J.バトラーのパフォーマティビティ概念をめぐって(tummygrrlまとめ版)

eguchi2012さんのdisに端を発したやりとりです。 既にまとめがありますが、こちらは、まとめ作成者の個人的な趣味で、クィア/フェミ理論とポリティクスにかかわるので重要だ、と作成者が考えた部分を中心に作成しました。 パフォーマティブ/パフォーマティビティの英語としての理解、というあたりのお話は既存のまとめにお任せしております。 続きを読む
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江口某(焦土) @eguchi2012

@kazukazu881 「パフォーマティブ」「パーフォーマティヴィティ」の言葉の意味はどうなりますか?

2012-06-13 12:38:49
kazukazu @kazukazu881

@eguchi2012 「ジェンダー・パフォーマティヴィティ」は、ジェンダーはそれに先立つ規範の引用・反復によって成り立つものであり、その根拠とされる「セックス」は事後的に構築されるものにすぎないくらいの感じだと思いますが。

2012-06-13 12:36:58
江口某(焦土) @eguchi2012

これはバトラーの思想や発想で、「パフォーマティビティ」の意味の説明にはなってないと思います。 RT @kazukazu881: @eguchi2012 「ジェンダー・パフォーマティヴィティ」は、ジェンダーはそれに先立つ規範の引用・反復によって成り立つものであり……

2012-06-13 12:43:10
kazukazu @kazukazu881

@eguchi2012 あ、「ジェンダー」ではなく、英米の文脈から応用されたデリダ的なパフォーマティヴィティという概念自体の問題が分からないということですね?

2012-06-13 12:44:38
kazukazu @kazukazu881

@eguchi2012 ごめんなさい。質問を繰り返しますが、「バトラーがジェンダーに応用するジェンダー・パフォーマティヴィティが指示する意味自体は分かる」というところは大丈夫なのですよね?

2012-06-13 12:48:41
kazukazu @kazukazu881

@eguchi2012 つまり、「ジェンダーはそれに先立つ規範の引用・反復によって成り立つものであり、その根拠とされる「セックス」は事後的に構築されるものにすぎない」というのも意味が分からないと。

2012-06-13 12:50:06
江口某(焦土) @eguchi2012

まあわかるというより、だいたいどんなことを言おうとしているかはわかるけどおかしいと思う。まあ「ジェンダー」や「セックス」の意味もはっきりさせてもらわなきゃならないことになりそう。

2012-06-13 12:52:23
kazukazu @kazukazu881

@eguchi2012 バトラーのジェンダー・パフォーマティヴィティの文脈ではそんな感じだと思いますよ。パフォーマティヴィティは、言語使用はそれ以前の言語の引用とその効果によって成り立つくらいだと思いますが。今、デリダの論文が手元にないので詳しく確認ができないのですが。

2012-06-13 12:55:26
江口某(焦土) @eguchi2012

@kazukazu881 いやいや、「パフォーマティビティー」をkazukazu先生自身がどういう意味で使っているかの話をしているつもりなのですが……

2012-06-13 12:57:12
kazukazu @kazukazu881

@eguchi2012 さっきの説明が私がそういう意味で使っているという表明にパフォーマティヴになっていると思ったのですがwまたは、江口先生の「先生」という言葉を引用し、私に使用する時の先生という言葉の「意味」以上の私が感じるプレッシャーもパフォーマティヴの例になるのではとw

2012-06-13 13:01:44

一応バトラー引用が出たので、それを中心に(後からtwされたものも時系列を入れ替えて入っています)----------

tum @tummygrrl

"[...] performativity must be understood [...] as the reiterative and citational practice by which discourse produces the effects it names."

2012-06-13 13:40:30
tum @tummygrrl

だそうですわよ、奥様。 (J.Butler, _Bodies That Matter: On The Discursive limits of "Sex"_, NY & London, Routledge, 1993, 2.) あとは知らないわww

2012-06-13 13:42:06
kazukazu @kazukazu881

あら。私が適当に言ったことは原文とそう遠く離れていなかったじゃない。良かったわ。

2012-06-13 13:42:28
tum @tummygrrl

ちなみに:'the "reality" of heterosexual identities is performatively constituted through an imitation that sets itself up as the origin and →

2012-06-13 13:43:41
tum @tummygrrl

→ the ground of al imitations." とか。

2012-06-13 13:44:36
tum @tummygrrl

"[...] the naturalistic effects of heterosexualized genders are produced through imitative strageties; what they imitate is a phantasmatic →

2012-06-13 13:45:46
tum @tummygrrl

→ ideal of heterosexual identity, one that is produced by the imitation as its effect." (J.Butler, "Imitation and Gender Insubordination")

2012-06-13 13:46:34
tum @tummygrrl

まあこの二つを比べるとやっぱ揺れてるよね〜とは思いますわよねw imitationを持ち出す必然性は非常に良く分かる反面、どうしてもactと繋がっちゃうのよねこの部分w

2012-06-13 13:48:55
tum @tummygrrl

そのあたりのどうなってるのよ的な強引さも含めてじゅでぃすは好きですよ。というかバトラーの一番の魅力はそういう無理でしょそれは違うでしょ的な力技にあると思ってるww

2012-06-13 13:50:11
KOMIYA Tomone @frroots

バトラーの「パフォーマティヴ」は元々はオースティンのそれから来てるわけじゃ必ずしもないと思います。

2012-06-13 17:49:51
KOMIYA Tomone @frroots

88年の論文だとこんなんだし。 "the acts by which gender is constituted bear similarities to performative acts within theatrical contexts."

2012-06-13 17:50:47
KOMIYA Tomone @frroots

後に自分で「演劇的」な含意を否定するためにデリダのオースティン批判に乗ったあたりでなんかおかしさが増してるという印象。

2012-06-13 17:53:43
瀬戸マサキ | Masaki Seto @MasakiChitose

"[…] performativity is not a singular act, but a repetition and a ritual, which achieves its effects through its naturalization in the(続

2012-06-13 20:02:20
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