いじめ自殺:学校はストレス実験の場か:中野富士見中学事件から26年、同じままの学校と社会

いじめ自殺事件が話題になっているが、同様な事件が26年前にあり、それ以来学校も社会も変わっておらず、また同じような事件が起きてしまった。 まとめ主@hijijikikiのタイムライン周辺のツイートと、「国旗への礼」問題から、上の言うことに従う“実直な精神”を重視する政府・教育行政、ストレス実験のように見える学校についてのツイートをまとめました。 ●「まとめ後のやり取り」を追加しました。 ●本まとめに続くまとめ: 続きを読む
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Kalmia @kapok2009

@yumiko_uk もう「いじめ」という言葉より「恐喝・暴行・虐待・自殺教唆」と言い方を切り替え、逮捕すべきでしょう。社会では許されないことが学校内では治外法権のようになってます。

2012-07-09 06:34:05
Yumiko🇯🇵🇬🇧 @livinginthworld

@kapok_kopak 今少しアンケートの結果内容を見たのですが、許せないやり方ですね!これ「いじめ」の言葉ではおさまらない許されない行為だと思います。

2012-07-09 06:57:14
ひじじきき @hijijikiki

学校教育などに、礼やしつけの強要、「生活を円滑にするためにお互いを尊重する」範囲を超えた、嫌がる人に嫌なことをさせる要素があると思います。(続くRT @kapok_kopak 「自分がされて嫌なことを人にやってはいけない」を小さな頃に教えられたはずなのに...逆を良しとして

2012-07-09 22:35:34
ひじじきき @hijijikiki

@hijijikiki @kapok_kopak 続き)http://t.co/UYMqTUcSに書いた、教育課程審議会会長の三浦朱門氏の「エリート以外は実直な精神だけ持っていればいい」という上の言うことを素直に聞き、嫌なことにも従わせる現在の教育が、いじめの根底にあるのでは。

2012-07-09 22:43:48
Kalmia @kapok2009

@hijijikiki そうですね。とにかく今私たちにできることはなんでしょう?細かい分析や加害者も気になりますが、教育委員会や警察が正常に機能するよう尻を叩くことだと思います。(あ、尻叩くのは物理的にでなく...、注意、苦情、要請、などを送るという意味で)

2012-07-10 00:51:23
ひじじきき @hijijikiki

@kapok_kopak 学校や教育委員会、警察の正常化は重要ですが、所詮は対症療法だと思います。実際、中野富士見中事件http://t.co/3SteQbHnでは学校や警察が報道や苦情などで動かされ、裁判で保護観察処分と賠償を得ていますが同様のいじめ事件は後を絶ちません。(続く

2012-07-10 02:13:21
ひじじきき @hijijikiki

@kapok_kopak 続1)まとめhttp://t.co/UYMqTUcSに「ネズミを何匹か檻に入れて、水に漬けると、ストレスでネズミ同士が噛み合いをする」という例を書きましたが、取締や処罰などでは檻もストレスもなくなりません。今すぐにできることは檻をゆるめること、

2012-07-10 02:14:10
ひじじきき @hijijikiki

@kapok_kopak 続2)即ちCAP「子どもへの暴力防止プログラム」http://t.co/qZMSjs8oの「No(イヤという)」「Go(その場を離れる)」「Tell(誰かに話す)」の内の、「誰か信頼できる人に話す」ことを可能にすることだと思います。

2012-07-10 02:14:38
ひじじきき @hijijikiki

@kapok_kopak 続3)知り合いで、いじめなどにあった人が相談しやすい関係を作るなどなどでしょうか。学校や教育のことを生徒のみならず親やその他のオトナももっと普段から話して、いじめなど暴力やハラスメントのことを話せる関係や場や状況を作ることがまず第一だと思います。

2012-07-10 02:15:10

★「共居=何気なく一緒にいる場を作ること、医者などの専門家をコマにする/コマにされるなど」http://togetter.com/li/280990
から、一緒にいることとストレスについてのツイート


ひじじきき @hijijikiki

@hijijikiki続3)それで気が付いたのですが、前にお話しした「共居」http://t.co/y8vpTXtUも、何気なくただ共にいることができず、「成果が重要・必要」という視点で相互の関係が作られてしまうような状況になれば、@spitzibara

2012-04-03 01:19:02
ひじじきき @hijijikiki

@hijijikiki続4)「共居」することはできなくなってしまうでしょう。ネズミを何匹か檻に入れて、水に漬けると、ストレスでネズミ同士が噛み合いをするそうですが、そのような環境下で「一緒にいる」ことは、「共居」ではなく、その真逆になってしまう。@spitzibara

