槍と矛の話から広がって

中央集権制と封建制の話とか。
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地雷魚 @Jiraygyo

現代でも中国の歩兵の主力武器は「槍」である。……まあ、あちらでは銃のこと「槍」って表記しとるというだけなんですけどね。

2012-04-13 01:17:05
地雷魚 @Jiraygyo

誰か本気で「今も槍使ってんのかよ、中国土人ワロスwww」とか引っかかってくれないかな

2012-04-13 01:17:55
お菓子っ子 @sweets_street

マスケットはパイクの役割を受け継いでるから、位置づけ的には銃は槍の系譜ですね(´・ω・`) RT @Jiraygyo: 現代でも中国の歩兵の主力武器は「槍」である。……まあ、あちらでは銃のこと「槍」って表記しとるというだけなんですけどね。

2012-04-13 01:18:46
地雷魚 @Jiraygyo

@sweets_street 中国ではわりと槍は特別な武器だからねえ・・・

2012-04-13 01:19:30
お菓子っ子 @sweets_street

@Jiraygyo 矛と槍が別物って、槍でひとまとめにしてる日本ではわかりにくいかもですね

2012-04-13 01:20:32
地雷魚 @Jiraygyo

@sweets_street むしろ矛は神器扱いやな。あんま武器としては存在感ないねえ。

2012-04-13 01:22:04
お菓子っ子 @sweets_street

@Jiraygyo 武器には弱いから、日本と中国の長柄武器の進化の違いの理由がいまいちわからないです(´・ω・`)

2012-04-13 01:23:45
地雷魚 @Jiraygyo

@sweets_street 日本の場合、だいたい近接戦闘は斬るが重視されとるからねえ。槍の前は薙刀やものね。

2012-04-13 01:27:08
お菓子っ子 @sweets_street

@Jiraygyo 矛持った歩兵で密集陣組んで槍衾作る中国と、武勇に任せて切り込んで乱戦をする日本の違いなんでしょうか?

2012-04-13 01:30:03
地雷魚 @Jiraygyo

@sweets_street 矛持って戦う時代は鎌倉まで続くけど、戦争そのものが少ないからやと思う。そして武士が現れると戦闘は騎乗の武士たちの力の見せ所で、近接の馬上戦闘では刀や長巻、薙刀がよかった。

2012-04-13 01:32:54
地雷魚 @Jiraygyo

@sweets_street 槍は歩兵の足軽が戦場の主役になってからやね。

2012-04-13 01:33:37
お菓子っ子 @sweets_street

@Jiraygyo 乗馬した武人の個人的武勇が主役の日本と、歩兵の組織戦主体の中国の違いですか?

2012-04-13 01:34:35
地雷魚 @Jiraygyo

@sweets_street せやね。武士の成立で一気に戦争が変わったからねえ。さらにそれが進んで、足軽という歩兵ができてって感じだろうなあ、大雑把だけど。武士以前は中国式なんやろね。

2012-04-13 01:37:17
お菓子っ子 @sweets_street

@Jiraygyo そこら辺の歴史は、中国より欧州の軍事史を例に取ったほうが分かりやすいかもですね。ローマレギオンの組織戦→騎士の白兵戦→パイク歩兵の組織戦→銃と槍を使ったテルシオの組織戦

2012-04-13 01:42:50
地雷魚 @Jiraygyo

@sweets_street 軍事史つーより、むしろ社会制度史やろねえ。馬乗で「この土地はおれのもんや」って主張する戦争と、国家単位で争う戦争の違いなような気がする。封建制ならわかりやすく強さ見せたほうがよいものね。

2012-04-13 01:45:57
お菓子っ子 @sweets_street

@Jiraygyo 封建制だと戦いの規模がみみっちくなるから、その分個人の武勇の比重が大きくなりますね。中央集権だと歩兵の数の暴力を行使できるようになるから組織戦になります

2012-04-13 01:48:29
地雷魚 @Jiraygyo

@sweets_street かといって中央集権のが優れてるってわけでもないのが面白いところだよね(笑)

2012-04-13 01:49:17
お菓子っ子 @sweets_street

@Jiraygyo 中央集権体制の中華帝国が、部族制の遊牧民に何度ボコられたことか・・・(´;ω;`)

2012-04-13 01:52:12
地雷魚 @Jiraygyo

@sweets_street 部族性、郷紳たちのはっきりした利害関係のほうが、よくわからんけど戦場に連れてこられた兵士よりは組織力強いのは、当然やよね。なかなか、こりが馬鹿にならんという。

2012-04-13 01:54:41
お菓子っ子 @sweets_street

@Jiraygyo 部族や封建領主が負けたら一族郎党みんな生活できなくなるから必死で戦うけど、中央集権国家の将軍が負けても民衆にとっては税金納める相手が変わるだけでわりとどうでも良いんですよね

2012-04-13 01:57:38
地雷魚 @Jiraygyo

@sweets_street そういうのをいかにやる気ださせるかが指揮官の第一の仕事やからねえ

2012-04-13 02:00:47
地雷魚 @Jiraygyo

@sweets_street そう考えると日本の場合、大陸諦めるとかなり後世になるまで大規模な組織戦やる必要ってなかなかなかったんだろうなー、と。

2012-04-13 02:02:55
お菓子っ子 @sweets_street

@Jiraygyo 政治が税金安くして治安を良くして「今の王様のほうが良い暮らしができそうだから変わってほしくない」と思わせるか、指揮官が「勝ったら良い目を見られる」「上官や同僚は良い奴らだから頑張ろう」と思わせる統率をしないといけないですね。だから、中央集権は難易度が高いです

2012-04-13 02:04:35
お菓子っ子 @sweets_street

@Jiraygyo 武士団単位でちんまい戦いばかりしてましたものね。大きい戦争やるにしても武士団の寄せ集めだから組織戦は無理で、調略した方が手っ取り早く敵を倒せるんですよね

2012-04-13 02:07:11
地雷魚 @Jiraygyo

@sweets_street 「戦うという力を持たせる」と「民に税金を払わせる」という、二律相反は未だに続いている問題やしね。戦う力を持たせたら、それは自治に繋がるわけで。どうやって理屈こねて両方成立させるかが国家の永遠の課題やねえ。

2012-04-13 02:07:30