- admiralgoto
- 22192
- 0
- 9
- 1
何かを勧めたいのなら、まず相手の求めるフィールドを知り、それに合わせないといけない。今の「海外読もう」には圧倒的にそれが欠けている。ただ、それだけだと思います。
2011-11-24 03:02:33探偵小説とはなんぞやと自問すれば、出てくるのは謎とそれに対峙する人々の物語としか言い様がない。人間という生き物は誕生してから今日までずっとそうした中にあった。だからこそ、このような物語は人間の物語たりえるのではないかと。
2011-11-24 03:03:01(まあ、こんなだから、安易に文芸作品であることを逆手に取るような叙述トリックとか文芸作品であることを利用した批評に興味がわかないという向きは重々自覚してる)
2011-11-24 03:04:06聖司さんが言及してらっしゃるように「文体が」とか「主人公の人生が」とかいう話なら、それミステリでなくてもええんちゃう?(←)と。
2011-11-24 03:04:33(極論を語ったまでで、僕自身は別に海外が嫌いなわけではないし、新刊が出たら必ず買うレベルの好きな海外作家もいれば、クイーン始め黄金期の作品も積極的に読もうとはしていますよ)
2011-11-24 03:05:04@japanfield ああ、いえいえ。もともとのお話がそうだったかと思いますので、聖司さんが乱暴だというわけじゃないですw
2011-11-24 03:08:48いわゆる「本格ミステリ」というのは(おおむね)内容に基づいたくくりで、どのような面白さに重点を置いたものか、というのは割りと共通してると思いますが、「海外ミステリ」/「翻訳ミステリ」はその面白さも多様なんじゃないですかね?
2011-11-24 03:11:37そこまで行くのもアリかもしれませんが、そうするとそもそもの話が「海外小説」/「翻訳小説」にならないと。 RT @kaneo_ 「ミステリ」ってジャンルのこだわりは邪魔だと思うけどね。共同体内で使うには便利だけど。
2011-11-24 03:13:42@youmoutei 個人的に英語圏と非英語圏の違いは結構大きいようには感じますが(同じ英語圏内でも英米ではまた差がある気がします)
2011-11-24 03:15:05ホックは薦めやすそうですが、他に広がっていかない気がw RT @ItsumiAya そういう意味で翻訳読まない本格主義者に、薦め易いでいけば、圧倒的にホックだろうと思う。故人だけど。…短編かつトリック小説的なものが多いから。ただ、これも違うような気はする。
2011-11-24 03:20:26@aneccentric ああ、それはあるかと思いますが、それでも(本格)ミステリとしての面白さ――例えばトリックなりロジックなり――はある程度共通してるんじゃないでしょうか。
2011-11-24 03:21:49@youmoutei ……無理ですね。うん。単純に翻訳でも読み易くトリックも充実してる国内本格っぽいものがあるんだ(ばあん!)という一発ネタ化するかと。
2011-11-24 03:21:57とはいえ、私的には面白ければ何でも良いんですけどね、重要なのは、作者の試み、見せたい事を面白く思うか、そうでないかだけ。別にミステリに限らず、人知が作り出した、あらゆる「作品」に言える事だけど。
2011-11-24 03:23:31@youmoutei ああすみません。逆に犯罪小説全般をミステリとして売る限界がこだわりにあるなら、それはそう売る事自体を変えるべきですね。
2011-11-24 03:23:34トリックは…捨ててもいいかなと思いますね。ロジックは必要です。謎を解くロジックがなければそれはいかんともしがたいですし。ただ、ロジックを前面に出す必要はないと思います。
2011-11-24 03:25:30要するに主軸をそうした要素に還元していいかと言えば、そうではない、というだけであって、別にこれらの要素を除外する必要はない、というか、これらの要素がある方が、主軸が活きるのは間違いないわけです。
2011-11-24 03:26:32ただ、その要素で評価するというのは、私の思うものからしたら、手段と目的をはき違えてると言わざるを得ない気がする…というような意味合いで…ちょっと極端でした。
2011-11-24 03:27:23@youmoutei たしかに、そういう共通項はあると思います。ただ、(あくまで傾向の話なんですが)非英語圏の作品のほうがトリックやロジックへの志向は強い気がするんですよね。ボルヘスとか、アルテとか。
2011-11-24 03:29:09