著作隣接権(版面権など)関係 2012/3/15~3/20 のメモ
明日、「出版社が著作隣接権を求める理由」について講談社が私に説明して下さるとのことで、聞きに行ってこようと思います。その結果はネットで公表します。・・・森川ジョージ先生が「俺も連れてけ」とおっしゃるので、同行して頂きます。あと里中満智子先生が色々助言して下さいました。感謝です。
2012-03-15 22:05:00著作隣接権については、大手出版社が国会議員さん達に陳情して「議員立法を目指す」という動きがあったばかり。その前に、作家たちに説明するのが先でしょ。何か、「あれはただの勉強会だ」とのことでしたが・・・
2012-03-15 22:13:05@Kyoichiro_H 出版社と作者の統一見解を出すのは不可能。今まで通り、黙認を狙って匍匐前進するしか手はないと思います。
2012-03-16 00:59:33これから講談社で「著作隣接権を求める理由」の説明がある。都条例の件にしろ漫画家は僕を含め己の身に降りかかる事に対し勉強が足りない。今日のことは後に赤松健が何らかの形で報告するだろう。彼は理性的だから説明が上手い。目にしたら考えてほしい。僕は暴れないように心掛けようっと。
2012-03-16 11:50:37あ、別に講談社が悪いことしようとしてるなんて思ってない。むしろ軸足は作家側に置いているはず。それを確認しに行く。難しい言葉を並べられるとよくわからなくてキーってなりがちだから冷静に、冷静に。
2012-03-16 11:57:01しかし、著作者から弁護士への委任状を取り付ければいい話ですね。どうせ、パブリシティ権では引き続きそうせざるを得ないのですし。RT @y_shigenari: 出版権を希釈化するスキャンレーション(オンライン上での海賊配信)に対して出版社が権利行使したい気持ちは理解できる。
2012-03-16 13:29:01昨日の確定申告で疲れ果てたからだと思います。RT @shimanamiryo: そうか、著作権法改正ネタがTL上で今ひとつ盛り上がっていないのは、みんな判例研究会に出ているんだな。
2012-03-16 16:20:39@raikumakoto @WANPOWANWAN 別にモヤモヤじゃないですよ(笑)。ある意味、ばっちり決着が付きました。森川先生は「もっと男と男の信頼関係で行きたい派」なのでモヤモヤしているだけです。
2012-03-16 16:54:40今ですね、件の「出版社が著作隣接権を欲しがっている理由」に関してのレポートを書いています。22時頃にはネット上にあげたい計画です。しばらくお待ち下さい。m(_ _)m
2012-03-16 18:42:11お RT @a_matsumoto: お RT @KenAkamatsu: 今ですね、件の「出版社が著作隣接権を欲しがっている理由」に関してのレポートを書いています。22時頃にはネット上にあげたい計画です。しばらくお待ち下さい。m(_ _)m
2012-03-16 19:04:44( ´_ゝ`) RT @kira: うーん、この条文が日本版フェアユースってことなんだよね……?
2012-03-16 19:05:54ちゃんとした情報が欲しいんですよね。噂ばっかりだから。 RT @tanakatatsuo: 期待。こないだ出版社の人と話をしたら・・RT @KenAkamatsu: 今ですね、件の「出版社が著作隣接権を欲しがっている理由」に関してのレポートを書いています。22時頃にはネット上に⋯
2012-03-16 20:06:10講談社さんの説明、ちょっとあまりにも自分の理解とずれているのだが………/★なぜ出版社は「著作隣接権」が欲しいのか | 赤松健の連絡帳 http://t.co/N0Z8OD3h
2012-03-16 23:08:53「電子化するとき、一つ一つの作品ごとに契約を結ばなくてもよくなる」ってのが、「電子書籍を販売するときに契約を結ばなくても」という意味ならダウト。そんなわきゃない。
2012-03-16 23:11:13「昔のマンガを、他の出版社で再刊行したいとき、前の出版社に妨害されない?」→そんなことをする権利を著作隣接権は認めていません。
2012-03-16 23:18:15<「著作隣接権を持ちたい」という方針にも「できれば、将来“著作権そのもの”の何割かを出版社が持ちたい」>→陰謀論じゃないんですから・・・これも著作隣接権を持っても関係ありません。
2012-03-16 23:20:38と、まあなんで法律の専門家でもない人間が断言できるかというと、著作権法第90条(著作者の権利と著作隣接権との関係)に「この章の規定は、著作者の権利に影響を及ぼすものと解釈してはならない」と明確に述べられているからです。
2012-03-16 23:22:22電子書籍販売を許諾なくおこなうのも、他の出版者に出版を認めないのも、著作権の何割かを持つ、も全部著作者の権利に影響を及ぼすものですよね?だから、絶対にそんなことはありえない。ありえるとしたら、この第90条が改訂されたらでしょう。でもそんなことは誰も求めていない。
2012-03-16 23:25:32多分、原盤権で起こってる問題とごっちゃになってる。ある著作権者が違うレーベル会社に移籍した後、旧レーベル会社がCDを出しもめることがあるが、これはミュージシャンがJASRACに著作権を信託しているから。信託してなければ、販売差し止めはもちろん可能だろう。
2012-03-16 23:30:55出版者に著作隣接権が認められた場合、あくまで出版者が持つのは「その単行本のデータへの権利」であって「著作物への権利」ではありません。第90条によれば、著作権者に認められている権利を妨害することは絶対に出来ないのが、著作隣接権だと思います。
2012-03-16 23:33:47ちなみに、出版権というのもありますが、条文によれば「権利を有する者(略)は、その著作物を文書又は図画として出版することを引き受ける者に対し、出版権を設定することができる」とのこと。これって素直に読むと、著作権者が認める場合においてのみ発生する権利だと思うんだけど違うのかな。
2012-03-16 23:56:22うーむ。隣接権が出版社に発生すれば、スピーディに電子化できるという辺りからよくわからない。「著作隣接権があったら、夢のように便利」なわけないしw RT @KenAkamatsu: ★なぜ出版社は「著作隣接権」が欲しいのか http://t.co/Ft4JgA1g
2012-03-16 23:59:17