科学と生活について〜「ふくしまの話を聞こう」に触発されて考えた
続)つまり対話といっても、生活について分かっているのは住民。対話といっても、放射線の基礎知識やBq・Svについての対話は、その入り口。最終的には問題を解決したい。生活の問題。当たり前。そのために専門家は、科学は、何ができるか。決めるのは住民。当たり前。でもそれが出来ているのか。
2012-04-29 21:24:13続)それを安東さんは自己統御感と呼ぶ。学問的観点からいうと(そんなことしなくてもよいが…)エートスが極めて地域的で具体的な活動であるにも関わらず、そこに一端の普遍性があるように私の視点から見えてしまうのは、その自己統御感こそ、この近代社会を作ってきた自己決定権と同じ論理だから…。
2012-04-29 21:27:51続)だが、そんなこと(学問的普遍性があるとか何とか)はどうでもよいことだ。現地の、被災地の生活を取り戻す、その支援をしたい、という当たり前のことを、淡々とやっていきたい。そんな、簡単なことが出来ずに、何が科学だろうか。何のための学問なのだろうか。
2012-04-29 21:30:15補足)ちょっと書きすぎ。位置付けしておきたかったのかも。また、エートスの中の人からみると、少しずれていると思われると思います。それは別の人、外の視点ゆえ避けられない。でも最終的な目的・目標は、放射線によって、いわば奪われた生活の自己統御感、自己決定権を取り戻すことだろうと思う。
2012-04-29 21:39:32ありがとうございます。まだ少し蛇足がありますが、長くなったので、後で自分でまとめたいと思います。 @nocturnalflow 水野先生@y_mizunoのツイ、どなたかまとめておいてくださらないかな。 #エートス を考える「参照値」のひとつだと思います。
2012-04-29 21:58:20エートスの中の人たちには申し訳なかったのですが、科学者の視点(外の視点)のエートス紹介が、全国紙に先に出ました。http://t.co/8MuQGgaV 是非とも中の視点の紹介も願います。私からも強く願います。なぜなら、すでに書いたように当事者の視点の理解が必要かつ必須だから。
2012-04-29 22:13:13ご理解感謝。鼓舞するというか原点を考えさせてくれた、ということだとも思います。 @nocturnalflow 昨日の安東さんのお話は科学者やジャーナリストをも鼓舞するものだったな、と感じました。
2012-04-29 22:15:26深謝! @hayano 石戸さ〜ん→ @y_mizuno: 科学者の視点(外の視点)のエートス紹介が、全国紙に先に出ました。http://t.co/8MuQGgaV 是非とも中の視点の紹介も願います。私からも強く願います。なぜならすでに書いたように当事者の視点の理解が必要かつ必須
2012-04-29 22:20:05記事がいつどんな位置付けで出るか、取材された側には分からないのが通例。ただ私は、最初は外の視点としても、むしろそれに着目され、科学者の支援の意味と可能性を理解され、(ある意味で)科学者の社会的役割の文脈で記事にして下さった石戸さん@satoruishido に感謝します。
2012-04-29 22:35:08科学者と地域住民がツイッターを通じて協力し合い、放射能汚染の生活をどう再建していくかを考える「エートス」という活動。当事者が専門家と協力し、自分でリスクを判断する「住民主体のリスクコミュニケーション」。毎日新聞のナイス記事。 http://t.co/8Ijq08Dt
2012-04-28 22:46:24@KeigoTakeda 筆者です。コラムを取り上げていただきありがとうございます。私のコラムよりも当事者が直接語る、こちら→http://t.co/gEhzkh8d をご覧いただくほうがはるかに深く考えていただけるか、と。よろしくお願いします。
2012-04-28 22:59:43@satoruishidoさん、再度、記事を拝読しました。http://t.co/8MuQGgaV http://t.co/faHkzEbW この続きが読みたくなる書き方ですね。「「住民主体のリスクコミュニケーション」が求められていると私は思う。」、その通り。期待しております。
