InfoComm 2012 ワイヤレスマイクセッションとミキシングセミナー 武井一雄氏による実況のまとめ
Q:実際、未だに少なくない数のオペレータが低域がスライトリー盛り上がったサウンドシステムをプリファーしていると思うが、なぜ彼らはそれを好きと思いますか? A:そのほうがパワフルで迫力があるように聞こえるからじゃないかな?
2012-06-14 18:20:06Q:米国のフェスティバルのサウンドシステムでは低域スライトリ・ブーストッドとフラットとどちらが多ですか? A:あー、低域ブーストが多いかな。
2012-06-14 18:22:15Q:もしそのようなシステムにオペレータとして乗り込む場合はどのように対処するですか? A:うーん、(システムEQを)あまり変更出来ない状況だったらGEQをちょっとこう触ってなんとかする。
2012-06-14 18:23:19(実際、「少なくない割合」のオペレータがスライトリーどころでないブーストを好みとしているのだけれども一応スライトリーということにしておいた。(+12-18dBはスライトリーに含まれないと思う)
2012-06-14 18:27:02システムフラットでチューニングしたときと、低域ブーストでチューニングしたときの大きな違いはPAラインアウトの録音が適性な周波数バランスになるか低域不足になるかだ。氏がデモしてくれたラインアウトの録音はどれも素晴らしい周波数バランス&ミックスバランスで(続く)
2012-06-14 18:30:57(承前)システムフラットのメリットを十分に納得させるものだった。しかし、低域ブーストであれフラットであれほとんどのチャンネルにHPFをそれなりに入れていくので、FOHの出音としては極端な違いは無い。教義としてシステムフラット堅持でいくか、あるいは(続く)
2012-06-14 18:34:15(承前)FOHミキサーがキャリアの中で培ってきたスタイルにあったチューニングを良しとするか、あるいはその間のどこかを探っていくか、それが問題だ。FOHミキサーがもっとも使いやすい道具を提供する。今のところそういう方針で自分は仕事してます。
2012-06-14 18:39:55展示は今日からスタートしたがほんの15分ぐらいしか見られなかった。欧米に勤務されている浜松方面の会社の方と偶然会ったので流れで飯食べた。悪い癖がでてVocaloidの出現がいかに音楽にとってインパクトのある出来事か、御社の仕事マジ神とか語るうざいヒトになってしまいました。
2012-06-14 18:46:05しまいにはカバンの中から「カゲロウデイズ」の文庫本をとりだしてiPhoneの中の曲を再生しながら、いわゆるそういうテイストの歌詞がいかに時代を捉えているかとか、ボカロやオートチューンに影響された生身歌唱の話とかを(俺が)楽しく語ったひとときでした。ごめんなさい。
2012-06-14 18:53:05