NHKスペシャル「MEGAQUAKEⅡ 第3回 “大変動期”最悪のシナリオに備えろ」 書き起こし #nhk

6月9日にNHKスペシャルで放送されたものを文字起こししています。 今回はドラマ仕立ての部分は割愛しています。
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冒頭のVTR

とし @toshihiro36

<ナレーション> あの巨大地震から1年、いま各地の火山で異変が起きています。福島県の活火山・吾妻山。5月、気象庁の観測隊が山頂に向かいました。硫黄を含んだ高温の火山ガス。新たな噴気孔ができていました。秋田駒ケ岳では斜面の温度が上昇。山頂付近の植物が枯れていました。

2012-06-10 15:00:12
とし @toshihiro36

<ナレーション> 地熱の高いエリアが大きく広がっていたのです。震災以降20を超える火山で変化が確認されています。異変はさらに首都・東京でも進行していました。地下深くの地震計は無数の振動を記録し続けています。

2012-06-10 15:04:33
とし @toshihiro36

<ナレーション> 東北沖から活発な地震活動がしだいに南下、いま関東の直下で地震が多発しているのです。複雑な地下の構造が引き起こす地震。3つのエリアに集中し、最大で震災前の130倍に達していました。激動する大地で地震や火山の噴火が相次ぐ“大変動期”。

2012-06-10 15:10:10
とし @toshihiro36

<ナレーション> あの日を境に日本は新たなステージに突入しています。巨大地震・MEGAQUAKE 残された膨大なデータから、科学者たちは最悪のシナリオを読み解こうとしています。300年間沈黙を続ける富士山、噴火が危惧され始めています。

2012-06-10 15:13:50
とし @toshihiro36

<ナレーション> 巨大地震がマグマに影響を与えた可能性が浮かび上がってきたのです。世界では巨大地震のあと、大噴火が繰り返されています。ひとたび噴火すれば交通網は分断、都市機能はマヒ。科学者たちは深刻な被害を想定しています。そして巨大地震を予測する新たな挑戦も始まっています。

2012-06-10 15:18:41
とし @toshihiro36

<ナレーション> 直前に海底で観測されていた不気味な隆起。次は見逃すまいと観測を強化しています。シリーズMEGAQUAKE 第3回は巨大地震から始まる“大変動期”の脅威に最新のの科学で迫ります。

2012-06-10 15:22:24

ここから本編です

とし @toshihiro36

鎌田靖:巨大地震から1年あまり、このシリーズではあの日各地で観測された膨大なデータと科学者たちの最新の研究を映像化し、地震や津波の脅威・その実像に迫ってきました。こうしたデータから次の災害の危険性が、新たに浮かび上がってきています。

2012-06-10 15:32:47
とし @toshihiro36

鎌田:これは全国に設置されたGPD網が捉えていた、巨大地震発生時の日本列島の動きです。わずか2分半の間に大地が波打つように大きく引き伸ばされ、最大でおよそ5mも東へ移動していました。実はこの大地の大きな動きが、新たな災害のリスクを高めつつあることがわかってきたのです。

2012-06-10 15:39:44
とし @toshihiro36

鎌田:日本列島は地震や火山噴火が多発する“大変動期”に入ったのではないかと、科学者たちは懸念しています。いま注目されているのが、1000年あまり前の平安時代です。西暦869年東北沖で今回に匹敵する巨大地震が発生し、大津波が東北一帯を襲いました。

2012-06-10 15:44:07
とし @toshihiro36

鎌田:9年後、今度は関東で大地震が発生しました。多数の犠牲者が出たという記録が残っています。さらに9年後、東海から西の南海トラフでも大きな地震が起きました。現在も巨大地震が懸念されている地域です。

2012-06-10 15:49:21
とし @toshihiro36

鎌田:この前後には内陸でも大地震が相次ぎました。同時に富士山など各地の火山で大規模な噴火も起きていました。まさに“大変動期”といえる時代だったのです。 今後、同じような災害が続くのか、はっきりとしたことは分かりません。

2012-06-10 15:55:02
とし @toshihiro36

鎌田:しかし、いま私たちを待ちうけているかもしれない“大変動期”の最悪のシナリオに、目を向けておく必要があると考えました。 シリーズMEGAQUAKE 今夜は科学者たちが危険性が高まっていると指摘する、二つの災害を見ていきます。

2012-06-10 15:57:00
とし @toshihiro36

鎌田:一つは関東を襲う新たな大地震の脅威“首都直下地震”、そしてもう一つが全国で相次ぐ恐れのある火山の噴火です。そのとき私たちはどのような危機に直面することになるのか、ドラマも交えて具体的にお伝えして参ります。まずは地震活動が活発化している首都圏、その地下の異変の正体に迫ります。

2012-06-10 16:01:39
とし @toshihiro36

<ナレーション> 関東周辺で活発化する地震活動。今年に入って規模の大きい地震も相次ぎ、M5以上の地震は20回を超えています。いまさらに大きい地震が起きる可能性があると指摘する科学者がいます。

2012-06-10 16:10:00
とし @toshihiro36

<ナレーション> 京都大学の遠田晋次さん、去年の巨大地震で東北沖の海底が大きくずれ動いたことが関東にも影響していると考えています。東北沖のプレートの境目にある巨大地震の震源域。ここでは太平洋プレートが年間8cmずつ沈み込み、ひずみを溜めていました。

2012-06-10 16:13:40
とし @toshihiro36

<ナレーション> 去年3月、ひずみが限界に達し巨大地震発生、陸側のプレートが大きくずれ動きました。東北の陸地は最大およそ5m東へ動きました。これに対して震源域から離れた関東の陸地の動きは、最大で50cm。

2012-06-10 16:20:08
とし @toshihiro36

<ナレーション> 東へ大きく動いた東北、関東はこれに引きずられて移動。その後も少しづつ動いています。その結果、1年あまり経ったいまも、ひずみが溜まり続けているというのです。

2012-06-10 16:22:32
とし @toshihiro36

遠田:最もひずみが加わった所は、震災で動いた断層の南の延長部分ですね。

2012-06-10 16:23:56
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コメント

ニシモト マナブ @sebanchev 2012年6月13日
ありがと。認識新たになりました。阪神大震災以後も地震はマグマのニキビ程度の認識でしたから。小さい地震がちょこちょこ来てれば大地震に至らないと。神戸は全く地震なくいきなり来たから。 昨年の3.11でプレートを知り地震は今だ続いています。和歌山にも紀伊水道なるものがあり予断なりません。もちろん今、大都心の危機の方が心配ですが。電離層などで最小被害に抑えられれば良いですけど。期待します。 正しい危機感がキーワードです。
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