等価線量から実効線量にかけての理解の落とし穴
- leaf_parsley
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先ほども一応述べたのですが、全身で吸収した放射線のエネルギーになります。 @leaf_parsley @yoka72
2012-01-31 13:12:34足せたり足せなかったり、それをもとにして意味のある量はどんな計算をした場合なのかなどを理解するのは、定義を知っただけで理解したつもりになりその意味をきちんと理解する習慣がない人達には難しいのかもしれません。 @leaf_parsley @yoka72
2012-01-31 13:18:59β線やγ線の場合、等価線量はその臓器が吸収した放射線のエネルギーをその臓器の質量で割ったものなので、等価線量にその臓器の質量をかけるとその臓器が吸収した放射線のエネルギーになります。したがってそれを各臓器について和を取ると・・・。 @leaf_parsley @yoka72
2012-01-31 13:28:38@MAKIRIN1230 @yoka72 では「35ミリシーベルトの甲状腺等価線量」という場合、実際に吸収したエネルギー量は、35×0.002(2gと仮定) という意味ですか?
2012-01-31 13:34:12はい。甲状腺の質量を2gとしたのは、乳児を想定しているわけですね。単位をきちんと書くと、35mSv×0.002kg=35mJ/kg×0.002kg=7E-5J=70μJという感じです。単位を省略しなければわかり易いと思います。 @leaf_parsley @yoka72
2012-01-31 13:50:19@MAKIRIN1230 @yoka72 つまり吸収線量D=dE/dv (単位キログラムあたりのエネルギー量)と定義があるように、吸収線量も等価線量も、厳密にいえば線量率なんですか?
2012-01-31 14:14:02@leaf_parsley @MAKIRIN1230 @yoka72 そういうことになると組織荷重係数をかけるということは、計算上で初めて仮の重量mを乗じて、エネルギー量を出したということですか?
2012-01-31 14:23:30@leaf_parsley @MAKIRIN1230 @yoka72 あ、つまり厳密には、体重比率なので、これと体重を掛けないといけないですが、、
2012-01-31 14:30:57@leaf_parsley @MAKIRIN1230 @yoka72 そうか、これでは等価線量表記と実効線量表記を並列には比べられないわけですね、、
2012-01-31 14:40:40「率」とは単位時間あたりの量につけるのですが、仮に単位質量あたりの量にも「率」をつけて良いのなら、吸収線量は吸収エネルギー率(線量率ではありません)となります。 @leaf_parsley @yoka72
2012-01-31 14:45:58@MAKIRIN1230 @yoka72 それって、単語の決め方が酷いですーーー 実エネルギー量だと思うじゃないですか →Sv しかも、実効線量と同じ単位使うって無理やりすぎる、、、
2012-01-31 14:48:08組織荷重係数は無次元量(単位がない)なのでちょっと違いますが、和を取って実効線量という全く別の意味の量を算出する際に必要な重み(重さではない)ということです。 @leaf_parsley @yoka72
2012-01-31 14:50:02そこらあたりを誤解している人がほとんどなのです。お医者さん達も物理をしっかり学んでいないので、デタラメな説明をするわけです。 @leaf_parsley @yoka72
2012-01-31 14:51:45でも、だんだんイメージが湧いてきたんじゃないですか。で、このことをしっかり最初に理解しておかないと、そのあと何を調べてもイメージがすべて頓珍漢なものになってしまうわけです。 @leaf_parsley @yoka72
2012-01-31 14:55:02@MAKIRIN1230 @yoka72 おかげさまでーーーー どの単位が何の率なのか理解がすすんできた気がします。。 わかってたつもりで全然わかってなかったのが哀しいですが、、、ちょっとわかったので嬉しいです。
2012-01-31 14:56:57@leaf_parsley @MAKIRIN1230 昨日の会話で学習したのは、「見た目の数学的な可能性と、実際にできることは異なっている」という点だったんですが、それを明確にしているのが単位なんですね? 例えば昨日の例だと、Σでまとめてあるから、勝手にH=ΣH(t)を仮定(続く
2012-02-01 06:11:02@leaf_parsley @MAKIRIN1230 してしまっていたんですが、そういう数値は数学的に可能でも、物理的には意味を持っていなかった。
2012-02-01 06:14:02GyやSvの意味をきちんと理解していないと、加算量だと勘違いしてしまいますね。Gy=J/kgであることを忘れてはいけません。今回の件で、単位の重要性がわかっていただけたようでうれしいです。 @leaf_parsley
2012-02-01 07:01:56これまでleaf_parsleyさんはたびたび1m(1ミリ)という表記をしていましたが、これでは誤解を生じるだけだということもわかっていただけると思います。甲状腺等価線量1mSvとか実効線量1mSvのようにはっきり意味が相手に伝わるようにすべきです。 @leaf_parsley
2012-02-01 07:08:01組織重量/相対損害/組織加重係数の比較をしてみました。@leaf_parsley http://t.co/UIvYv3Qy
2012-02-01 01:20:59@sushikubo ありがとうございますーーー こうして一覧にしてみると、生殖腺と甲状腺の特異性が一目瞭然ですね。 なるほど、RT @sushikubo 組織重量/相対損害/組織加重係数の比較をしてみました。@leaf_parsley http://t.co/RCf1SHSo
2012-02-01 06:41:15比較の表を作ってくださったのですね。ありがとうございます。これを見れば、多くの方が、各臓器の放射線に対する感受性の違いが実効線量にどう反映されているのかを理解できるようになると思います。 @sushikubo @leaf_parsley
2012-02-01 07:18:04