エリック・ドルフィーの「凄さ」について(~音楽の批評/研究)

エリック・ドルフィー(Eric Dolphy、1928年6月20日 - 1964年6月29日 ) http://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%82%a8%e3%83%aa%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%bb%e3%83%89%e3%83%ab%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%bc
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吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

それでは今宵もティロ・フィナーレ。おやすみなさい

2012-06-04 01:21:13
オラシオ@初の単著「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」増刷しました @poljazzwriter

@hi_doi @kazz16 失礼だなんてそんな!感謝申し上げておりますよ。それにしても、今にいたるもこれほどに聴く人を熱くさせるドルフィーという「別世界」のアーティストには驚きを禁じえません。個人的には、もっともっと彼のコンポジションを聴いてみたかったです。本も読んでみますね

2012-06-04 01:21:37
のぶりん。 @noburin2828

@hi_doi @kazz16 @poljazzwriter 素晴らしい。ジャズで今後研究と分析を待たれるのはやはりエリック・ドルフィーという感じを強くします。ドルフィーはやはり天才でしょう。

2012-06-04 01:22:34
オラシオ@初の単著「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」増刷しました @poljazzwriter

さっき、コメダとドルフィーのコンポジションには共通点がある、と書いたのですが、ウェイン・ショーターの作風やトニー・ウィリアムズの一部の曲も近いものがある。ショーターは特に。シンプルなようでいて絶妙にフックが仕掛けられたメロディと、あの名状しがたい「空間の広大さ」が似てるのです。

2012-06-04 01:34:32
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

@noburin2828 ドルフィーの天才性には疑いようがないですね。実際もっと評価&研究されるべきですね。 @kazz16 @poljazzwriter

2012-06-05 00:12:41
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

@Elis_ragiNa ありがとうございます!ちょっと続き書きます…

2012-06-05 00:14:06
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

@poljazzwriter @kazz16 昨日のツイートにもうひとつ付け加えなくてはならない要素があります。 https://t.co/EULDL3rJ ドルフィーは1/4度音程を用いているのです。であれば同じフレーズを吹いてもまるで違う印象になるのは当然で、重要な要素です。

2012-06-05 00:16:21
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

@poljazzwriter @kazz16 で、昨夜のツイートを今日思い返しまして。以前音楽評論に関して「研究と批評」の分化についての話がありましたが、演奏家は基本「研究」はしても「批評」はしないのですよね。私の話はやはり「研究」であり(つづく) @Elis_ragiNa

2012-06-05 00:19:12
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

@poljazzwriter @kazz16 (続き)なので「印象批評」に対して「研究」の話を振ったことは私が反省しなければならない点でありまして。そして演奏家の大半は「研究と批評」の分化を理解してませんw。そのため小林秀雄の『モオツアルト』に(続き) @Elis_ragiNa

2012-06-05 00:22:23
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

@poljazzwriter @kazz16 (続き)ある著名なピアニストに小林秀雄【モオツアルト】について訊いたら笑ってあしらわれた話もその行き違いから発生していると思えます。演奏家は「研究と批評」の差異を理解するべきだと思うのです。 @Elis_ragiNa

2012-06-05 00:25:19
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

@poljazzwriter @kazz16 (続き)しかし私はドルフィーはもちろんアイラーやブロッツマン等のミュージシャンは「批評」に対し圧倒的に「研究」が不足していると思っています。私のトーク企画『SAXの変な音』はそこを補完する目的で始めました。 @Elis_ragiNa

2012-06-05 00:28:46
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

@poljazzwriter @kazz16 @Elis_ragiNa ということで、追記でした。失礼します!

2012-06-05 00:29:21
オラシオ@初の単著「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」増刷しました @poljazzwriter

@hi_doi @kazz16 @Elis_ragiNa ぐーすか寝ておりましたが、トイレに行ったついでに携帯でTLを見て飛び起きてしまいましたw!昨日私が「意味するものが違う」に対する完璧な補完です。また、ブログで続きを書こうと思っていた「音楽レヴュー論」への良い刺激(続く)

2012-06-05 03:14:37
オラシオ@初の単著「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」増刷しました @poljazzwriter

@hi_doi @kazz16 @Elis_ragiNa (続き)となりました。そのレヴュー論の中でちょうど触れようと思っていたことでしたので。吉田様の問題提起を踏まえ、近日中に必ずアップしますのでその折はお知らせ致します。(と言いつつなかなか書かないので「書く書く詐欺」自称w)

2012-06-05 03:16:59
オラシオ@初の単著「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」増刷しました @poljazzwriter

@hi_doi ちなみに、『SAXの変な音』は物凄く興味があります!青森市に住んでいるのでなかなかおうかがいすることも出来ませんが、ぜひ一度参加してみたいと思います。

2012-06-05 03:20:31
オラシオ@初の単著「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」増刷しました @poljazzwriter

@hi_doi @kazz16 @Elis_ragiNa あ、すみません、「昨日私が「意味するもの~」」と書いちゃいましたが、正しくは「昨日私が書いた「意味するもの~」」です。お目汚しすみませんでした。

2012-06-05 03:31:21
オラシオ@初の単著「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」増刷しました @poljazzwriter

備忘録として一つだけ。近日中にブログに書くことですが。ジャズ研究(あえてこの場では「評論」も含めておく)本はなぜ、参考文献ならぬ参考音献を巻末や注釈に載せないのか、ずっと不思議に思っている。文学評論や社会学の書籍ではそれは半ば当たり前となっているのに。

2012-06-05 05:40:39
柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 @Elis_ragiNa

@hi_doi 研究批評と言う言葉が出たときに真っ先に菊地成孔を思い浮かべる人が多いでしょうね。菊地さんは研究と批評の間に言葉を残された、だから刺激的でしたし広がりましたね。昨日の吉田さんの言葉はそれと同じ感覚でした。話芸にも秀でた吉田さんだからこそ出来ることかなと。

2012-06-05 11:08:56
柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 @Elis_ragiNa

@hi_doi これ、同意です。彼らの音楽はその魅力の根拠など要らないやと思わせてしまう強さがありますよね。でも、知りたいと思っている人は多いと思います。 > ドルフィーはもちろんアイラーやブロッツマン等のミュージシャンは「批評」に対し圧倒的に「研究」が不足

2012-06-05 11:12:09
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

@poljazzwriter @kazz16 @Elis_ragiNa 了解です!しかしこうした話、もっと深めたい欲がわきますねー!

2012-06-05 12:39:26
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

@Elis_ragiNa そうなんですよ。私はサックスをメインに演奏するので特にサックス奏者に対して探求欲が沸くのですが、例えば様々な楽器別にそれぞれに「研究」する人材がいるように、研究されづらい方向性の音楽に楽器別にも「研究」されていくと面白いだろうなーと思っているのです。

2012-06-05 12:44:37
柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 @Elis_ragiNa

@hi_doi その研究って多くは普通のリスナーにとってはニッチだし、難しくて見ても面白くないものになる可能性があるとは思いますが、僕はそれが巡りめぐってわかりやすい批評なり評論なり紹介なりに還元されるんだろうなとも思います。僕はその研究と聴き手を繋げる場にいたいなとは思いますね

2012-06-05 13:23:54
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

@Elis_ragiNa その通りだと思います。例えばJAZZ LIFE誌にブレッカーのフレーズ解析が載っていることよりさらにニッチな話ですが。最終的に情報の上澄みを生む素材になれば良いと思うのです。(余談ですがドルフィーのフレーズ解析は一度JAZZ LIFEで眼にした記憶が)

2012-06-05 13:27:47