その主張の裏には、無意識のうちに『ピラミッド支配構造(権威主義・軍国主義・全体主義=大日本帝国)』を正当化しようとするバイアスがかかっている その「保守派」と「リベラル派」に分かれる原因はどこから来るのか? ★『脳の構造』の違い 英ロンドン大の研究によると afpbb.com/articles/-/279…
2023-03-25 02:14:59“リベラル派であるほど『前帯状皮質』の灰白質の容積が大きく、保守派であるほど『右扁桃体』の容積が大きい傾向があることがわかった” “前帯状皮質は複雑性の理解に関連しており、大きい人ほど不確実性や対立への認容性が高く、目新しいものや不確定さを追求する”(→リベラル) pic.twitter.com/3TWf2i5686
2023-03-25 02:15:02それに対し “扁桃体は恐怖心の処理に関連しており、これが大きい人ほど、反感や脅すような表情に敏感で、危機的状況・悪いことが起きそうな状況に対して身体が攻撃的に反応する傾向がある”(→保守派) それを図で表してみると、↓のような傾向があると言える pic.twitter.com/AvSvelRUZ1
2023-03-25 02:15:04“グロ画像を見た時の脳の反応を見ることで、その人が保守的なのか、革新的なのかがわかるという 総じて右寄りの人の脳の方が、グロ画像に対して強く反応し、特に保守的な傾向にある人は嫌な画像をみると、その対象を理解するために必要なものでも、強い拒絶反応を示すようだ” karapaia.com/archives/52177… pic.twitter.com/V5xlcm7tGS
2023-03-25 02:15:06“脳の認知スタイルの違いが、政治思想に影響している 被験者にリスクを取らせるタスクを行わせた結果、リベラル派では社会認識および自己認識に関わる左島皮質が活発に活動していたが、保守派では闘争・逃走本能に関わる右扁桃体の活動が示された” science.srad.jp/story/13/02/21… journals.plos.org/plosone/articl… pic.twitter.com/KVSiza8KIs
2023-03-25 02:15:09つまり、「保守派」は周囲の脅威に敏感で、自分の存在を守ろうとする防衛本能から『古い認知』を絶対化し、権威主義・全体主義・排外主義的行動をとりやすい 縁故主義・友達優遇・利権拡大・地位保身に走り、規則の絶対化・家父長制・男尊女卑・夫婦同姓・スパイ防止法・厳罰化・軍備増強などを主張し
2023-03-25 02:15:10他者に強制し、異質者を攻撃・排除することで仲間意識を高め安心しようとする それはつまり、「『問題』が生じたとき、あるいは『脅威(不安・恐怖)』に襲われたときの脳の反応と、それにどう対応し、行動するかによって、“保守派”と“リベラル派”に分かれる」と言える
2023-03-25 02:15:12『前頭葉』と『扁桃体』との関係(抑制機能)において ①強・自立抑制行動:原因の追求、懐疑的・客観的・科学的思考(リベラル派) ↕《抑制機能》←不安・脅威・ストレス(不況・災害・戦争⋯) ②弱・依存強迫行動:組織の強化・保身、異質者の排除・攻撃(保守派) という傾向があると言えるだろう
2023-03-25 02:15:13つまり、不協和(不安)が増大したとき 例えば 『古い認知』と『新しい認知』 『信じてきた認知』と『否定する認知』 『自分の常識』と『他者の常識』 『自分の行動・信念』と『他者の行動・潮流』 『理想の自分』と『現実の自分』 『成功・勝利』と『失敗・敗北』 など、自分の思い通りに行かないとき
2023-03-25 02:15:14どのようにして、その不協和を解消しようとするか⋯ ①「自分は間違っていない。他者が悪い。誰かの陰謀だ」と思うのか ②「自分は間違っていた。行動を改めよう」と考えるのか それはその人の《脳の構造》によって決定されると言っていいだろう 例えば、地球温暖化に対して
2023-03-25 02:15:16①「地球温暖化なんて嘘だ、経済成長を優先すべきだ」とするか ②「行動を改めて、CO2を削減すべきだ」とするかに分かれる それは公共事業や五輪万博リニアなどにしても ①過去の決定(既得権益・成功体験)に拘り、予算を無秩序に膨張させるか ②新しい時代の変化に対応し、行動を変えようとするか
2023-03-25 02:15:16海が埋め立てられ、木が切られるのを見てどう感じるのか? ①「経済(カネ)のため、国のためには必要だ」とするか ②「自然環境を守るべきだ。このままでは日本が戦前のようになってしまう」とするか また“LGBT法”や“夫婦別姓”にしても 秩序や規則を強調するのか 人権や自由を尊重しようとするのか
2023-09-14 09:33:36そして、それが「保守派」と「リベラル派」に分かれる原因となる つまり、それは言い換えると、人間は昔から、どの時代も、どの地域・国でも、どの宗教・政治体制でも、「保守派」と「リベラル派」に分かれている(分けることができる)ということになる そしてそれは『脳の構造』に依存している
2023-03-25 02:15:17例えば『宗教』は、常に「支配者による支配の正当化。権威主義。差別排除」の側面と、「支配者の抑圧からの解放。改革。弱者救済。平等」の側面を持つ それは『共産主義』も『明治維新』も同じ そしてそれは、往々にして《後者》から生まれ、戦い(革命)の後に、やがて《前者》へ移行していく pic.twitter.com/mrMf2E29Ea
2023-03-25 02:15:19権力抗争の中で 権力者·強者 (依存)ⅼⅼ(同一化) 自分 支配↓↑服従 弱者·少数者 弱者・少数者・反対者を服従させることで不安を解消しようとする“認知バイアス”がかかっていく その中で“校則·規則·道徳·愛国心·国旗国歌”などを強制し 反対者を攻撃することで、優越感・万能感を得ようとする
2023-09-11 12:55:41【脳の構造】『理性』と『本能』の関係
★『理性』と『本能』の関係 脳は「知性・社会性等」を司る『理性』と、「感情・欲望等」を司る『本能』に分かれていて、『本能』から湧き出る「感情・欲望」を『理性』が制御コントロールすることによって 人は思考・判断・決定し、行動を起こす pic.twitter.com/4A64oFTsCi
2023-03-30 04:56:36『本能』から湧き出る、「○○が欲しい」「△△をしたい」とか、「他者に勝ちたい」「金持ちになりたい」というような《感情・欲望》に対して、“その目的を達成するためにはどうしたら良いか⋯” “今これをしたらどうなるか⋯”など、様々な選択肢の中から『理性』が客観的・俯瞰的・多角的に見て考える pic.twitter.com/yf2Ip7Q7zd
2023-03-30 04:56:38そこで「今は必要ない」「身体に害をなす」 などと欲望や感情や行動を抑制したり、「他者に迷惑をかけた」「失敗した」などと過去の行動を反省し、もう二度とやらないように注意したり、逆に 「こうすれば解決する」「こっちの方法が良い」などという意欲・創意・工夫が出てくる
2023-03-30 04:56:41【脳の発達】「自立する」とは何か?
★脳の発達ー「自立するということ」 子供の頃は『大脳辺縁系(本能)』の比重が大きく、生きていくためには、「親に守ってもらいたい。甘えたい。 構ってもらいたい」という思いで一心だったのが、思春期(反抗期)の頃から『前頭葉(理性・抑制機能)』が発達するに連れ、視野を広げ、自分で生き方を pic.twitter.com/YUwLBXR24U
2023-03-30 04:56:42