足利義詮
@asijaga2nd
北畠親房卿などはこれを強く非難していますが、そもそも恩賞に出来る土地を朝廷が実質的に保持していないのですから、仕方が無いのです。
2012-01-09 13:31:15
足利義詮
@asijaga2nd
官位の価値がインフレを起こし始めます。その萌芽は、私の時代とかからもうあったのですが、足利幕府が強い力を持ち、互いに心の底で(検閲)しながらも朝廷との蜜月関係(笑)を築いていた頃は、まだ一定の価値と基準を持っては居ました。
2012-01-09 13:37:25
足利義詮
@asijaga2nd
しかし、応仁の乱を経て、将軍家は朝廷のサイフ…ゲフンゲフン、保護をまともに出来なくなっていきます。貴重な収入源を失った朝廷は、地方の大名達に目を向けます。
2012-01-09 13:39:30
足利義詮
@asijaga2nd
こうした官位インフレがあったからこそ、なんでしたっけ、あの斯波氏の被官の草履取りしてた猿みたいなやつ。ああいうのが関白やっちゃうような世になるわけなんですね。
2012-01-09 13:47:37
足利義詮
@asijaga2nd
江戸時代になると、朝廷の保護をガッチリ徳川家がやるようになり、売官もできなくなります。ここで官位の価値は安定しますが、一方で幕府によって完全にコントロールされる伝統の一つになり、意義は薄くなって行きました。
2012-01-09 13:50:11
足利義詮
@asijaga2nd
院政期の摂関家が従二位の中で左大臣右大臣のポストを争っている時、従五位・従六位では昇殿出来るか否かの戦いを繰り広げている。けれど時代が下れば現金がすべてを解決したりもする。
2012-01-09 13:55:05
足利義詮
@asijaga2nd
私の最終的な官歴は正二位権大納言。従五位下からここまで30年ちょっとかかりました。でもこれは当時だとちょっと凄いことなんです。あ、死んだ後従一位左大臣になったよ!やったね!いんだ後!(・∀・)
2012-01-09 14:00:16