#ペドフィリア差別に反対します 問題 (2023/09)/まとめのまとめ
2023年(令和5年) 8月
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『イン・クィア・タイム』の帯について〔2023/08/28〕|ニュース一覧|「Small & Tough」な出版社 ころから http://korocolor.com/news/202308-post-703.html
各位
このたび小社刊『イン・クィア・タイム アジアン・クィア作家短編集』(イン・イーシェン他編、村上さつき訳)に関して、作家の王谷晶さまにご寄稿いただいた帯コメントが本書にふさわしくないのではないか、一時的にせよ帯の取り外しや文言の差し替えを行うべきではないかとのご要望が寄せられています。社内で検討した結果、以下の理由から現時点ではご要望にお応えしかねることをお知らせいたします。
- 当該の帯コメントにいかなる差別、排外の要素が含まれないため
- 帯コメント以外のご発言に関しては、王谷さまの文責で行われており、小社として関知するものではないため
- 本を販売する書店もまた出版社と同等の権利を有するクリエイターであるとの見地から、帯を付けて販売するか、外したり別の帯に差し替えて販売するなどの決定権は、小社同様に書店にもあると考えるため
〔※後略〕
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『イン・クィア・タイム』出版前から今まで〔2023-09-02〕|Queer our time back https://topacksel-fishinice.hatenadiary.com/entry/2023/09/02/211716
『イン・クィア・タイム アジアン・クィア作家短編集』訳者の村上さつきです。
当方のX/Twitterアカウントの凍結に伴い、細々と発信していたこれまでの経緯がすべて消えてしまったので、今一度事の発端からアカウント凍結に至るまでのあらましを、ひとつに纏めて記します。
※読み進める前に※
この文章は以下の内容を含みます:差別/差別的言説・(マイクロ)アグレッション/ハラスメント及び、性加害/性暴力・(性的)虐待などの具体的言及・引用。
ご自身の状態を勘案し、適宜読むことをお控えください。※また、前提として、私は「同意しない/同意できない他者に対するあらゆる性的行為(言葉などによるものを含む)」に強く反対します。
〔※後略〕
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@tori7810さんの伏せ字ツイート | fusetter(ふせったー) https://fusetter.com/tw/KaUW6NJO#all
長文を載せられるプラットフォームとしてふせったーを選びました。現在までの経緯の説明です。
「全ての差別に反対する」という言葉についてずっと考えていました。私はそれができると思っていたし、それを目指したいと思っていました。目指すべきだとは今も思っています。でも同時に今自分にそんな事を考える資格はないのかもしれないとも思っています。差別とは私の中では、生存がおびやかされること(自死に追いやられることも含め)、個ではなく属性のみを見られ暴力や偏見を受けること、とにかく命の問題だと思っています。そして個々の生存に優先順位をつけるのはおかしいですが、それでも全ての人の中でもより立場の弱いもの、未成年者の健やかな生活や安心を考えたいと思っています。
過日、過去の私のツイートにより差別が助長され、非常に辛い状況にある。それを削除し差別に反対してほしいというメールを頂きました。私は自分の言説で生存を脅かされる人が居てはいけないと思い、すぐに削除に対応し(その中には確かに揶揄や差別的な言葉も含まれていました)差別反対の旨を書き込みました。この差別反対とは、上記の通り誰もどんな属性の人も、暴力を受けたり死んだりしてほしくないという気持ちで行いました。その気持ちは今も変わらないです。しかし、これは拙速だったと今は思っています。ただでさえ未成年者にとって安全とは言えないTwitter空間で、2万人超のフォロワーに向けてその言葉を選んで表明をするのは配慮がありませんでした。この時の表明を見てショックを受けた方もいると思います。ここを読んでいただけているか分かりませんが、ごめんなさい。オープンな場での表明を求められていましたが、もっとクローズドな場で一度きちんとお話し合いをすべきでした。
その後も、私は自分の考えをまとめるためにいろいろなツイートを拙速にしました。これも間違った行為だったと思っています。混乱して浅い知識と理解でなされたからです。私のツイートに引用で訂正の希望がたくさん付きました。訂正を求める行為そのものは間違っていないと思います。ただたくさんの人から一度にそれが来て、一つ一つちゃんと考えないといけなかったのですがかなり混乱をしてしまいました。名前を呼び捨てで繰り返し呼ばれるのは個人的に辛かったです。自分もやらないようにしたいと思いました。とにかく私のせいで誰かの生存を脅かしてはいけないと思いました。これは利他的な気持ちだけでなく、私の保身や傲慢さも含まれていたと思います。自分は誰一人傷つけず差別もしないでいられるんだと、この時点ではまだ思い上がっていました。
そしてそのツイートを読んで、サバイバーの人たちが苦しい思いを吐露しているのを見て、はっとして、いくつかを削除や訂正しました。この時点でやっと、愚かにも、自分のツイートがサバイバーの方も読んでいることに思い至りました。以前にも何度か書きましたが、私もサバイバーです。隠していたわけではないですが、普段はあまり公表していないので、付き合いの短い人が知らないのはしょうがないことだと思います。一番古い記憶からだと37年、苦しさと消えない記憶を抱えて生活しています。だからサバイバーの人の事も考えたかった。申し訳ないと思った。トリガーを引かれた苦しさは私も持っているものです。後述の通り私も強いフラッシュバックが起きてしまい、まだ不具合が収まらないです。こんな強い心身の反応が起こるとは自分でも予想外で、思ってもいませんでした。 〔※後略〕 -
ペドフィリア、チャイルド・マレスターと性的指向〔2023/08/07〕|sykality https://sykality.wordpress.com/2023/08/07/230807/
「チャイルド・マレスター」と「ペドファイル」を区別したうえで、ペドフィリアを経験することそれ自体を「危険」だとか「暴力」であるとする考えに反対する。問題にすべきなのは欲望の在り方ではないはずだ。
CW:性暴力、チャイルド・マレスター、同性愛者差別への言及があります。
この文章は、LGBTQ+コミュニティ全体の考えを反映しているわけではありません(むしろコミュニティ内の異なる考えの方に向けて書いています)。また、チャイルド・マレスターによるものを含んだ性的な加害を正当化するものでは一切ありません。性的同意が絶対的に尊重されること、そして一定年齢以下のひとは性的な同意ができないとみなすべき(あるいは、性的な同意ができるとみなすべきでない)ことは、当然の前提として書いています。
※2023/09/09:[追記] 本記事が書かれた経緯について、および、この記事が「言ってないこと」を、追記しました。
- 言葉について
- 「LGBTQ+にペドフィリアは含まれるのか」という誤った問
- ペドフィリアとチャイルド・マレスター
- 欲望と性暴力
- 「性的嗜好」と「性的指向」
- 本当に問題にすべきこと
- まとめ
- [追記]2023/09/09
a. 本記事の書かれた経緯
b. なにを「ペドフィリア差別」として批判しているのか - 参考になりそうなものたち
〔※後略〕
(まとめ)