赤い手は滅びのしるし第5版-血風のアーヴィ- 第18話

赤い手は滅びのしるしをD&D5版で遊んだときの記録!
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takataka @takataka360

昨日、日曜日は、赤い手は滅びのしるしD&D5e版の第18回目の冒険でした! ついにあかつき街道を進む赤い手の軍勢を押しとどめ、ブリンドル防衛戦に勝利した英雄たち。 しかし、この戦いは竜魔王の恐ろしい策謀の一端でしかなかったのです、、、 #dnd #dnd5e #dmdj #赤い手

2020-03-09 23:05:54
takataka @takataka360

激戦を潜り抜けた英雄たちは、シギィの見た天使の啓示の夢から、赤い手の軍勢の首魁、竜魔王アザール・クルが健在であり、クルが邪悪な儀式を執行していることを知ります。

2020-03-09 23:06:10
takataka @takataka360

それはともかく、シギィの得た赤い手の暗殺者の毒の解析により、ジャルマース卿、ルマンド伯ら、毒矢に倒れ、死の淵にあった人々はなんとか命を取り留めます。

2020-03-09 23:06:28
takataka @takataka360

そして、その後の負傷者の救護、行方不明者の捜索、残兵の掃討により、数時間が経過します。 休み無く働いた英雄たちは、竜魔王対策について話し合うべく、病床のジャルマース卿を尋ねます。

2020-03-09 23:06:43
takataka @takataka360

ジャルマース卿の元にはディード姉さんが張り付いており、果実の皮を剥くなど、甲斐甲斐しく世話を焼いています。

2020-03-09 23:07:03
takataka @takataka360

英雄たち、そしてエルシア王、アールヴィーネ・レスト、通称アーヴィの訪問を受けたジャルマース卿は、病床での応対を詫びた上で、今後のことについて話し合います。

2020-03-09 23:07:45
takataka @takataka360

シギィの啓示を聞いたジャルマース卿は、深く頷きます。彼も竜魔王アザール・クルが軍勢を率いていないことを憂慮していたのです。

2020-03-09 23:08:00
takataka @takataka360

そして、英雄たちに続いて入室してきたブリンドルの劇団長、ヴェロリアンにより、赤い手の捕虜、密偵たちからの情報が報告されます。

2020-03-09 23:08:15
takataka @takataka360

それらの情報は、シギィの見た夢を否定せず、むしろ補強するものでした。 竜魔王アザール・クルは、貪欲の女王、邪竜神ティアマトの御座へ直接繋がるポータルを開く儀式を行っていたのです。

2020-03-09 23:08:36
takataka @takataka360

この儀式は数ヶ月前から続けられておりました。 そして、赤い手の軍勢のエルシア谷への侵攻は、それで流された血、溢れる憎しみ、広がる絶望、満ちる怒りを直接女神へと捧げる、遠大な儀式であったのです。

2020-03-09 23:08:48
takataka @takataka360

「そのポータルが開くと、どうなるんだ?」 アーヴィはエルダンに尋ねます。 「地獄とこの世界の境目が無くなる。地獄の軍勢が直接押し寄せて来るだろう。その数は数万、いや、数百万、数千万とも言われている大軍勢だ。そして何より、あの女神、ティアマトが直接この世界に介入できるようになる」

2020-03-09 23:09:25
takataka @takataka360

アーヴィは数の把握が追いつきません。 「つまり? もしかして勝てないって言ってる?」 エルダンは深く頷きます。 「邪悪で貪欲な女神に人間が勝つというのは、歌でしかきいたことがないな。それ自体も神代の歌だ」

2020-03-09 23:09:50
takataka @takataka360

アーヴィは大きく首を振ります。 「それじゃ困る! 私たちは勝つために、この谷のために戦ってきたんだから!」

2020-03-09 23:10:06
takataka @takataka360

アーヴィは拳を握りしめて叫びます。 「みんなでどうしたら良いか考えて!」

2020-03-09 23:10:24
takataka @takataka360

かくして、作戦会議が催されます。

2020-03-09 23:10:35
takataka @takataka360

主な議題は三つ ・敵の儀式の詳細 ・その場所 ・その阻止方法

2020-03-09 23:10:59
takataka @takataka360

敵の儀式について、戦で捕虜とした滅びの手のウォープリーストたちから聞き出した情報を整理します。 すると、儀式の進捗はかなり進んでおり、その完成は数週間後ということはなく、数日ほどしか猶予が無かろうということがわかります。

2020-03-09 23:11:13
takataka @takataka360

その儀式の場所について、エルダンが歌を歌い、言葉を紡ぎ、歴史を紐解く秘術を用いて大凡の場所を探り当てます。 その場所は竜煙山脈の険しい崖、その中腹を掘り抜いて作ったティアマト寺院と浮かび上がります。

2020-03-09 23:11:25
takataka @takataka360

「ふむ、この辺りの場所なら、ジョールやウォークルノーが何か知っているかもしれないな。」 竜煙山脈の麓、魔女の森は旧知の狩人ジョール老の庭であり、竜煙山脈はこれも親しくなったフォレストジャイアントのウォークルノーの部族、牙まがり族の縄張りでした。

2020-03-09 23:11:39
takataka @takataka360

「ジョール・・・」 シギィが呻くように呟きます。 「あの爺いはイヤだ。他を当たろう」 シギィはジョール老に求婚されていることがトラウマになっているようです。

2020-03-09 23:11:55
takataka @takataka360

「そうは言っても、知っている人をあたらないとね」 エルダンはそう判断し、ディード姉さんに送信の術による連絡を頼みます。

2020-03-09 23:12:08
takataka @takataka360

「ん・・・・・・無理ね。通じないわ。あの爺さん、死んだのかしら?」 ディード姉さんがそう答えると、驚き半分、安堵半分の微妙な空気が流れます。

2020-03-09 23:12:22
takataka @takataka360

「そうか、ウォークルノーはどうだい?」 エルダンは遅滞なく次の情報源を提案します。

2020-03-09 23:12:33
takataka @takataka360

「こっちは通じたわ。「ジョールは敵につかまった。ウォークルノーはキールと二人ぼっち。お前たちを案内できる。」だ、そうよ」 ディード姉さんが通信の内容を伝えます。

2020-03-09 23:12:44
takataka @takataka360

「捕まった? 「死んだ」じゃないんですね。敵の本拠地は魔術封じがあるのかな?」 エルダンは首を捻りつつ、言葉を続けます。 「姉さん、じゃあ、ウォークルノーに明日の朝向かうから、近くまで行っておいてと伝えてくれる?」

2020-03-09 23:13:06