2012-04-03 01:19:36
ひじじきき @hijijikiki

@hijijikiki続5)成果主義や頑張り主義のもたらすストレスを減らして、共居が可能になる環境を作るのには、社会的経済的ゆとりが必要でしょうが、世間の言う「ゆとり」とは違うような。@spitzibaraさんに認定してもらった!?(恐縮です)「はぐれ者」は、

2012-04-03 01:20:30

wikiから引用:

中野富士見中学いじめ自殺事件

http://ja.wikipedia.org/wiki/中野富士見中学いじめ自殺事件

中野富士見中学いじめ自殺事件(なかのふじみちゅうがくいじめじさつじけん)とは、1986年に東京都中野区で起きた男子中学生の自殺事件である。俗に「葬式ごっこ事件」とも言われ、学級担任がいじめに加担するなど日本で初めていじめ自殺事件として社会的に注目された事件である。
事件の概要 [編集]

1986年2月1日深夜、東京都中野区立中野富士見中学校(2009年3月閉校、2009年4月より第一中学校と共に南中野中学校へ統合・再編)2年の男子生徒が、父の故郷である岩手県の盛岡駅ビルのショッピングセンターフェザン地下のトイレで首を吊って死んでいるのを見回りの警備員に発見された。床には「このままじゃ生き地獄になっちゃうよ」と記された遺書が残されていた。

男子生徒は、2年生に進級した後に級友グループから使い走りをやらされるようになった。 生徒は祖母にこのことをもらした。それに対して祖母は使い走りをきっぱり断るように言ったという。[1] やがていじめに遭うようになり、それが徐々にエスカレートし、日常的に暴行を受けるまでになった。さらに、そのいじめグループらの主催によって学校でその男子生徒の「葬式ごっこ」が開かれることとなる。その「葬式ごっこ」には担任教師ら4人が荷担し、寄せ書きを添えていた。荷担の理由として「どっきりだから」といじめていたグループに説明されたから記載したと釈明した。それがきっかけとなり男子生徒は学校を休みがちになり、のちに自殺することになった。

担任教師らは自分の身を守るために、担任を行っていた生徒らに対し自殺した生徒について口止めするように言っていたことも発覚。他にもいじめを知っていながら教育委員会などに対し報告も行わなかったり、自殺後に開かれた聞取調査では自殺した生徒に原因があるかのような発言まで行っていた。同年4月に保身に走っていた担任教師に対し事件後に発覚した学習塾でのアルバイト行為などにより諭旨免職の処分が下り、校長と4人の教師に対し減給などの処分が下り、校長と2人の教師が自主退職した。

また、この自殺事件で同学校の生徒の精神面も不安定となり、授業中に自殺した生徒の名前を挙げながら同級生と喧嘩をした挙げ句、教室を飛び出し教師ともみ合いになった生徒が暴行容疑で逮捕される事件も起こった。ちなみにこの際、教師は生徒が教室を飛び出す直前まで生徒同士の喧嘩を見て見ぬふりをしていた。

この事件はマスメディアにより大々的に報道され、初めていじめ自殺事件がクローズアップされた事件でもある。報道により学校や教師の自宅、いじめに荷担していた生徒の自宅に嫌がらせが発生した。これ以外にも被害者である生徒の遺族の自宅まで嫌がらせが発生し、遺族が二次被害を受けることとなった。

同年4月に警視庁はいじめに荷担していた16人を傷害および暴行容疑で書類送検。同年6月に男子生徒の遺族が遺書で名指しされた生徒2名とその両親らと東京都と中野区に対し、東京地方裁判所で損害賠償訴訟を起こす。同年9月、東京地方裁判所によりその名指しされた生徒2名に保護観察処分を下す。1994年3月27日、東京地方裁判所は「葬式ごっこはいじめと認めないが、自殺直前に行われた暴行が自殺となった」としていじめそのものを否定。更には遺書に記されていた内容について遺族と生徒との間に問題があったことを示唆していると述べ、被告らに400万円の賠償命令を下す。いじめを認めない東京地方裁判所に納得出来ない遺族により控訴。1994年5月20日、東京高等裁判所は「葬式ごっこなど、普通の人なら苦痛に感じるはず。それが止められなかった学校にも責任がある。但し、いじめと自殺との因果は不明である」と述べ、被告らに1,150万円の賠償命令を下した。
出典 [編集]

^ 朝倉喬司、自殺の思想 p.407 ISBN 4872339452