続)いじめ自殺:われわれにできることは何か:監視や警察の介入で問題の根本は解決するか
- hijijikiki
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@kapok_kopak 続3)というように、CAPはまずおとなに働きかけて、周囲のおとなが真剣に子どもの話を聞くような対応をとることをうながすことが、まず重要なのです(http://t.co/qZMSjs8oをご参照下さい)。その辺を誤解しないでください。
2012-07-10 23:39:21@kapok_kopak 続4)「父兄の目の代わりになるものとして監視カメラを各教室と廊下に。アメリカやタイなどでは警官の常駐や監視カメラが取り入れられて」>いるところもあるのでしょうが、米国在住の@zankateiさんはhttp://t.co/qZMSjs8oで、
2012-07-10 23:40:08@kapok_kopak 続5)「(学校の)閉鎖性、密室性を弱めることに同意です。私はカメラを設置しても逆にカメラの届かないトイレ等や、抱きかかえるふりをして体をつねるなどの虐待が発生するのではと心配」http://t.co/7v1hDxp1と言われてます。
2012-07-10 23:40:49@kapok_kopak 続6)監視カメラは密室での暴力の監視にはやむを得ない、必要悪の面があるかもしれませんが、学校の場合まず保護者が随時見に行けるなど学校の密室性・閉鎖性を弱め、体罰禁止を徹底化するなど学校での教師からの暴力を問題にすることも先行/同時にするべきだと思います。
2012-07-10 23:42:20@kapok_kopak 続7)カメラを設置して監視しても、死角は必ずできるし、問題の根本的解決にはならない、対症療法と思います。いじめに関しては、そもそもいじめる方はバレないように陰でいじめるのが普通なので、監視によっていじめがより陰湿化し、巧妙化する恐れもあります。
2012-07-10 23:43:06@kapok_kopak 続8)以上、親や周囲のおとなが子どもの話を真剣に聞くこと、監視(カメラ)によってはいじめの根本的な解決、対応にはつながらないことを述べました。以下にそれを踏まえて、いじめや暴力防止の対応の私案をまとめます。長いので、これ以降宛先無しでツイートします。
2012-07-10 23:44:01続9)【いじめや暴力防止への対応】:①第一に、まず学校などの閉鎖性を少なくし、開かれた場所にする。学校に、少なくとも保護者はいつでも自由に出入りでき、教員や子どもと接触して話を聞く、様子を見るなどして、子どもから信頼され、何かあったときに話ができる信頼関係を普段から作る。
2012-07-10 23:45:13続10)CAP活動http://t.co/qZMSjs8oは①を実現するためのスキルの一つです。 :②第二に、何か問題が生じたときに、生徒(子ども)や教員と保護者とが話し合い、解決に向けて合意ができるような関係を、①の基礎の上に普段から作る。
2012-07-10 23:46:50続11):③第三に、②で問題が解決しない、又は手遅れであるときなど緊急時に、外部=教育委員会や警察などへ通報して、更なる対策をする。 :という3段階に対応を分けましたが、③のみの緊急的な対症療法的な方策のみでは、いじめや暴力への根本的な解決にはならないでしょう。
2012-07-10 23:47:50続12)やはり、普段から日常生活で、子どもや弱い立場の人が、自分に起こったこと、自分の感情などを、周囲の人々・おとなに安心して話せるような関係がなければ、いじめや暴力が起きたときに、周囲のおとなに話して、助けを求めることは難しいでしょう。
2012-07-10 23:48:21続13)周囲のおとなが子どもたちに対して、子どもたちを支えて、真剣に話を聞く姿勢と態度を普段の生活の中で見せていなければ、いざというときに相談することは難しいでしょう。相談したり、助けを求めたりできなければ、いじめや暴力に対応するのはとても困難です。
2012-07-10 23:49:17●まとめ後のやり取り
