漢字はその古さゆえに「最近発明されたものなのに、それを表す字は数千年前からあった」という不思議な現象が起きる→「銃」や「駅」「缶」などの例が集まる

「寺」という字も、お寺がつくられる前からありました
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てっぺいちゃん @hotoke1979

@North_ern2 麒麟、アフリカで発見された首の長い動物より遥か前から伝説上の動物を表す語としてあって、後付けで首の長いほうも麒麟に似てるから麒麟と呼ぶようになったそうな。

2024-04-02 12:33:53
リンク Wikipedia 麒麟 麒麟(きりん、拼音: qílín チーリン)は、中国神話に現れる伝説上の動物(瑞獣)の一種。 「麒」が雄で「麟」が雌を表すとされるが、通常は「麒麟」と雌雄同体で表記される。 (「鳳凰」も参照の事) 泰平の世に現れる。獣類の長とされ、鳥類の長たる鳳凰と比せられ、しばしば対に扱われる。ただし『淮南子』によれば、応竜が建馬を、建馬は麒麟を、麒麟は諸獣を生んだのに対し、鳳凰は鸞鳥を、鸞鳥が諸鳥を生んだとされており、麒麟と対応するのは正確には鳳凰より生まれた鸞鳥となっている。 日本語と朝鮮語では、この伝説上の動物に 9 users 93

日本においては、明治時代の田中芳男ら博物学者たちによる「giraffe」(ジラフ)の訳語制定のなかで「麒麟」が訳案として持ちだされ、最終的に「麒麟」が採用された。

*pinaco* @pinaco423

ちょっと違うのだけど、〈風船〉って言葉について長らく考えている。〈風の船(気球のようなもの)〉が先にあるからおもちゃの〈“紙”風船〉の名前がついたのか。それとものちに〈ゴムの風船〉が生まれたため、区別するために“紙”をつけたのか。 他にも〈大正エビ〉は明治の頃に何と呼ばれていたか。 x.com/north_ern2/sta…

2024-04-02 12:44:00
道民の人(廃墟・ひなびた風景) @North_ern2

漢字ってその古さゆえに「最近発明されたものなのに、それを表す字そのものは数千年も前からあった」と言う不思議な存在が結構あって、例えば「銃」なんかがそれだ。現代なら銃と言ったら遠距離火器のことだがじゃあ元はどんな意味の漢字だったかといえば「農具や刃物の柄へ差込む穴」のことらしい。

2024-04-01 21:36:50
道民の人(廃墟・ひなびた風景) @North_ern2

後付けといえばそれまでだけど、こういう遡行現象や元の意味の方がわからなくなってる漢字や言葉って面白いなあと。漢字以外でも「ワクチン(vaccine)」とかそんなだし。下の意味は薬とか病とかまったく関係ない「雄牛」って意味のラテン語だし。牛痘が由来ですね。

2024-04-01 21:44:03
よしだ @kgmntmt

はぇーめちゃくちゃ面白い話だ x.com/north_ern2/sta…

2024-04-02 13:36:13