個体の壁を越える、名付けについて

個体の壁を越える、とは?SFで描かれる姿はどうか? 個体から脱するために名前を捨てるという手段は有効か。   不足があれば編集お願いします。
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夕凪ショウ @yuunagi_show

藤田まぐろさんの「ねりんぐ・ぷろじぇくと」は、陶芸家の作った土人形の少女が、恋をして粘土の肉体に生命をやどし、人間関係でトラブルがあったとき、山の土に(そこでは皆一緒であたたかくて心地よい)帰ろうとするも、最終的に恋が実り本物の人間になれたというお話だったはず。

2012-05-09 02:53:20
夕凪ショウ @yuunagi_show

「ピノキオ」も「ビロードのうさぎ」も、本物のいきものになるお話。ピノキオは理性的であってこそ人間だという価値観に基づいてるかな。ビロードのうさぎでは、ぬいぐるみが本物のうさぎになる。ぬいぐるみの時にすでに感情はあるので、別れの悲しさ/愛を知ってこそ本物の生物に転生するってこと…?

2012-05-09 03:22:53
不始末 @fushimatsu

十年後、幸せになった僕は個体を越えて拡がる大きな自我の夢などすっかり忘れ、身の丈に合わない空想など幼稚だと考えるようになっていた。人生には苦しいこともあれば楽しいこともあり、その換えの効かない物語を謳歌することこそが自分のなすべき唯一のことなのだと思った。[BAD END]

2012-05-09 03:35:38

個体を超えた存在はSFではどう描かれるのか?

某月 亡日 @sakemubi

@yuunagi_show 逆になりますがシオドア・スタージョンが個体を維持しつつ思考が統合される話を書いていますね、「コズミックレイプ」だったと思います。諸星大二郎の「生物都市」なんかも面白いかもこれはちょっと違うかな・・・う~む

2012-05-09 20:46:41
夕凪ショウ @yuunagi_show

諸星大二郎「生物都市」機械と人間の融合    どの作品もすごく読みたくなった http://t.co/kWDhrQZ3

2012-05-09 21:46:46
夕凪ショウ @yuunagi_show

@sakemubi ググってみましたが、諸星大二郎さんの漫画、おもしろそうですね。個体の融合はSFでよくあるテーマなんでしょうか。個体の壁を越えたいと思ったことがないのでピンとこないんですよね…

2012-05-09 21:58:22
某月 亡日 @sakemubi

@yuunagi_show 諸星大二郎の「生物都市」はデビュー作で当時衝撃的だったのは今も覚えています。原作があるのではと、変な騒ぎになりました。古いものばかりで、最近はあまり読む機会がないのですが、面白いですね。

2012-05-10 08:00:23
某月 亡日 @sakemubi

@yuunagi_show 個体の融合というか「大いなる者(神)との合一」はよく出て来る印象です。エヴァの劇場版の終わり方何かそんな感じだったような、それに取り込まれるか、反対するかで話を作っているパターンはよくある見かけますね、昔のSF作家がマイナーだったので被害妄想かもw

2012-05-10 07:56:08
夕凪ショウ @yuunagi_show

@sakemubi 人間が肉体を失い、言葉で思考、発言、交流するだけの存在(botのようなもの)になってしまうようなSF作品はありませんか?

2012-05-10 18:02:13
某月 亡日 @sakemubi

@yuunagi_show 解脱、合一した結果、精神の入れ物として、肉体が残るというパターンはよく見ますね、肉体は積極的活動を停止するので、抜け殻として残り、肉体を生かすためには何らかの栄養補給や外科的な手術を行うとか、残されたものとのドラマが生じたり・・・

2012-05-10 20:28:27
某月 亡日 @sakemubi

@yuunagi_show 大いなる者と合一して肉体を捨てて、意志のようなものになって迎えに来る話がありましたが、あれは合一した側での生活は描かれていませんね。う~む・・・・

