131I/137Cs比と3月16日頃の131I放出率について(kotanakahiraさんとの考察)
- MAKIRIN1230
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@MAKIRIN1230 ご指摘の件、考えてみたのですが、風向の影響を過小評価していらっしゃるのではありませんか?極端な仮定として、放出した物質が1時間、1〜4号機地点から全く移動しない場合、約1000m離れた正門での線量率は約0.01mSv/hにしかなりません。
2011-12-27 01:51:15@MAKIRIN1230 実際には放出した物質が移動しない事はあり得ませんが、風上においてはこの極端な仮定よりさらに線量率は低くなります。(放出した物質はさらに遠くに移動する為) http://t.co/oJmUo1em
2011-12-27 01:52:49@MAKIRIN1230 念のため、私は原子力安全委員会の肩を持ちたいわけではありません。単に自分の理解が足らないため、ご教示頂きたいと思っております。誤りがありましたら、ご指摘頂きたく存じます。
2011-12-27 01:56:19実際の空間線量率への寄与は希ガスが大部分を占めていると思います。また、放射性物質に広がりがあるとその近くでは空間線量率は距離の2乗に反比例するよりも変化は緩やかです。 @kotanakahira
2011-12-27 06:25:06また、問題となる時間帯の風向きは次のような感じです。http://t.co/kPgb1gGX http://t.co/E9BW0jCe http://t.co/QToWdKSO 風向きの影響を考慮すると3月16日昼の放出率はさらに大きいとすべきです。 @kotanakahira
2011-12-27 06:42:04大気輸送は非線形現象なので放出率を逆推定するためには大規模シミュレーションが必要なのですが、今回は十分なモニタリングデータが得られず、きちんとしたアルゴリズムで逆推定されたものではなく、かなり恣意的です。 http://t.co/uOhnJOpb @kotanakahira
2011-12-27 07:02:10@MAKIRIN1230 丁寧なご回答ありがとうございます。私の仮定は極端に過ぎましたね。よろしければもう少々お付き合い下さい。
2011-12-27 08:51:04@MAKIRIN1230 http://t.co/VzxWvlmW を信じるならば、希ガスの放出は容器破損時に集中しているのでは?
2011-12-27 08:51:31@MAKIRIN1230 また、希ガスの放出が一定率で続くと仮定して、http://t.co/nOeGkDIc によると、風速1mで最も大気不安定な安定度A型における風上1000m地点での空間線量は、1GBq/h放出時に1e-6uGy/h以下となります。
2011-12-27 08:51:48@MAKIRIN1230 仮に希ガスの放出量をヨウ素の10倍と仮定し、3/15昼間のI131放出率見積ピーク4e15Bq/hと前述の係数1e-6を掛けると、空間線量は40uGy/hとなり、観測値8000uSv/hを遥かに下回ります。
2011-12-27 08:53:48それは、推定された放出率はかなり過少評価であることを意味しますよね。 申し訳ないですが、また夜まで返信することができません。 @kotanakahira
2011-12-27 09:01:42@MAKIRIN1230 つまり、観測値と同時刻の放出量に相関があるとは限らない(風向きの影響が大)よって観測値のピークを放出量見積が反映していないからといっても、放出量見積りが違うという根拠にはならないと思うのですが、いかがでしょう。 http://t.co/5ywKtcfk
2011-12-27 09:02:11千葉県にある日本分析センターで観測された空間線量への核種の寄与の時間変化の様子が図1にあります。http://t.co/jqiULMtJ @kotanakahira
2011-12-27 19:35:28正門付近の空間線量率が1000μSv/hオーダーの値になるためには、かなり高濃度の放射性ブルームが通過する必要があり、それは推定された放出率より実際はかなり大量の放出があったと考えるべきだと思います。 @kotanakahira
2011-12-27 19:42:16この原子力安全・保安院の発表の内容には3月16日以降のことはほとんど含まれていないんですよね。したがって、この放出率の見積もりは全てかなり過少評価になっていると思います。 @kotanakahira
2011-12-27 23:48:29資料をざっと目をとしただけなので、数値が確認できなかったのですが、もしかして風上→風下でしょうか? @kotanakahira
2011-12-27 23:58:30@MAKIRIN1230 http://t.co/nOeGkDIc 116ページに放出源・風向・空間線量の表があります。大きな放出があっても風上ではほとんど空間線量に寄与しない事、逆に言うと空間線量は放出量より風向きの影響が大きい事が分かります。(定常的に放出している前提で)
2011-12-28 03:43:57@MAKIRIN1230 頂いた資料、またhttp://t.co/VzxWvlmW を見直すと、希ガスは一旦大量に放出された後も、じわじわと放出されているようですね。この点、私が誤解しておりました。
2011-12-28 03:50:45@MAKIRIN1230 正門での線量率を説明するためには「かなり大量の放出」があったことは仰る通り確実だと思うのですが、それが現状の放出率見積で説明できるかどうかを検証したいのです。線量率にピークがあるというだけでは、放出率にもピークがあるとは言えないので。
2011-12-28 04:11:17ありがとうございます。確認いたしました。正門は3月15日昼ごろは風下、3月15日夜も風下、3月16日昼は風上なので、そうすると3月16日の昼の放出率は3月15日昼の放出率よりずっと大きいと考えるべきだと思うのですが。 @kotanakahira
2011-12-28 04:14:20放出率にピークがあるからと言って線量率にピークがあるとは言えないと思いますが、線量率にピークがあれば放出率にピークがあるということはある程度言えると思うのですが。 @kotanakahira
2011-12-28 04:20:32