ピンチョンの『逆光』をつぶやく その4/全5回
【逆光 下293頁】Charles Storm van S' Gravesande (Dutch, 1841-1924)という人の描いた"La Laguna Morte"というタイトルの絵がネットでは見つかりますが、この同名のカフェとは無関係だと思います。 #pcyom
2011-04-09 10:07:16【逆光 下296頁】拳に隠せる小型の銃、ランポ。こんなものです(http://collectionarme.voila.net/gaulois.htm)。 #pcyom
2011-04-09 10:07:43【逆光 下298頁】ジャブジャブと水に浸かったサンマルコ広場。最近は地球温暖化がらみの報道でそういう映像が使われていますね。 #pcyom
2011-04-09 10:08:06【逆光 下299頁】キットは「心臓が一回半打つ間」現在の自分を忘れる。「一回半」というのがいい。 #pcyom
2011-04-09 10:08:19【逆光 下300頁】PWによると仏陀の言葉にこんなものがあるそうです。「怒りを抱く者は、熱い石炭を他人に投げつけようと手に持つ者に似ている。火傷をするのは本人なのに」 #pcyom
2011-04-09 10:08:45【逆光 下302頁】「おまえたちは誰を――何を――敵に回していると思ってるんだ」。「誰」を「何」に言い直しているところがみそ。 #pcyom
2011-04-09 10:09:16【逆光 下303頁】「お祝いですよ。やつらがあなたをやりそこなったのがうれしいから」という伏線。 #pcyom
2011-04-09 10:09:26【逆光 下304頁】「もしもタイムマシンが発明されたらおれたちはチケットを買うんだ。タイムマシンで昨日の晩に戻ればすべては丸く収まる」。 #pcyom
2011-04-09 10:09:38【逆光 下306頁】「リーフは……統計的にしかその運命を語ることのできない何百もの別々な未来を含んだ移動性の中に吸い込まれていった」。 #pcyom
2011-04-09 10:10:03【逆光 下307頁】またも別れの場面。ここも秀逸。「二人が一つになるのに必要な時間だけずっと抱き合い、彼が覚悟しているらしい暗い運命を否定してあげたかった」。 #pcyom
2011-04-09 10:10:17【逆光 下308頁】この小説の中では珍しく、種類の異なるテクストをそのまま取り込んだセクション。 #pcyom
2011-04-10 09:49:13【逆光 下309頁】「特別研究員社交室」(combination room)というのはたいそうすぎる訳ですね。平たく言うと学内の「談話室」です。 #pcyom
2011-04-10 09:49:44【逆光 下310頁】「哀れみ深い人々」(the Compassionate)というのは〈偶然の仲間〉と同じ人々らしい……。 #pcyom
2011-04-10 09:49:54【逆光 下311頁】シャンバラについてはウィキペディア「アガルタ」(http://goo.gl/zgMU6)の項もご参照ください。 #pcyom
2011-04-10 09:50:12【逆光 下312頁】「アラーのおぼしめしのままに」(Insh'allah)。ヤシュミーンはムスリム(ムスリマ)なのですね。 #pcyom
2011-04-10 09:50:22【逆光 下313頁】当時のバクーの映像をリュミエール兄弟の映像などで見ると、実際この頁の描写にあるように、不気味な恐ろしさをたたえた土地に見えます。 #pcyom
2011-04-10 09:50:36【逆光 下314頁】「バルハン」はこちらのHPの一番下にあるような三日月型砂丘です。鳥取砂丘にもこの地形が見られる。 #pcyom
2011-04-10 09:50:47【逆光 下315頁】ナマーズという、もはや実在か虚構か不明の英雄。Pさんはこういう、半分実在半分虚構の革命(反乱)指導者が好き。 #pcyom
2011-04-10 09:51:00【逆光 下316頁】スタンリーがリビングストンを発見した挿話については、ウィキペディア(http://goo.gl/WSw4)などを参照ください。 #pcyom
2011-04-10 09:51:19