J.バトラーのパフォーマティビティ概念をめぐって(tummygrrlまとめ版)

eguchi2012さんのdisに端を発したやりとりです。 既にまとめがありますが、こちらは、まとめ作成者の個人的な趣味で、クィア/フェミ理論とポリティクスにかかわるので重要だ、と作成者が考えた部分を中心に作成しました。 パフォーマティブ/パフォーマティビティの英語としての理解、というあたりのお話は既存のまとめにお任せしております。 続きを読む
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瀬戸マサキ | Masaki Seto @MasakiChitose

続) context of a body, understood, in part, as a culturally sustained temporal duration." (Gender Trouble, 1999: XV)

2012-06-13 20:02:58

どう理解すればいいんだこれは的なやりとり----------

江口某(焦土) @eguchi2012

しかし訳せない。「「パフォーマティビティー」とは、それによって言説がそれが名付ける影響?効果?を産出するところの反復的・引用的実践である」ぐらい?

2012-06-13 15:18:36
江口某(焦土) @eguchi2012

performativityがpracticeなのだとしたら、performativeはどういう性質を指すのだろうか。

2012-06-13 15:27:51
江口某(焦土) @eguchi2012

もしperformativityが一種のpracticeを指すのであれば、「行為遂行性」という訳語はあんまりうまくないような気がする。だからみんな「パフォーマティヴィティ」にしているのかな?

2012-06-13 15:50:20
江口某(焦土) @eguchi2012

まあとにかくさっきの「定義」が正しいのであれば「行為遂行性」という訳語は逆に許せなくなる。

2012-06-13 15:56:40
@itiweys

「行為遂行性」という訳でいいのかどうか、実のところわたしにもわかりません。よくわからない、というか意味内容がイメージしにくい日本語だよな~とは思いますが。他の方はどうでしょうか? と投げてみるw @eguchi2012

2012-06-13 15:36:53
@itiweys

また、わたしは「ジェンダーの構築性に関してはこういう議論もあるよー」と授業で教えてはいますが、パフォーマティビティー概念に関する理論的研究を行っているわけではないので「バトラーはこう主張してるよ」程度のことしか言えません。あまりお役に立てずすみません。 @eguchi2012

2012-06-13 15:44:22
@itiweys

さらに個人的には、バトラーの議論にある飛躍や強引さには少し引っ掛かかりも感じます。でも「そこがバトラーの魅力でもある」と積極的に捉えている人もいるので、「なるほど新しい領域を切り開いていく際には、そういう評価もたいせつなのかな」と思い始めてはいます。 @eguchi2012

2012-06-13 15:55:30

パフォーマティビティがpracticeであるとは。あるいは、名詞パフォーマティビティと形容詞パフォーマティブの関係(文法関係はまとめた人間にとってあまり興味のない部分なのでかなり飛ばしています)------------

江口某(焦土) @eguchi2012

@kazukazu881 @tummygrrl ありがとうございます。バトラーの「パフォーマティビティー」は性質ではなく、「(人々の?言説の?)実践」の一種であるということがわかりました。そうすると「パフォーマティブ」はどういう意味になるでしょうか?

2012-06-13 16:21:03
kazukazu @kazukazu881

@eguchi2012 @tummygrrl え?英語的にはその実践の性質、またはその実践の性格を規定するものという意味になるんじゃないですか?今、英語的に激しく自信がなくなっていますが。

2012-06-13 17:45:25
江口某(焦土) @eguchi2012

@kazukazu881 ふつうは-ityは「接尾[形容詞に付けて] 「状態」「性質」「程度」の意の抽象名詞を作る」ぐらいですよね。でもperformativityがpracticeという人々のおこないを指す抽象名詞(?)の場合どうなりますか?

2012-06-13 17:47:05
kazukazu @kazukazu881

@eguchi2012 でもバトラーの定義上、抽象的な全ての「実践」という意味でのpracticeを指しているのではなく、ある特定の性格を帯びた実践(ある言説的効果をもたらす引用・反復的実践)を指しているので、普通に前者の性質を指した語だと思ってましたが違いますか?

2012-06-13 17:52:30
江口某(焦土) @eguchi2012

@kazukazu881 でもperformativityはpracticeであって性質ではないんですよね。それとも性質ですか?「practice」と呼ばれているものんはなんらかの性質なのですか?

2012-06-13 17:53:34
kazukazu @kazukazu881

@eguchi2012 え?バトラーの文章だと、明らかにある性質を持った行為ですよね?practiceが関係詞で修飾されてますから??え?違います???

2012-06-13 17:55:41
江口某(焦土) @eguchi2012

practiceを「行為」を呼ぶのもわたしはかなり抵抗があるけど……

2012-06-13 17:59:45
kazukazu @kazukazu881

@eguchi2012 定義上「ある特定の性質を持った行為」というのは、なぜダメなのかが分からないのです。定義ってそういうものじゃないですか?全てを行為か性質かのどちらかに排他的に分ける論理的、学術的意義や必然性って何でしょう?ごめんなさい。本当に質問の意味が分かってないです。

2012-06-13 18:01:00
江口某(焦土) @eguchi2012

@kazukazu881 「もの」や「こと」とそれがもつ「性質」はぜんぜんちがうものだからです。とりあえずpracticeは行為であって、performativityはpracticeの一種で、したがって行為の一種なのですね?

2012-06-13 18:02:24
江口某(焦土) @eguchi2012

@kazukazu881 英語的にはそうならんのではないでしょうか。-ityがついてそういうふうになる例があるでしょうか?わたしにはおもいつきません。

2012-06-13 18:18:51
江口某(焦土) @eguchi2012

@kazukazu881 ふつうにperformativityが「performativeであること」を指すのならOKなのですが、performativityはpracticeらしいので、performativeがなにを意味するか私にはわからなくなってます。

2012-06-13 18:21:17
kazukazu @kazukazu881

@eguchi2012 あー。分かりました!でもバトラーのあの文章だとある性質を持ったPracticeでわざわざ抽象名詞にしているので、practiceおよびその性質一般を指した抽象概念と解釈するのが素直だと思うのですが、なぜpracticeのみに還元した解釈をなさるのでしょう?

2012-06-13 18:30:47
瀬戸マサキ | Masaki Seto @MasakiChitose

っていうか、本気で performativ-ity っていう名詞が何を指すのか、そんなに気になるのかしら…。はやいとこ「performative であること」で納得して、「じゃあ performative って何だ」という話に行く方がいいと思うんだけど。誰が答えるかは置いといて。

2012-06-13 18:46:44
江口某(焦土) @eguchi2012

@cmasak performativeってマキチトセさんはどういう意味で使ってますか?一般にどう使われるべきだと思っておられますか?

2012-06-13 18:51:05
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