本を手にとりたくなる売場の演出について

主に多面展開とPOPについて。
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diesuk(ダイスケ) @diesuk

【独創】→店独自のフェア、文脈棚など。店の個性を一番出せる部分。→新刊台での展開でも、きちんと流れ(ストーリー)をつくる。棚前などの平積みでも同様。ここは感性の部分が大きいんだけど、どの本を横におくのか?というのは意識してない人(店)が多い気もする。

2012-02-05 11:57:42
ねぎぼうず @negibooz

多面陳列の話とはそれるけど、ある店長に言われて印象に残ったのが、「今この本をどうやって売るか、何と一緒に並べて売るかを考える人は多いけど、自分はその後に何を売ることができるのかを考えて陳列の取捨選択したい。」という話。水平方向の面の広がりをどうやって時系列に立体化させていくか。

2012-02-05 11:36:17
ねぎぼうず @negibooz

立地、客層、坪数によって一概には言えないけどテクニックとしての多面展開はありだと思う。(売上構成比の高い)雑誌、コミック、文庫を定期的に買うお客さんや目的なしで入ってきたお客さんについでに買ってもらうために売場のアクセントは必要。それを入口にリピーターが増やせるのではないかな。

2012-02-05 11:57:36
SACHILICT @SACHILICHT

このやりとり、おもしろかったな〜!いろんな意見があって楽しかった。共通して言えることは、自店や棚に真摯に取り組んでらっしゃる方が多いってこと。

2012-02-05 12:47:31
SACHILICT @SACHILICHT

しかけ商品も、棚にある一冊の商品も、同じくらいたいせつ。しかけがなければ、売りたい意志がないように見られ、既存棚のメンテがきちんとできないと信頼されない。仕事していると、ものすごくバランス感覚が試される。いろいろ気をつけなきゃ!

2012-02-05 13:02:10
ykd @yk_d

しばらく前に横浜の書店を巡らせていただいた時、確かそごうの中の紀伊国屋さんの入り口催事台に感心したのを思い出したよ。基本、すべて2面で置いてあった。1面だとふらふら目移りするけど2面ずつあるとちゃんと1点ずつが認識できるんだと知った

2012-02-05 13:03:51
ykd @yk_d

たまに1面しかないものもあるんだけど、そういうのは関連書や前巻が隣にあって、やっぱり2面ずつ置いているのと変わらず印象に残った。もちろん催事に十分なスペースがさける店舗じゃないとコピーはできないけど、陳列手法の一つとして印象に残りました

2012-02-05 13:05:54
mina @minabloom

書店の“能動的”な客って、自分の好きなジャンルに対しての“能動”であって、すべての本に“能動的”な客は、ほぼいないのだから、“受動的”な客へのわかりやすいアピールは各ジャンルにあってほしいです。

2012-02-05 13:25:40
Y @seibunkanseya

入社して初めて指導してくださった店長の「自分が“これだ!”と思った商品は、チマチマ発注せず100冊単位で注文するくらいの気持ちでいなさい。そして仕入れたからには全力で売り切りなさい」という言葉は忘れられません。

2012-02-05 13:27:55
Y @seibunkanseya

その店長の店は田舎の規模の小さい支店でしたが、100冊注文した商品はちゃんと全部売れてさらに100冊…と追加が必要になるくらいだったんだよね。またそのテクニックについて勉強させてもらいたいものです。

2012-02-05 13:31:58
Y @seibunkanseya

(*これから語ること全てコミック売り場の話です)おしたい作品があるとき、「どんなPOPを作ると効果的か」も悩みますが、それ以前に「この作品はどこに置くのが最も効果的か」ということに超悩みます。

2012-02-05 13:55:02
Y @seibunkanseya

お客様がたくさん通る場所、たくさんの目に触れる場所、いわゆる「一等地」で輝く作品もあれば、逆に日陰のほうが咲く作品もある。さらにそこから展開する高さ/奥行き/幅/面数/近くにある商品との関係性を考えて場所を決める。

