@sweets_street 「三国志時代の動乱」まとめ読みました。為政者と改革者、曹操はどちらにあたるのだろうと考え込んでしましました。漢を延命させた為政者、流血の改革をして新時代を築こうとした改革者、どちらにもあてはまるように思えます。両面あるのでしょうか。
2012-02-08 17:21:31@nonameagent 改革者と、建設者と、守成者にそれぞれ人を得ないとできませんね。そして、建設の段階になったら改革者が、守成の段階になったら建設者がそれぞれ速やかに退場する必要があります。その新陳代謝ができるかどうかは本当に運ですね
2012-02-05 12:50:58@sosokan 曹操はギリギリまで為政者としての本分を全うしようとしたんじゃないかと思います。彼の行動は合理的ですがごく常識的で、「乱世を鎮めて秩序を取り戻す」以上の何かを考えていたようには思われません。その先を見据えて動くには、実力も時間も足りませんでしたね
2012-02-08 18:50:12@sweets_street リプ感謝。あ、自分の考えと一致、ほっとしました。曹操は常識的で細やかで自分の頭で考える(結果合理的)人、一途に「乱世を鎮めて秩序を取り戻す」ことを考えていたけど、それって強引さを欠くぶん弱さでもある気がします。時間がたりなくてひどく焦ってますよね。
2012-02-08 18:54:42正史の曹操に関する記述は、うがった見方をせず素直に読めば事実にかなっているような気がしてきました。裏を読もうとしても裏がないというか……「心のままに生きる」が曹操のモットーだったこともあるし。
2012-02-08 19:00:58@sosokan 彼はきわめて常識的で良識的な人なのですが、その範囲を出ることが出来なかったのが、彼の限界だったんだろうと思います。彼の国家経営は規律と秩序を重視したきわめて手堅いものなんですが、「手堅い」の域を出ないんですよね。だから、乱世を鎮めるには足りないんです
2012-02-08 19:06:56@sweets_street 常識的で良識的で、手堅い。道に反する突飛なことはできないんですよね。わたしも曹操の限界をそこに感じていました。そこが好きでもあるのですが。求賢令で人倫に外れた人でも才能があれば採用すると言ってるけど、自分はいい子という。
2012-02-08 19:11:16@sosokan 求賢令であげた人倫に外れる賢者の例もせいぜい陳平ぐらいなものですが、「この程度の範囲の外れ方は大目に見る」というのが常識的ですね。恣意的に人を殺したり、私欲のために民を苦しめたりするようなお行儀の悪い賢者まで用いられないのが常識人の限界ですね
2012-02-08 19:20:59@sweets_street 本当の悪人まで想定に入れられないんですね、自分がいい人だから、そこまで思いつかない。本人は思い切り大胆に書いたつもりだろうけど、やっぱり常識人良識人の枠から出れてないのですね。
2012-02-08 19:23:58@sosokan 曹操は私人としては甘いですが、政治的には厳格な法秩序によって安定をもたらすのをというのを理想としておりますので、法秩序の敵としか言えないほど逸脱しているけれどきわめて優秀という類の人材は許容できないんじゃないかと思います
2012-02-08 19:28:44@sweets_street それは許容できないでしょうね。ゆるせるのは私的範囲の法を破るところまでで、公的なことに関わる法を破る人には容赦がないですよね。曹操自身が私では甘ユルで、公では厳しいのと相似してるように思えます。
2012-02-08 19:33:22@sosokan 私的な人間関係にも政治にも、理想を求めすぎるんでしょうね。個人としての善良であるがゆえに不正を許せないのです
2012-02-08 19:35:25曹操の良心の強さはちょっと信じられないくらいです RT @sweets_street: @sosokan 私的な人間関係にも政治にも、理想を求めすぎるんでしょうね。個人としての善良であるがゆえに不正を許せないのです
2012-02-08 19:36:42@sosokan 良い家に生まれた素直なお坊ちゃんが、人倫や理想の政治を説く儒教を幼い頃からみっちり勉強して育ったら、純粋培養の正義漢ができあがります
2012-02-08 19:45:42