131I/137Cs比と3月16日頃の131I放出率について(kotanakahiraさんとの考察)

福島第1原発から放出された131I/137Cs比と3月16日頃の131I放出率について、kotanakahiraさんと一緒に考察してみました。
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Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 もう一点、16日昼間の観測値には特段のピークは見られないと思いますが、定常的な数百uSv/hの観測値についてのお話でしょうか?

2011-12-28 04:23:51
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 「線量率ピーク->放出率ピーク」は、可能性はそれなりに高いとは思いますが、定常放出状態で風向きが変わっただけでも説明できるため、風向きとセットで議論する必要があると思っています。15日夜は、正門は風上から風下に変わっています。

2011-12-28 04:27:01
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 風向は下記予測もあり、それぞれ多少違っています。 http://t.co/XrjDF3Hj どれが正しいかはきっと誰にも分からないのでしょうが、ある程度幅を持った議論をする必要がありそうです。

2011-12-28 04:29:12
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

http://t.co/rQ9lt6kn p.12では11000Sv/h程度のピークが見えると思うのですが。 @kotanakahira

2011-12-28 04:32:30
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 失礼しました。元データ確認します。

2011-12-28 04:34:11
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

単位を打ち間違えてしまいました。http://t.co/rQ9lt6kn p.12では11000μSv/h程度のピークが見えると思うのですが。 @kotanakahira

2011-12-28 04:36:29
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

はい、そうですね。正門での空間線量率が同じでも、そこが風上のときには放出率は相対的に大きいでしょうし、そこが風下のときは放出率は相対的に小さいことは一応言えると思います。 @kotanakahira

2011-12-28 04:41:46
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 確認しました。大きなピークですね。風下でこれが観測されたとすると、仰る通り放出率は大きなものになりそうです。一旦じっくり考えてみます。

2011-12-28 04:50:35
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

正門で10000μSv/h程度の値が観測されるということは、風下でも風上でも放出率がかなり大きいことを示していて、仮に途中から風向きが変わってピークが観測されたのであれば、それ以前に大量の放出があったことになってしまいますが。 @kotanakahira

2011-12-28 04:51:19
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 ありがとうございます。また後ほど、お願い致します。

2011-12-28 04:55:31
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

原子力安全委員会で好評された推定された放出率は、東海村や日本分析センターなど遠方の値を主に使っているので、不確定性がとても大きくオーダーを見積もった程度なものなのに、それ以上の精度があると誤解されているようです。 @kotanakahira

2011-12-28 04:58:34
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

こちらこそ、私の興味ある話題に付き合ってくださってありがとうございます。ではまた後ほどよろしくお願いします。 @kotanakahira

2011-12-28 05:01:25
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

ご教示していただいた資料http://t.co/43SVIeke p.116 風下なら1E-4μGy/hとなっているので、希ガスの放出がヨウ素131の10倍なら4000μSv/h程度は説明がつきそうですね。http://t.co/H5KFGY5L@kotanakahira

2011-12-28 05:33:50
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

逆に言うと、少なくとも3月15日の夜と3月16日の昼にも同程度の放出はあったにもかかわらず、それを反映していない原子力安全委員会の推定した放出率 http://t.co/rQ9lt6kn p.6 はかなり過少評価であるということは言えると思います。 @kotanakahira

2011-12-28 05:41:27
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

東電のHPの空間線量率のデータをチェックしていれば、原子力安全委員会の放出率は過小評価であることはすぐわかるのですが、多くの方が3月15日の昼以降、それに匹敵するような放出はないと信じこまされたため、その放出率を疑問に思う人が少なかったようです。 @kotanakahira

2011-12-28 05:56:18
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 まず前Tw訂正します。誤「風下でこれが観測されたとすると」→正「風上で」です。仰る通り風上だろうと風下だろうと相当量の放出には違いないのですが。意図は「もし風上でこの数値が観測されたとすると、放出量は過去の比でない大きなものになる」という事です。

2011-12-28 16:21:36
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 それからオーダーエスティメイトの件、全く同意です。今回のI/Cs比検証にしても、結果が整合しすぎて納得し難い位です。

2011-12-28 16:21:54
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 1)以下、ザックリ見積を連続Twします。まず風向きについて確認しました。 http://t.co/74P53Tsl 28ページに該当時刻データあります。風向実測値があるのを忘れていました。

2011-12-28 16:22:16
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 2)ピーク12:30には東北東の弱い風が吹いており、正門はまさに風下に当たります。前後の時間を見ても、風向きと線量率に高い相関があります。

2011-12-28 16:22:33
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 3)ではこのピーク線量率 10850uSv/hを現放出量見積で説明できるか、という所ですが、以下のように計算を行い、一応明らかな矛盾はしていないのでは、という結論に至りました。

2011-12-28 16:22:50
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 4) http://t.co/VzxWvlmW 表5より、133Xe放出量見積は1.1e19Bq、131I放出量見積は1.6e17Bqとありますので、Xe/I比は約70となります。過去の事故での比は10〜1000程度のようです。

2011-12-28 16:23:09
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 5)XeとIの放出量には時間差があるはずですが、それを見積もる手段を思いつかないため、仮に時間一定とします。131I放出率見積 2e14Bq/hのとき、133Xe放出率は1.4e15Bq/hとなります。

2011-12-28 16:23:29
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 6) http://t.co/nOeGkDIc 116pの表より、安定度A型での1km風下での線量率係数は約2e-4(Gbq/h)/(uGy/h)と読み取れますので、Xe放出率1.4e15Bq/hのとき、線量率は2800uGy/hとなります。

2011-12-28 16:24:11
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 7)大気安定度(不安定なA型、安定なF型)や放出高さ(0m、100m)のパラメータは、どれが適切な選択か分かりませんが、風下1kmで比較すると、他のいずれの選択も、今回のA型100m高より大きな線量率を示します。

2011-12-28 16:24:40
Kota Nakahira @kotanakahira

@MAKIRIN1230 8)2800uGy/hは実測値10850uSv/hには及びませんが、一応オーダーは合います。Xe/I比、大気安定度等、仮定が多すぎるため見積としては役に立ちませんが、放出率見積と線量率実測値は矛盾するとまでは言えないようです。

2011-12-28 16:25:02
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