ALARA原則に関して

自分の理論形成のためにまとめました。
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あらら @A_laragi

.@birdtaka さんの「ICRPの勧告と実際の政府の対応等に関する、きくまこ氏とコロラド氏の議論」をお気に入りにしました。 http://t.co/D0fdMmQa

2011-10-15 17:28:39
cat7 @catcatcat777

山下さんの福島での最初の対応って、要するにICRPとか全部無視してんだよな。

2011-10-15 19:16:29
あらら @A_laragi

一番大事な時期に、ICRPガン無視の山下氏を、なんだかんだと擁護しておいて、今頃ICRPを遵守せよとか言い出してもな。口だけで、本気とは思えませんね。

2011-10-15 20:08:41
あらら @A_laragi

どの口で言うという感じ。

2011-10-15 20:09:44
CAVU @cavu311

つい先日私とのやりとりで,http://t.co/BYfzt4Ku とか言ってました。やれやれです。 RT @A_laragi: 一番大事な時期に、ICRPガン無視の山下氏を、なんだかんだと擁護しておいて、今頃ICRPを遵守せよとか言い出してもな。口だけで、本気とは思えませんね。

2011-10-15 20:13:05
あらら @A_laragi

どうもある種の人たちは、ALARAの原則に関して、「合理的に達成可能なかぎり低く」という考え方を合理的に達成可能なかぎり目指すという考え方を合理的に達成可能なかぎり・・・といった風に、可能なかぎり、退行させようとしている気がする。

2011-10-15 20:18:59
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

あるいは「合理的にはここまでしか達成できません(キリッ」と現状方針を肯定し、低減努力を打ち切る「言い訳」として使ってるという感じかも。大抵は、本当にそれ以上低減できないかの検討無しに。RT @A_laragi: どうもあ… (cont) http://t.co/RSifnzh1

2011-10-15 20:24:07
Dr.NOMURA @Chooemon92

@A_laragi 人間の命を確率で判断する方はどのようにご自分のお子様をお育てになったのかと思います。一度でもよいので救急の現場をご覧下さい。どんなに必死に救命しているか分かります

2011-10-15 20:26:30
あらら @A_laragi

給食なんかの問題を見ていて、そう思ったでござる。

2011-10-15 20:26:58
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@A_laragi 全体としては、ALARA原則を「やれる限り下げるべし」という削減に向けた前向きの規範として使うか、「これ以上下げるのは不合理だ。我慢しよう」と、現状の措置を肯定し、残存するリスクレベルを受忍させる説得理由として使うかという「解釈対立」がありますね。

2011-10-15 20:28:16
pon @__pon_

@A_laragi 子供は社会で守るべきという理念に従えば、給食にどの程度福島産を許容するか、なし崩しに売り込んでなし崩しで食べさせないで、なにかしらのコンセンサスがあったほうが良いと思う。

2011-10-15 20:29:43
あらら @A_laragi

@chooemon92 確率的なものの考え方は、あくまで一つの参考でしかない、という発想が抜け落ちてしまいがちなのは、何か、大きな問題を前にしての、現実感のなさを感じますね。

2011-10-15 20:33:13
cat7 @catcatcat777

はあ? RT @buvery: じゃ、あんたがやれよ。 @hirakawah RT @catcatcat777: 山下さんの福島での最初の対応って、要するにICRPとか全部無視してんだよな。

2011-10-15 20:34:26
あらら @A_laragi

@hirakawah 普通に読めば、 reasonably という留保よりも、as low as の方に力点があることは、明らかだと思うんですけれど、奇妙な転倒が起こっていると思います。

2011-10-15 20:35:20
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

まぁ、最終的には、「できる限り下げるべし」と「ここまでしか下げれない」は、どっちが正しいかではなく、この二方向からのせめぎ合いを通じて「ここが妥当なところ」という納得できる妥結点をいかに見出すという話。ポイントは「納得(理解も含む)」に至るプロセスを経るかどうか。

2011-10-15 20:37:30
あらら @A_laragi

@__pon_ 給食というものの性格を考えても、通常よりかなり厳しいガイドラインがあっていいと思いますね。意味づけの問題ですが、それがまた一つの防護に対する社会的意識というものの、核になると思うんですね。

2011-10-15 20:42:44
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@A_laragi 歴史的には留保の方に力点を置くのがポイントだったと思うのですが、それはリスク低減コストを直接払う国や産業側の理屈で、リスクに晒される側は「できる限り」に置かざるをえないですよね。基本は先に書いたような両側からの交渉と納得のプロセスが大事なのだと思います。

2011-10-15 20:44:13
あらら @A_laragi

@hirakawah ICRPの議論の変遷から考えれば「合理的に」にも無視できない文脈があるのは理解できるのですが、基本精神としてみた場合、LNTモデルとの整合性も含め、「できるかぎり低く」の方により包括的な意味での優位性があると思うのは、ICRPを過大評価しすぎでしょうか。

2011-10-15 20:57:10
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@A_laragi そうですね。やはり「LNTゆえにできる限り低く」がまず大前提で、ただし具体的にどこまで下げればよいと見なすかの妥協点として、低減コストや他の対抗リスクとの釣り合いを考慮した「合理的に達成可能」で手を打つようにしましょうという論理だと思います。

2011-10-15 21:01:57
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@A_laragi なので、リスク管理の「規範」はあくまでも「できる限りリスクレベルを下げる」であり、ただし、それを実行する際の妥結点を利害関係者間で見出す際の考え方・ロジックとして「合理的に達成可能な範囲で」という留保がある、という感じですね。

2011-10-15 21:06:17
Gloria @somebodyssin

コミュニケーション下手だったとか姑息な擁護というかミエミエの矮小化が多かったですよね。それで話をSTSにふっちゃったりして。RT @hirakawah: RT@catcatcat777catcat777 山下さんの福島での最初の対応って、要するにICRPとか全部無視してんだよな。

2011-10-15 21:08:35
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@A_laragi そういうわけで、先にも書いたようにポイントは、「どこまで下げればいいか」について関係者間の綱引き・交渉を通じて納得し妥結できるレベルを見出すプロセスを経ることです。これはALARA以前の、リスク管理全般の基本原則ですね。

2011-10-15 21:09:17
あらら @A_laragi

@hirakawah 分かりやすい整理ありがとうございます。「規範」のレベルで、なし崩し的な退行が始まるとALARAの原則は出発点から骨抜きになってしまう。一方で、実践的なレベルでは、あくまで納得と合意に基づいた妥協点を見出す必要がある、という理解ならば大変腑に落ちます。

2011-10-15 21:12:00
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

@somebodyssin あれは、危機管理をどうするかに関する放射線防護の専門家としての考え方自体の現れでしょうからねぇ。「言い方」の問題なんかでは全然ないですよね。@catcatcat777

2011-10-15 21:12:07
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