@fuuasumma @ayammin @runako04 @kapok_kopak ツイートを使わせていただきました。⇒「続)いじめ自殺:われわれにできることは何か:監視や警察の介入で問題の根本は解決するか」 http://t.co/QFxitjNj
2012-07-11 00:10:38@hijijikiki すみませーん、下手な考え休むに似たり、で余計な事ばっかりつぶやきまして。それでCAPなんですけどあの中学校の先生と生徒と親にも有効であるとお考えなのですね。勉強になります。
2012-07-11 00:20:29.@kapok_kopak いえ、こちらこそ長々とすいませんでした。CAPなどは誰にでも有効であって欲しいと思ってます。外圧は必要なときもあるかもしれないけど、所詮は対症療法で、根本はこの社会で子どもを含む他の人との関係をどう考え、付き合ってゆくのか、だと思ってます。
2012-07-11 00:33:54@hijijikiki 午前中、数名とのやりとりで出した対策と克服法は小学生に向けで、いじめのレベルも小〜中くらい。 http://t.co/IMJ2Frza 最後のCMが提示しているように、ほんの少し気にかけてあげるのは孤立してる子にとってホッと息がつける、救いになるのね。
2012-07-11 00:44:28@kapok_kopak ご紹介ありがとうございます。子どもだけ、子ども同士で解決つくレベルのことは、仰るようにヒントを与えてOKでしょうが、深刻ないじめは本人だけでは対処しきれず、何らかの助けや介入が必要でしょう。(続く
2012-07-12 01:06:52@kapok_kopak 続1)CAPはその助けや介入が、周囲が本人の話を真剣に聞き、本人の意向や置かれた状況に添って、本人を支える方向でなされること=“エンパワーメント”であることが重要な点だと思います。
2012-07-12 01:07:47@kapok_kopak 続2)まわりの支える人、おとなが本人との信頼関係の下で話を聞く・手をさしのべる・介入することが肝要かと。長くなるので、これ以降の続きのツイートは、宛先なしで以下にツイートします。
2012-07-12 01:08:46続3)以上のCAPの活動とその延長では、「檻の中に閉じこめられて水に漬けられたネズミ同士の噛み合い」という例http://t.co/kb0uQvQ6で出した、檻=学校・社会を少しゆるめる、そこから少し逃げることはできても、
2012-07-12 01:10:49続4)檻の存在自体や、水に漬けられる=競争や能力主義のストレスにさらされることを変えたり、十分に解決することは難しいでしょう。例えば、転校して、今いじめられている現場の学校という檻から逃げられても、転校先の学校=別の檻でまたいじめられるという話を聞いたことがあります。
2012-07-12 01:11:18続5)既存の学校以外では、フリースクールはまだとても少ないし、ホームスクールは親や保護者の負担が大きく、両方とも経済的負担が大きいので、経済的に余裕のある家庭でないと難しいでしょう。このように、問題の根底からの解決には、学校制度=社会を変えることが必要ではないでしょうか。
2012-07-12 01:13:40続6)http://t.co/kb0uQvQ6で述べた【いじめや暴力防止への対応】の①~③が“子どもとかかわっているわれわれにできること”であるなら、その延長上に、さらに抜本的ないじめや暴力への対策のために、社会や制度を変えてゆく必要があると思います。
2012-07-12 01:14:14続7)それは、前述の【いじめや暴力防止への対応】①~③よりも更に根本的・構造的な問題、「①第一に、まず学校などの閉鎖性を少なくし、開かれた場所にする」ことが、既存の学校の枠内の改善ならば、その既存の学校の枠を問題にする「◎第ゼロの対策」として、
2012-07-12 01:15:08続8)フリースクールやホームスクールなどを認め、学校と同じように税金で支援して、学校という枠を広げて、別の選択肢を選ぶことを可能にすることにより、檻から自由に出られ、檻の束縛を少なくして、お互いに“噛み合わ”なくてすむような制度に変えることが、まずは必要では。
2012-07-12 01:15:54