2012-02-05 14:02:54
Y @seibunkanseya

まだ一般には浸透してない頃だったかなぁ。店長も私も【宇宙兄弟】が大好きで、「この作品をもっと広めたい!」と仕掛けを始めました。最初は一等地で展開したのだけれど…1週間で9冊しか売れなかったのね。でも…

2012-02-05 14:06:19
Y @seibunkanseya

「(宇宙兄弟に対して)キミのいる場所はここじゃないね」とコミック売り場奥、人通りは明らかに減る場所で展開したらその後2ヶ月で275冊販売。 1週間で平均35冊売れたわけです。

2012-02-05 14:09:11
Y @seibunkanseya

“作中のヒトコマを抜き出して見せるだけで、全体の読み味が想像できる”作品は一等地で咲く、“物語の流れで心を揺さぶる”作品は日陰で咲く……という感覚があります。

2012-02-05 14:15:10
catu @catucatu

POPもなしで品揃えだけで売れる店ってのが理想なのかもしれないけど、それってお客の方に十分な知識があって、既に棚の読解力を持っている必要があるよな。でもそんなお客さんばかりが集まる店なんてありえないから、やはりお店からの能動的な働きかけは必要だとおもう。

2012-02-05 13:48:02
ykd @yk_d

一等地から奥へ移動してから売上があがった、ということはちょいちょいあります。でも、短期間であっても一等地にあったこともたぶん無駄ではないんじゃないかとも思ったり。

2012-02-05 15:21:37
ykd @yk_d

ベストセラー商品は絶対にお客様に探させてはいけない(完売は除く)。ワンピース新刊が出たら新刊台にたっぷりと、既刊棚にも最低1面は置く。佐伯さんの新刊が出たら同じく新刊スペースにたっぷりと、版元既刊棚にも1面以上、作家棚にも1面以上。面倒だけどお客様のためと思えば普通、だよね?

2012-02-05 16:24:23
@hidamalar

@chobikunn Togetterになってた「本を手にとりたくなる売場の演出について」を読んでいるのですが、多面展開という言葉の意味がよく理解出来ないので、よろしければ教えていただけませんか?

2012-02-05 15:55:14
なるる @chobikunn

@hidamalar 1つの商品を1面(一か所)で積むのが基本の展開とすると、たとえば、東野圭吾さんの新刊など大量かつ売れる商材が入った時などに、4面・8面など、「同一の商材を並べて置く」手法のことを「多面展開」といいます。大型書店では当たり前に見かけますね。

2012-02-05 16:07:44
@hidamalar

@chobikunn ご説明ありがとうございます。もう一つ、伺いたいのですが、その一面(一箇所)とはどの程度のスペースを指しているのですか?棚一つなのか、棚の中の列の一つなのか、いまいちイメージが沸かなくて…

2012-02-05 16:22:40
なるる @chobikunn

@hidamalar 本の面積です。つまり1種類の本を一か所に積み上げるのが1面積み(たとえば仮に20冊を高く積み上げる)。これを5冊ずつ4面に並べて展開するのが多面展開。1面ずつ四か所(新刊台、棚前、レジ前、ランキング)で展開するのが多か所展開(←一般的呼び名ではありません)。

2012-02-05 16:46:04
なるる @chobikunn

仮に、一人が何店か行きつけの本屋さんをもっているとして、本屋さんがそれぞれ個性や特色を出すことで、様々な商品が掘り起こされ、本との出会いの回数が増える。だから、その独自性を打ち出す商品を色濃く打ち出すことが業界の活性化に通ずと信じる者です。

2012-02-05 17:10:58
なるる @chobikunn

ボリューム感をだす、というのはかなりの武器で、「売れている」という錯覚を引き起こしたり、多面で視覚的に引きつける効果がある。けれど、それだけ注文したからには、相応の数を売る義務が生じ、ただ目立たせたいからと大量注文すべきではない。

2012-02-05 17:13:58
なるる @chobikunn

委託であろうと、注文するからには義務が生じ、それを果たすには『買ってもらうための様々な技術』が必要になる。「売れないじゃん」というのは、自分の販売能力を否定する言葉で、どんな商品でもやりようによっては売れるのだ。その「やりよう」を常に学び、発展させていかねばならない。

2012-02-05 17:17:36
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