甲状腺の7q11遺伝子検査は役に立たない―線量のリスク評価を巡って

buveryさん(@buvery)のブログ記事「甲状腺の7q11遺伝子検査は役に立たない」( http://d.hatena.ne.jp/buvery/20120112 )に関して、buveryさんを軸にまとめました。
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buvery @buvery

小さいことを挙げて行けば、私の方が間違いはもっと多いと思いますが、大局と現実的な判断が大事。このPNASでも、解釈の誤り自体は大した問題ではないが、これを根拠にヨウ素を浴びると決定的に発癌するかのような間違った話をしていることは問題。@iina_kobe

2012-01-13 13:05:10

 

ちゃわんたけ @chawantakegohan

白血病のPh1とかPML/RARαじゃないんだからさあww RT @buvery: 『7q11を遺伝子検査すれば甲状腺癌になるか分かる』という趣旨の話を繰り返していましたが、あれは与太話です。 甲状腺の7q11遺伝子検査は役に立たない。http://t.co/3bwKkghy

2012-01-13 14:29:22
buvery @buvery

それに対応するのは、RET/PTCです。7q11を重複させて発癌するかどうかなどは、今後の研究待ちですね。RT @chawantakegohan: 白血病のPh1とかPML/RARα

2012-01-13 14:37:41
ちゃわんたけ @chawantakegohan

そうでした。なんとなくRET/PTCはBCR/ABLやPML/RARαに比べて私の中での存在感が薄くて。でも改めて検索してみると面白いです。 RT @buvery: それに対応するのは、RET/PTCです。7q11を重複させて発癌するかどうかなどは、今後の研究待ちですね。

2012-01-13 16:57:20
ちゃわんたけ @chawantakegohan

すごくよくまとまってて、とても面白いぞ。ここからいろいろ検索していって楽しめそうだ。【甲状腺の7q11遺伝子検査は役に立たない - buveryの日記 (id:buvery) http://t.co/00q3n9NA

2012-01-13 17:02:28

疫学に基づくリスク評価を!

内村直之 @Historyoflife

@buvery 発がんの研究を分子生物学的に因果論的にやるのはまだまだ困難な状況でしょう。それと疫学の成果を同じ距離で見るのは難しい。児玉さんはどちらかと言うと分子をやってきた人だから(おわかりになっているはずだが)、そのへんのバイアスがある。もともと学術的な発言ではないのでは?

2012-01-13 14:41:35
buvery @buvery

私の考えでは、線量のリスク評価(例えば、ここまで来ると危険だから除染、この辺だと減衰を待てば良いとか)を無視する根拠にしていると思うんですね。エートスのことを見ても、それが一番難しいところじゃないですか。RT @Historyoflife: もともと学術的な発言ではないのでは?

2012-01-13 14:44:27
buvery @buvery

田崎先生の『ソーカル事件』じゃありませんが、『ゲノム科学』を目くらましにしているとしか思えない。私、自分で読みますので、私にはそんなの通じないだけで、別に変わった主張をしているわけじゃないんですね。あの論文では被曝のリスクは分かりません。@Historyoflife

2012-01-13 14:47:05
内村直之 @Historyoflife

あ、まったく賛成 RT @buvery: 田崎先生の『ソーカル事件』じゃありませんが、『ゲノム科学』を目くらましにしているとしか思えない。私、自分で読みますので、私にはそんなの通じないだけで、別に変わった主張をしているわけじゃないんですね。あの論文では被曝のリスクは分かりません。

2012-01-13 14:48:07
菊池誠(多言) @kikumaco_x

@Historyoflife @buvery 僕は児玉さんが「学術的な議論をしている暇はない」的なことを言うそのそばから「膀胱のセシウム」とか未確定の話をされるのがどうしても理解できない

2012-01-13 14:43:40
内村直之 @Historyoflife

ボクもそう思います。RT @kikumaco_x: @Historyoflife @buvery 僕は児玉さんが「学術的な議論をしている暇はない」的なことを言うそのそばから「膀胱のセシウム」とか未確定の話をされるのがどうしても理解できない

