続:「都市部アスファルト上の空間線量率は1年で半減?」

続編:『「都市部アスファルト上の空間線量率は1年で半減?」が正しいと仮定して、その理由を考えた』http://togetter.com/li/356285 の続き。 いろいろな地域のデータを見ていると、多くの場所で空間線量率(μSv/h)は1年前の約半分に減っているようにみえる。先日、福島県のいわき市、会津若松市、福島市、伊達市を訪問した際の積算線量も、意外に少なかった(関西の少し高い地域と殆ど変わらない)。 そこで、仮に1年で半減なら10年後どうなるか。前回やった暗算ではなく、今回は、数値計算してグラフにした。ここでの仮定は、1)Cs成分だけが初年度の1年で半減した、2)カリウム40等によるγ線自然被曝は変わらない、である。(計算上の仮定)。 続きを読む
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buvery @buvery

これ、fitとって、場所で分類するとどういうことか分かる。RT @shanghai_ii: 福島市各支所の空間線量率の推移を、計算上の値と比べてみた。(元データはこちらのPDF http://t.co/ZpiUBrychttp://t.co/y0et1cQN

2012-08-17 17:07:58
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buvery @buvery

早野先生は、田んぼ半減期が17年という論文をひいてくるのだけれど、市街地ではもっと早いのではないかと前から疑っています。定性的な説明はあるのだけれど、定量的なものはあまりみたことがありません。 @shanghai_ii

2012-08-17 17:22:44
上海II @shanghai_ii

@buvery 農地に関してはポツポツ記述があるんだけど、市街地に関しては殆ど見ませんね。昨夏に原子力安全委員会が出した農地に関するものがこちら→http://t.co/9UaENhO5 実効15-18年ぐらい(たぶん15-20cmぐらいの深さを対象と思う)

2012-08-17 17:57:27
上海II @shanghai_ii

@buvery あと、こちら→http://t.co/dAxkqrJN のP.8に、チェルノブイリ農地(10cm)での実効半減期。sandy and sandy loamyで19-21年、light loamy and heavy loamyで23-25年、peatで10-12年

2012-08-17 18:00:25
上海II @shanghai_ii

@buvery チェルノブイリに関してしばしば目にするCs137の実効半減期は10-25年という記述の元は先のデータと思います。どちらにしても農地なんで、アスファルトやコンクリートはもっと早いと思いますね。

2012-08-17 18:01:43
上海II @shanghai_ii

@birdtaka @buvery 東京は2011年7月を1とすると2012年7月30日はいくらになってますか?

2012-08-17 18:10:48
birdtaka @birdtaka

@shanghai_ii @buvery バックグラウンド(0.0345)を除くと0.54。

2012-08-17 18:15:13
buvery @buvery

これ、二次近似じゃなくて、指数関数近似にした方が良いですね。RT @birdtaka: @shanghai_ii 東京 http://t.co/utZpvNRj

2012-08-17 18:18:25
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

このデータ(http://t.co/BKqMetBv )に基づいて、本庁の空間線量率[μSv/時]の推移を図示してみるとこんな形→ http://t.co/OS3GdCf9

2012-08-17 21:50:20
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

事故後の初年度で、セシウム放射能が半減したと仮定した場合の、その後の空間線量率の変化予測。ここでは「地質学的半減期」(雨で流れる等)でも減少すると仮定。自然放射線のバックグランド(BG)なしの場合。 http://t.co/p9LJYTUQ

2012-08-17 22:40:58
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

事故後の初年度で、セシウム放射能が半減したと仮定した場合の、その後の空間線量率の変化予測。ここでは「地質学的半減期」(雨で流れる等)でも減少を仮定。自然放射線のバックグランド(BG)ありの場合(図は初期の1/10のBGを仮定)。 http://t.co/TKrQCQks

2012-08-17 22:43:21
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

福島市の事故前の値、2011/6/14の値を仮定した場合。初年度でCs半減を仮定した空間線量率の変化予測。雨で流れる等の減少も想定。事故前の空間線量率は日本地質学会の値、事故後2011/6/14値は文科省調査結果の平均を使用。 http://t.co/myYv2sbH

2012-08-17 22:50:58
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

いわき市の事故前の値と2011/6/14の値を仮定した場合。初年度でCs半減を仮定した空間線量率の変化予測。雨で流れる等の減少も想定。事故前の空間線量率は日本地質学会の値、事故後2011/6/14値は文科省調査結果の平均を使用。 http://t.co/h5C7MTdU

2012-08-17 22:55:49
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

http://t.co/myYv2sbH - 福島駅の事故前(地質学会)は0.036μSv/hを仮定(ここは低め)。事故後の福島駅は2011/6/14値(文科省)1.08, 0.88, 1.45, 1.65, 1.8, 1.14の6点平均値1.33μSv/hを使った。

2012-08-17 23:09:34
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

http://t.co/h5C7MTdU - いわき駅の事故前は0.07μSv/h(地質学会)を仮定。事故後のいわき駅は周辺値2011/6/14(文科省)の0.22, 0.22, 0.4, 0.27の4点平均0.28μSv/hを使用。いずれにせよ、いわき市は全般に低い。

2012-08-17 23:14:24
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Sakai Kazushige @apo2r

@y_mizuno 都市部のセシウム堆積状況は意外と早く漸減しており、その分、下水処理施設の汚泥に蓄積されることになると考えてよいでしょうか?農村部の水田・山林におけるセシウム沈着が問題。

2012-08-17 23:16:51
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

あれは、こう仮定すればこうなる、というだけの計算。実際は分からないし、それがどこへ行くのかも? @apo2r 都市部のセシウム堆積状況は意外と早く漸減しており、その分、下水処理施設の汚泥に蓄積されることになると考えてよいでしょうか?農村部の水田・山林におけるセシウム沈着が問題。

2012-08-17 23:25:29
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@apo2r 都市部では生活空間から離れた場所に蓄積し、住民の外部被曝も今後は比例して漸減かと思います。内部被曝もあれだけ管理されてりゃ大丈夫かと。農村部では、樹木・草木の枝葉が分解されイオン状セシウムで流れ出して自然除染になるが、その分で増える場所もあり、要注意と言われてます。

2012-08-17 23:36:06
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

もちろん身近にも増える場所はあるとは思います。完全を期すために追加するならば。だからやはり積算線量計で個人被曝管理を自分で行うスタイルが究極だと思います。身の周りの生活環境を理解すること、その理解を深めること。それが自己統御感(自己決定権の意識化)に繋がると思います。@apo2r

2012-08-17 23:45:30
masaki ohashi @ohashimasaki

@y_mizuno 昨日あたりからのを拝見してて、ふと日本は「河川勾配」がとても大きいということを思い出したんですけど、セシウムが海に流し去られる速度自体はもしかするとチェルノブイリよりかなり速いかもしれませんね。

2012-08-17 23:42:23
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

はい、背後には、そういうメカニズムがありそうですね。@ohashimasaki 昨日あたりからのを拝見してて、ふと日本は「河川勾配」がとても大きいということを思い出したんですけど、セシウムが海に流し去られる速度自体はもしかするとチェルノブイリよりかなり速いかもしれませんね。

2012-08-17 23:48:27