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kasajimajima
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10までの数を「数えられる」ことが大人の男性の自慢になる社会があるとか、先史時代の歴史を知ってたら想定済みの話のはずとはいえ、実際に狩猟採集民の中で生活してそんな様子を見聞きしてきた人の本を読んでると、驚きます。数を数えるのは酒を飲んだときの宴会芸で、それもたいてい失敗するらしい。
2023-06-10 13:04:04
10まで数を数えられることは、つまりおおげさにいうようだけど「特殊技術」で、実際、数の歴史の研究の本を探すと、人類は段階的に数を増やしていったとあり、指が10本あっても10数えられる訳では無かったのだとか。
2023-06-10 13:08:14
10の次は九九も特殊技術だったらしくて、九九は歴史時代になってもすぐには広まらなくて(一部の階層の人たちは取得してた)、とかそういう話があるそうですけど。
2023-06-10 13:17:51※ソースに関しては微妙です

この手の話で若干注意が必要なのが、3までしか数えられないと言われていた民族が実はそんなことなかったりするってことがちょくちょくあるので複数の文化人類学者が入って検証するまでは即座に信じてはいけないってこと twitter.com/fushunia/statu…
2023-06-10 23:01:57みんなの反応

「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10」 ざわっ…… 「い、いま……何を?」 「何って……数を数えただけだが?」 ──っていうのが、有り得た社会があったのか
2023-06-10 23:27:31
RT 高校生が十まで数えるどころか複素数まで習ったり交流回路の計算で複素数を普通に使いまくってる社会って実は凄いことなんだよなって改めて思う。
2023-06-11 18:00:33
まあ必要ないから覚えないだけでべつに頭が悪いとか能力がないとかではないのよね 文明圏に住んでいる人の中で非常に賢い人間には二桁かける二桁の掛け算ができる者もいるが、彼らほどうまく獲物を仕留める事はできないだろう twitter.com/fushunia/statu…
2023-06-10 21:01:53
自然数の自然性に関して結構考えさせられる話だ 人類がアプリオリに理解できる「数」はどんなものなのか、自然数でも複雑過ぎるとするとどこまで下げる必要があるのか
2023-06-11 00:13:10
右手の指が全て畳まれた状態が5を意味してるのは、それを数えてるからじゃなくてそれが5だと脳内で関連づけられているのを瞬時に思い出してるからってことなんですかね
2023-06-11 14:38:15
数えると思っている行為も目の前の映像をそういう抽象化されたイメージと紐づけているにすぎなくて、数の概念を有してないと数え上げさえ満足にできないっていうのは分からない話ではない
2023-06-11 14:39:18
笑わない数学の虚数の回だったと思うけど、あれで人類がいかにして数を増やしていったかのざっくりした歴史の説明があってあれめっちゃ面白かった ちょうど同じ時期に地球ドラマチックで0の発明の話してたからそこと合わさって理解度が跳ね上がるという
2023-06-11 13:24:16
物を量的に扱うのがそもそもちょっと専門的な脳の使い方っぽい。 twitter.com/fushunia/statu…
2023-06-11 04:20:59こういう話あるよね

昔誰かのエッセイで、算数嫌いの作者が幼少期にどこかの部族は数が四つまでしかなくて、それ以上 は「いっぱい」としか言わないと聞いて凄く羨ましく思ったという話があったけど、マジでそんな世界があるんだな。
2023-06-11 10:34:03
@fushunia そうした観点から、物部氏が伝えて来た鎮魂祭の祝詞「ひふみよいむなこと」も一から十を数えており、これは元々十まで数えられるという非常に古い時代の特殊技術を継承するために作られたのではないかと思っております。物部氏は軍事氏族ですが、計算出来るか否かは戦に直結しますしね。
2023-06-10 19:19:37
ある族長は10人のメンバー?が本当に来ているかどうか確認のために、10つの木の実をそれぞれに配って齟齬がなければ…という話を中学時代に本で見たことがある。 twitter.com/fushunia/statu…
2023-06-11 09:52:41
日本語の数、「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とお」の、9と10は異質で、成立時期がそれまでの数とズレているのではないかという説があったよね。8が最大数だった時期があり、8が重んじられるのでは、と。
2023-06-11 13:19:06