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「20世紀フランス思想を理解するために欠けていた重要な一片がようやく補われた」『言説、形象』訳者あとがきより
2011-09-30 18:50:55![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
『言説、形象』の合田正人による解説で紹介されている、リオタールのラカン理解、つまり象徴界批判はとても興味深い。
2011-09-30 18:38:25![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「バルトに加えて、デリダ、ドゥルーズ、リオタールの三名がフランスではCSパースに注目していたというのは実に興味深い」『言説、形象』解説より
2011-09-30 18:50:07![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
カント的時空の分断がフォルマリズムの極限でほぐされ、アンフォルム以降はカントは読み直されているのが前提になる。つまり時空は再統合されている。
2011-10-06 10:27:57![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
REクラウスは、リオタール『言説、形象』の「フィスクール、ディギュール、幻想のユートピア」を参照しながら、フロイトの構造主義的な側面、「子供が叩かれる」におけるダイアグラムの使用を指摘する。
2011-10-06 21:10:43![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
リオタール「夢作業はパロールの諸操作とはまったく異なるゆえに、夢は言説ではない。…この主張はわたしがラカンの解釈と考えるものとは逆であり、またより一般的にはあらゆる記号学を言語学に押し込む現在の傾向とは逆でありである」『言説、形象』より
2011-10-06 23:56:33![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「テクストは顔となる。テクストは顔のように、それを読む者の正面に置かれる。二つの顔のあいだには、ある点つまりパロールが交わされる点について対称性となる関係が存在する」リオタール『言説、形象』
2011-10-12 19:48:25![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「文字の形、エネルギー、厚み、大きさ、「重さ」は、読者の身体によって感覚される必要はない。対話においては、読者は相手が語ることを聞くだけでよい。」リオタール『言説、形象』
2011-10-12 19:50:46![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「読むことは聞くことであって、見ることではない。眼は書かれた信号を走査するだけであり、読者は信号の弁別単位を記憶することすらない」リオタール『言説、形象』
2011-10-15 13:42:43![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「読者は表意単位を把握するのであって、こうした単位を組み合わせて言説の意味を構築する際、文字の向こうでその活動がはじまる。」リオタール『言説、形象』
2011-10-15 13:44:43![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「パロールは、話者と受信者の共現前を含意する…話者の現前を除去すれば、エクリチュールとなる。関与的特徴となるのは、主体と言説との関係である」リオタール『言説、形象』
2011-10-15 13:53:39![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「一方形象的なものは、痕跡と造形的空間との関係によって言説的なものに対立する。かくして蝋や磁気テープへの記録は、すでにエクリチュールなのである」リオタール『言説、形象』
2011-10-15 13:56:30![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「ロートは幾何学の領域を、すなわち「地上の奉仕者である画家には見渡すことを禁じられているが、暗示するよう厳命されている神々の領域」を思い描く。」リオタール『言説、形象』
2011-10-15 14:17:01![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「その際に彼をとらえる真摯な情熱は、差異に苦悩する眼によって、感性の分野を何によって秩序づけるべきかを発見した人間の情熱であり、不変項、固定した法則、恒常的な間隔を発見した人間の情熱である。」リオタール『言説、形象』
2011-10-15 14:20:09![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「それらは、不透明性、ゆがみ、オーバーラップ、非リズム、分散を縮減し。これらの法則が定義する格子内で、ポイキロン(多彩なもの、うつろうもの)の狂気を和らげることができる」リオタール『言説、形象』
2011-10-15 14:26:54![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「「世界は万人にとって可視的ではなく、もしかすると本当は子供…にしか可視的ではないのかもしれない。たとえばわたしは…到来を切望するが必ずしも到来しないであろうものの王国、中間的世界、狭間世界entremondeのことを考える」」リオタール『言説、形象』の原註よりクレーの言葉。
2011-10-15 14:37:17![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「幻想のほぼ直接的なエクリチュール「わたしは、女たちの顔と性器を相対する二つの極として想像した。そして頭のなかで、泣く娘たちとともに涙にぬれた性器を思い描いた」リオタール『言説、形象』より、クレーのメモからの引用。
2011-10-15 14:45:07![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「文字は明瞭さではなく、表現だ、中国人のことを考えなさい、そして、鍛錬が文字を次第に感覚的、直感的、精神的にする」リオタール『言説、形象』より、クレーの講義録からの言葉。
2011-10-15 14:58:34![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「紙に記入されるものは、もはや単にユークリッド的エクリチュールから解き放たれた網膜の印象、つまりセザンヌにおけるように感覚的な曲面や厚みだけではない。それに加えて、同時にその建築の図面もまた記入されている」リオタール『言説、形象』
2011-10-15 15:14:35![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「作品は誇示された幻想ではなく、策略によって逆転された別の不可視のものを構成する。「芸術は事物を横断し、現実的なものも想像的なものも越えて進む」。この横断は二重の逆転である」リオタール『言説、形象』
2011-10-15 15:21:02![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「作品という対象は完成された形で安定化してはならない。そしてその発生、よって作品をそのように配置した運動、しかし作品を越えて突き動かされ別の布置を生み出す運動が、作品の現実の構成のうちに感じられ続けなければならない。」リオタール『言説、形象』
2011-10-15 15:25:20![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「可能世界としての作品は、その現実性にもかかわらず他所から来たという様相を失わない。創造性は創造物を超過するのだ」リオタール『言説、形象』
2011-10-15 15:26:49![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「「わたしはいま仕事を放棄している。周囲の空気が実に甘美にわたしに入り込んでくるので、もはや仕事に熱情を注がなくとも、わたしのなかに次第に自信が生まれてくる。色がわたしをとらえている。色を把握しようとする必要はまるでない。色がわたしをとらえる。」」リオタール『言説、形象』
2011-10-15 15:37:45![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「「色がわたしをとらえている、わたしにはわかっているのだ。幸福な瞬間の意味とはこうだ、色とわたしがひとつであること。わたしは画家だ」」リオタール『言説、形象』より、クレーの日記からの引用。
2011-10-15 15:39:22![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「「線でもなく面でもなく、両者の一種のMedium。…いくつかの点に依拠し、ぎりぎりで、期限つきという特徴を持つ線。」」リオタール『言説、形象』より。クレーがみずから「中間的な線」と名づけた線のクレー自身による分析。
2011-10-15 15:50:38