2012-01-13 14:44:13
菊池誠(多言) @kikumaco_x

@Historyoflife @buvery 学術的な議論はそれはそれとして対策を、というなら、コンセンサスのとれている話をもとにするべきですよね。認められてない説まで議論せずに認めろというのは無理筋

2012-01-13 14:46:25
内村直之 @Historyoflife

だからこそ疫学があるわけですね RT @kikumaco_x: @Historyoflife @buvery 学術的な議論はそれはそれとして対策を、というなら、コンセンサスのとれている話をもとにするべきですよね。認められてない説まで議論せずに認めろというのは無理筋

2012-01-13 14:47:19
菊池誠(多言) @kikumaco_x

分子メカニズムはまだまだ RT @Historyoflife: だからこそ疫学があるわけですね RT @kikumaco_x: @Historyoflife @buvery 学術的な議論はそれはそれとして対策を、というなら、コンセンサスのとれている話をもとにするべきですよね

2012-01-13 14:48:25
菊池誠(多言) @kikumaco_x

@Historyoflife @buvery 分子的なメカニズムの話をしはじめたら、終わるものも終わらないですよ。それはそれとして、今の知見で対策しなくちゃ

2012-01-13 14:49:57
buvery @buvery

個人的なことを言えば、私は疫学より分子メカニズムの方が好き。ただ、線量のリスクをどう判断するのかとは、あの論文は全然関係がない、というだけです。RT @kikumaco_x: 分子メカニズムはまだまだ RT @Historyoflife:

2012-01-13 14:50:11
菊池誠(多言) @kikumaco_x

メカニズムがわかるに越したことはないけど、基本は疫学ですね。メカニズムがあっても、その効果が小さいかもしれない RT @buvery: 個人的なことを言えば、私は疫学より分子メカニズムの方が好き。ただ、線量のリスクをどう判断するのかとは、あの論文は全然関係がない、というだけです

2012-01-13 14:51:32
buvery @buvery

特にヨウ素の場合は。疫学で評価できるというのは、障害が出るまで大規模に被曝するという悲劇があったということなんです。広島長崎、チェルノ。RT @kikumaco_x: メカニズムがわかるに越したことはないけど、基本は疫学ですね。メカニズムがあっても、その効果が小さいかもしれない

2012-01-13 14:53:02
菊池誠(多言) @kikumaco_x

ヨウ素はチェルノブイリではじめてはっきりしたわけですから、疫学的な評価が悲劇に基づいているというのはまったくそのとおりです @buvery

2012-01-13 14:54:37
buvery @buvery

逆に言うと、セシウムの効果がよく分からない、というのは、ある意味よい知らせ。無茶苦茶ひどければ、効果は分かります。RT @kikumaco_x: ヨウ素はチェルノブイリではじめてはっきりしたわけですから、疫学的な評価が悲劇に基づいているというのはまったくそのとおりです

2012-01-13 14:55:50
菊池誠(多言) @kikumaco_x

それはそうですね。疫学で出ていないというのは、やはり、それほど激しい効果ではないという意味ですよ @buvery

2012-01-13 14:57:58
内村直之 @Historyoflife

@kikumaco_x @buvery  私も、科学記者としてがんの記事はずいぶん書きましたが、まだまだ何もわかっていない。それをわかったかのように扱うのは「ニセ科学的」かもしれない。もうダマ的に考えないとイカンな。児玉先生のプレゼンはうまかったけれど、それに興奮しちゃいかんな。

2012-01-13 14:52:01
buvery @buvery

でも、『何万人の原発難民がいるのに、あんたら何をしているんだ!』とか、あれは、おっしゃる通りなんですよ。問題は、線量のリスクの評価と、その根拠。RT @Historyoflife: @kikumaco_x 児玉先生のプレゼンはうまかったけれど、それに興奮しちゃいかんな。

2012-01-13 14:54:16