2012-04-29 22:46:19ありますよね。ひとひらの花びらにも。@kentosho 数分の曲や、17文字の俳句で人に生きる勇気を与えられたり @私 なるほど〜。生物学も面白い。確かに。 @ergosopher 生存・繁殖・扶養に資するかどうかでしょう。生物学もおもしろいですよ。「役に立つとはどういうことか」
2012-04-29 22:50:09科学は理論屋、工学屋も常にある事象探索も意外なところで発見で急進展。サイエンスへの人間のあくなき追求で次の道が。物理実験は再現性、自然界の事象は平等もその壁、探究は過去-現代-未来にも渡り永遠に継続発展と思います@y_mizuno
2012-04-29 20:19:33一時期、『科学の終り』みたいな本も出てましたが、素粒子物理の標準理論のその後が見えにくかった時期。人間が自然をそんなに簡単に分かるものかと思います。その本の「浅い」理解には科学者も驚いたのでは? @ryo0201_george 探究は過去-現代-未来にも渡り永遠に継続発展と思い
2012-04-29 22:55:17ご助言感謝。その展開を考えてます。中学校の理科の先生が適任とのアドバイスも戴いております。 @__kirin_config 高校理科先生なら人数も多く、その地に住んでいるのですが。もっとも、生徒や校庭の線量でいそがしすぎたのかもしれません。おちついてくれば地域での指導は理科先生が
2012-04-29 23:47:27これ、どんな分野でもありますよね。@kojiando 学生の頃、原子炉実習の際に技術職員の方がそういう感覚を持たれていて感心した覚えがあります QT @y_mizuno: 放射線の可視化。放射線は目に見えないと皆が言うが、慣れてくると、だいたい見当がつく。それが測定器の役割。
2012-04-29 22:58:25安東さんにはいろいろ教えられました。 @h_okumura 安東さんのお話聞いて水野先生のお話も理解できるようになった RT @y_mizuno: 科学とは、知識とは、目に見えないこと・ものの可視化。理解すること。目に見える感覚。これを相場感と呼んでいる。物差し感覚。スケール感覚
2012-04-29 22:59:42ありがとう。これなかなか難しいんですけどね。持てれば幸い。なくてもOK^^ 一端でも。@soukichi424 この言葉、すごい。まさに宇宙から素粒子、空間も時間もひとつながりの中での出来事。こういう視点が必要なんだ。 @私 「宇宙から素粒子まで一繋がり。その感覚を伝えたい。」
2012-04-29 23:02:54WWIIに辟易したシュレディンガーの『自然とギリシャ人』、デモクリトスどころかクセノファネスまで遡った。 RT @y_mizuno 科学とは、知識とは、目に見えないこと・ものの可視化。理解すること。…放射線は目に見えないだけであって日常の一部…その感覚を伝えたい。
2012-04-29 20:54:29大変、興味深い。偉大な先達に恵まれて幸せです。 @ergosopher WWIIに辟易したシュレディンガーの『自然とギリシャ人』、デモクリトスどころかクセノファネスまで遡った。 RT 「科学とは、知識とは」
2012-04-29 23:13:08ありがとうございます。福島県にも何人か知り合いを得て、幸せです。素晴らしい土地柄を気に入っております。@take_fukushima 平行目線、ありがとうございます。科学者目線でない場で、お会いする機会があれば光栄と思います。いつか先生が、福島にいらしたときに。
2012-04-29 23:16:36はい、少なくとも私は、そうなんだろうなと思います。 @discoder_x 何を見るべきかを対話の中から発見することを出発点とするべきなのでは。
2012-04-29 23:17:25恐縮です。深謝です。少し遠いのが残念ですが。関西からも支援構想は可能で、研究中心大学にしか出来ないこともあり、いずれの時にか一緒にと…。 @tyausu 地についた活動のご様子。感服! http://t.co/8MuQGgaV 「科学者の視点。是非とも中の視点の紹介も願います」
2012-04-29 23:23:34同感。科学にはそういう面もあって、興味深いですよね。ある種の人間的現象に近いのでは。@umenosuke_tani 簡単に自然なんてわかりません。でも、それをもって科学が間違ったものとは思わない。それは極めて便利な道具ですよ、と思っています。 @ryo0201_george
2012-04-29 23:25:22