している」という解法を否定しているのです。なのでこれは違う。
2022-08-30 17:54:09探偵は主観を偽れない。という事は一つの可能性として、そもそも探偵が彼らを別人として認識するのがそもそも正しいのだ、という方向です。
2022-08-30 17:56:10本来の現実世界においては人は見た目で判断されます。しかし、あの世界ではパーソナリティで判断されている可能性がある。それはハッキリ言ってファンタジーです。そんな事は現実であり得ない。そんな現実ではありえないファンタジーが発生した時点で、疑うべきは2パターン。
2022-08-30 17:56:51