2012-05-10 20:33:18
某月 亡日 @sakemubi

@yuunagi_show 「太陽の簒奪者」の異星人も個々の肉体は維持していましたね。う~む・・・なかなか思い浮かばないですね(´・ω・`)

2012-05-10 20:43:38
夕凪ショウ @yuunagi_show

@sakemubi ふぅむ。ありがとうございます。よくある話かと思いましたが、そうでもないんですね。肉体は残るというのが不思議です。神や他者と融合などして精神的に高い次元に進むには(?)まっさきに捨ててしまいそうなイメージでした。

2012-05-10 22:54:09
夕凪ショウ @yuunagi_show

@sakemubi 肉体はなく、個体の生き死ににとらわれず、言葉(意識?)として他者と交配しながら、個体の壁を超えより大きな集合体に生きるもの…文化?ミーム?になれれば、心穏やかになるのだろうかとか、宗教みたいな感じでしょうか…よくわからなくなってきました^^;

2012-05-10 23:03:29
6だ @mikulive6da

@yuunagi_show @sakemubi んーと肉体を捨てた存在に成るとか、そういう存在が出てくるとか、有名処で幾つか思いつくんですが、タイトル言うだけでも未読の方にはネタばれになりそうな気も何となくするんですが、どうしましょ?

2012-05-10 23:21:59
6だ @mikulive6da

@yuunagi_show @sakemubi 当初お望みの内容ではないかもしれませんが、クラークの幼年期の終わり、2001年宇宙の旅、最近のだとイガーンの順列都市、ディアスポラなどが肉体を捨て進化してく描写あったとかと。

2012-05-11 00:25:30
某月 亡日 @sakemubi

@mikulive6da イーガンは読んでませんが、幼年期の終わりは肉体を持ったままだつた記憶があります、読んだのが大昔なので、記憶が間違っているかもしれませんが、中の描写ではあったのかもうーん wそれは別にして「幼年期の終わり」はその後に与えた影響をかんがえると必読ですね。

2012-05-11 05:36:21
某月 亡日 @sakemubi

@yuunagi_show なるほど、そういう感じでは肉体を捨てて進化するまでの話はあるのですが、お話自体がなるまでが目的で、なった後に関してどうなったかを詳しく描いているのはあまり記憶に無いですね、当然ながら描写が困難なのかも・・・・

2012-05-11 05:59:16
某月 亡日 @sakemubi

@yuunagi_show ネタバレになるな確かにw う~ん難しい個体にとらわれない大きな総合体になる話なら・・マンガで佐藤史生「やどりぎ」とか「ワン・ゼロ」「精霊王」古いので入手困難かなw入手しやすいのなら野尻さんの「太陽の簒奪者」

2012-05-11 06:21:57
某月 亡日 @sakemubi

@yuunagi_show なろうとする話、なった話(大体なったところでおしまい、なった後も認識や感覚はそれまでとはあまり変わらない)、逆にならなかった話、なることに抵抗する話とか、周辺の話、「進化」の話が多い感じですね。

2012-05-11 06:30:56
某月 亡日 @sakemubi

@yuunagi_show なってしまうと宗教体験に近くなるのか、仏教だとか、キリスト教、イスラム教の神秘主義思想の描写を借りている印象が強いですね、悟りを開くとか・・・感覚が進化してゆく話しならエスパー物wの古典中の古典「スラン」これも後の影響が巨大ですので必読。

2012-05-11 06:36:10
6だ @mikulive6da

@sakemubi 悪魔のオーバーロードは肉体を持ったままですね。彼(彼女?)の上司オーバーマインドはちょっと前に流行った言い方だと「情報統合思念体」になるかなと。あと人類全てがそうなるんじゃなく、次世代がそうなるんで、地球に残された人類(当然肉体有り)が見送る場面もあったかと。

2012-05-11 07:49:10
某月 亡日 @sakemubi

@mikulive6da たしかそんな感じでした、今ネタバレの外見を思い出しましたw 古い地層を掘り返し他感じ、引きずられて当時の黒歴史も色々思いだしますw

2012-05-11 08:15:08
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