渡邊教授(ynabe39)の「『倫理の罪』は裁くことができるのか、できるのは誰か、というのは永遠の問いなのだと思う」

心理学者・渡邊芳之先生の12月13日早朝のツイート。
14
渡邊芳之 @ynabe39

まして教員である学者の「研究」については,学生にも評価したりコントロールしたりする力はない。この「学者を評価するのは学者」という仕組みは19世紀以降「学問の自由」とともに形成されてきたものだ。その点で学者とその言論は他の「表現」とはかなり違う位置に置かれている。

2011-12-13 07:29:27
渡邊芳之 @ynabe39

じっさい私や碓井さんのように一般書を書いたり,植木さんのようにテレビに出たりして「大向こうに直接アピールする」(お客によって直接コントロールされる)ようなことをしてしまうと,「学者による学者の評価」の文脈では「あの人は学者としてはもう終わり」といわれるようになる。

2011-12-13 07:31:15
渡邊芳之 @ynabe39

ただ「学者としてもう終わり」といわれても「それはもう御説ごもっとも」と私が思うのは「学者を評価できるのは学者だけ」の学問システムを基本的に信頼し,それが望ましいと思っているからだと思う。

2011-12-13 07:36:24
渡邊芳之 @ynabe39

むしろ意欲はあっても学力のない学生をどう伸ばすかって国立大学はみんな試行錯誤してるのにそれは見てくれないんだよなあ。

2011-12-13 07:38:17