- WideRangeThink
- 87487
- 354
- 0
- 0
接種後症例・接種後死亡について現時点の知見で言えること。 ①本当にワクチンが原因なのか? →個別の因果関係は評価不能(評価不能は五分五分を意味しない) →殆どが無関係と推測可能(1つもないとは断言できない) ②ワクチンが原因だとして許容できないリスクか? →NO(分母=接種数に比べて分子=推定症例数が少ない) ③それらが覆る可能性は無視できない程度にあるか? →NO(否定根拠は複数あるが肯定根拠がない)
2023-11-26 19:10:10制度の正しい説明
- 医学的な原因分析→厚生科学審議会(副反応検討部会)
- 救済請求権の認定→疾病・障害認定審査会(予防接種健康被害審査部会)
(1/5) 意図的に別々の制度をゴッチャにする輩がいるのでまとめておく。 副反応検討部会はP.8に書いてある通り、「必要な措置(情報提供、接種の見合せ等)」のための評価・検討組織。 予防接種審査分科会はP.9に書いてある通り、救済認定のための組織 mhlw.go.jp/file/05-Shingi… mhlw.go.jp/file/05-Shingi… pic.twitter.com/uq0GM3zTpl
2023-04-16 21:54:12それぞれの制度内容
新型コロナワクチンの接種後死亡について副反応検討部会はα(因果関係が否定できない≠肯定できる)が2件のみ。 残りは全てβ(ワクチンと死亡との因果関係が認められないもの)かγ(情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの)。 何故、γがこんなに多いかと言えば… pic.twitter.com/PSLD9epGOt
2023-07-29 22:06:28【図更新】 予防接種審査分科会の救済認定の審議結果の左下に「厳密な医学的な因果関係」は不要と明記。 全体の90%弱が認定され、否認理由は医療費・医療手当の判断資料不足の3件を除けば、救済基準より軽症か、因果関係を否定する論拠がある場合のみ。 →肯定も否定もできなければ認定する甘口方針 pic.twitter.com/1NH9z0A2PP
2023-09-23 15:56:02【図差替】 第145回疾病・障害認定審査会 (感染症・予防接種審査分科会)資料p.4 mhlw.go.jp/content/109000… 東大ルンバール事件(昭和45(ネ)589、民集29巻9号1417) courts.go.jp/app/files/hanr… 逐条解説:「通常人が疑義を挟まない程度の真実性」が要 審議結果の実態:「通常人」が否定できるケースのみ否認 pic.twitter.com/lO5AybAZzq
2023-10-25 08:43:42制度と基準の違い
(3/5) 認定基準が違う理由は、最初の資料に書いてある通りに、それぞれの役割が違うから。 予防接種審査分科会の救済認定は、患者や遺族の不利益になる間違いは許されず、逆に、患者や遺族の利益になる間違いはある程度許容される。 だから、「厳密な医学的な因果関係」は求めずに緩めの認定となる。 pic.twitter.com/ddGde6humW
2023-04-16 21:55:46予防接種後有害事象 (AEFI) の因果関係評価 WHO 分類改訂第2版ユーザーマニュアル(日本語版)p.7のとおり、個人単位での予防接種後有害事象の因果関係の立証は極めて困難である。その結果としてグレーゾーンが広くなり、いかのいずれかの誤りを無くすことは困難となる。
- ワクチン接種が原因であるのに救済を否認してしまう誤り
- ワクチン接種と無関係であるのに救済を認定してしまう誤り
第1回厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会資料5(予防接種制度について)p.6のとおり、「不可避的に健康被害が起こりうるにも関わらず予防接種を実施することから、特別な配慮として法による救済措置は不可欠」、第1回厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会議事録のとおり、「予防接種の場合には副反応ということで、一定の確率で過失がない場合でも何らかの副反応が起こる可能性があるということですので、そういう場合の特別な配慮としての救済というのは、やはり不可欠ではないか」とする制度の趣旨から考えて、前者の誤りを無くすことが優先されると考えられる。もちろん、後者の誤りもない方が望ましいが、そのために前者の誤りを許容することはできない。そのバランスを考慮すれば、シロは否認、クロとグレーは認定とすることが妥当な落とし所であろう。故に、本制度ではグレーでも認定されていると考えられる。
(4/5) 一方で副反応検討部会は政策決定のための評価・検討組織だから医学的に中立でなければならない。 デメリット>メリットなのに接種を継続したり、逆に、 メリット>デメリットなのに接種を中止すれば 国民に対して不利益を与えることになる。 だから、医学的に厳密な評価をしなければならない。
2023-04-16 21:56:21(5/5) ワクチン接種政策について議論するならば、 予防接種審査分科会ではなく副反応検討部会の検討結果を根拠にすべき。 広く救済認定することが接種中止の理由になるはずがない。 メリットとデメリットを適切に比較して判断するために、医学的に厳密な評価の副反応検討部会の検討結果が必要。
2023-04-16 21:56:42新型コロナワクチンは必要な治験データに基づいて承認されて、市販後のモニタリングも継続されている。 cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0082.html cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0094.html 実感染より低頻度かつ軽症である副反応は判明している。 cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0079.html が、致命的な問題は発生していない cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0081.html .
2023-07-24 21:21:11ワクチンが危険だと主張する者がいるが、その根拠はこれまで一度も示されていない。 接種後死亡報告は全体でも無関係死亡推定値の800分の以下であるから、ワクチンと無関係に死んだとしても何の矛盾もない。 だから、因果関係の根拠も何もないγが何件あろうとも、それはワクチンの危険性を示さない。
2023-07-24 21:21:32