第50回日本生物物理学会年会・1日目
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@yokodon001 #bpam12 (承前: http://t.co/CYpAyoGv )寒帯のシベリアで生息するときに、ヘモグロビンの分子レベルでの性質の違いが効いているのではないかと。CO結合型、非結合型のヘモグロビンの構造を調べて、本問に迫ったと云う話。
2012-09-24 12:24:51@yokodon001 #bpam12 1PT-102「HIV-1プロテアーゼによるダルナビル耐性の分子機構」。名古屋医療セ・大出さん他。ダルナビルはエイズの薬で、HIVのプロテアーゼ阻害剤。標的プロテアーゼの変異体の構造が天然型と異なることで薬剤耐性を獲得すると云う話。
2012-09-24 12:31:27@yokodon001 #bpam12 1PT-103「P2X受容体のATP認識機構及びチャンネル活性化機構」。オレゴン保健科学大・服部さん他。P2Xはイオンチャンネル型プリン受容体。ATPが結合するとイオンチャンネルとして機能する、一種の伝達物質受容体。メモのみw
2012-09-24 12:33:54@yokodon001 #bpam12 1PS-109「どの様にβ-ストランドはβ-シートの中でその位置を決めるのか?」。明治大・鈴木さん。蛋白質2次構造のβ構造の成り立ちを考えると云う話。…なのだが、結局何がやりたかったのか?
2012-09-24 12:36:19@yokodon001 #bpam12 1PS-177「酵素の多機能性に関する解析」。医薬基盤研・野口さん。長らく、酵素は基質特異性があり、1種類の反応に関与すると考えられてきたが、対象の基質や関与する反応が複数である例が最近多く見つかっている。(続く)
2012-09-24 12:41:06@yokodon001 #bpam12 (承前: http://t.co/jYB6smPE )で、その多機能性の分子的基盤を、データベースを駆使して解析頑張ってます!的な話。Nature Biotech にも酵素の多機能性の論文あり('09年、vol.27)。
2012-09-24 12:43:01@yokodon001 #bpam12 1PT-174「ロボットの動力学算法を用いた蛋白質分子動力学シミュレーション」。分子研・山守さん他。古典的?な分子動力学だと、2フェムト秒程度の時間間隔でしか計算できないが、今回の方法だともっと長い時間間隔で計算出来ると云う話。
2012-09-24 12:47:58@yokodon001 #bpam12 1PT-171「suf1の共翻訳折れ畳みの素視化シミュレーション」、同-172「サテライトタバコモザイクウィルスの安定性と動力学の素視化シミュレーション」。京大高田研。端的にこのへん http://t.co/kYu2BrrU を参照。
2012-09-24 12:54:48@yokodon001 #bpam12 1PT-136「透明で柔軟な実用性の高い蛋白質分子模型」。北陸先端科技大・川上さん。こちら http://t.co/hsq9rgvh を見てもらった方が話早い。 @ecochem さん、如何でしょう?
2012-09-24 12:59:23@yokodon001 #bpam12 1PT-129「DNAポリメラーゼηによるホスホジエステル結合形成の観察」。熊本大・中村さん他。DNA複製の際のヌクレオチド多量化におけるリン酸ジエステル結合の形成を、X線結晶構造解析で見たと云う話。すごく技巧的!(続く)
2012-09-24 13:02:35@yokodon001 #bpam12 (承前: http://t.co/gp2MMZ1a )何と、酵素反応を途中でとめて、その途中の状態での結晶を作り、ひたすらその構造を解いて時系列を再現。反応開始から80秒で結合形成開始、5分で終了。今年のNatureに掲載!(続く)
2012-09-24 13:05:10@yokodon001 #bpam12 (承前: http://t.co/rUkqAK0P )件の論文はこれ: http://t.co/cz7xI4ZR 。
2012-09-24 13:08:21@yokodon001 #bpam12 1PT-202「マクロファージ細胞株におけるLPS活性化時の遺伝子発現の細胞間揺らぎに細胞間相互作用が与える影響」。理研RCAI・山岸さん。ご夫婦&子連れで学会参加。頑張れおっかさん。仕事は免疫系関連。(続く)
2012-09-24 13:11:31@yokodon001 #bpam12 (承前: http://t.co/rbWEqAHy )貪食細胞(マクロファージ)をLPS(リポ多糖)で刺激すると、サイトカインが分泌、その結合で蛋白質合成が誘導。その程度が細胞間でかなりばらつく。それが何に由来するのかを調べたと云う話。
2012-09-24 13:16:19#生体分子。いいですね! #npuh RT @yokodon001: @yokodon001 #bpam12 1PT-136「透明で柔軟な実用性の高い蛋白質分子模型」。北陸先端科技大・川上さん…http://t.co/EydxPvlp … @ecochem さん、如何でしょう?
2012-09-24 15:33:29@yokodon001 #bpam12 数件だけまとめ作成作業再開。同様に、演題番号、演題、演者、内容と関連の私見の順でつぶやきます。現在、名古屋駅より帰京直前。
2012-09-24 19:07:27@yokodon001 #bpam12 1PT-134「ロボット機構の運動学に基づく蛋白質の内部運動解析」。神奈川工科大・有川さん。アプローチは http://t.co/noWHlMmp にやや近い(と思われる)。蛋白質の主鎖の運動に着目しての一種の素視化。
2012-09-24 19:11:07@yokodon001 #bpam12 1PT-206「肥満細胞と後根神経節初代培養細胞の相互作用における接着分子」。愛知学院大・古野さん他。細胞接着分子の細胞生物学。前者細胞のCADM1と後者のネクチン-3の結合を介して、両者の細胞が近接すると云う話。(続く)
2012-09-24 19:15:28@yokodon001 #bpam12 (承前: http://t.co/x55zaNzg )話としてはそこまでだが、神経免疫相互作用の細胞レベルの基盤となる足場の形成という意味では、地味だがとても重要な研究。
2012-09-24 19:17:27@yokodon001 #bpam12 1PT-208「トロンボポエチン(TPO)受容体の二量体安定化による信号の正のフィードバック」。東大薬・坂本さん@船津研。TPOはサイトカインの一種で、その受容体Mplは血小板前駆細胞の形質膜上にある。このMplの膜内動態を(続く)
2012-09-24 19:23:54@yokodon001 #bpam12 (承前: http://t.co/Zoke2lKL )蛍光標識したMplのイメージングで追跡したと云う話。Mplは2量体を形成し安定化するが、それに際してはMplのリン酸化が重要らしい。
2012-09-24 19:25:57@yokodon001 #bpam12 1PT-215「幹細胞様の振舞いを示す人工遺伝子ネットワークの構築」。 @CyMuPe さん。金子さん@東大総文研らの理論研究に触発され、ある数理モデルの遺伝子ネットワークと同じ挙動を示す化学反応系の構成を試みたそうな。(続く)
2012-09-24 19:30:42@yokodon001 #bpam12 (承前: http://t.co/6sfhZ2hK )なお、今回の発言に際しては、演者の @CyMuPe さんご本人より個人的にご紹介を頂きました。記して感謝します。今度色々とご教示頂ければ幸いです。若手の会か何かで是非!
2012-09-24 19:33:58@yokodon001 #bpam12 1PT-217「細胞分化のエピジェネティック動力学の平均場理論」。名大・越井さん@笹井研。時間の都合でチェックとメモのみ。それにしても、エピジェネティックなる語の適切な日本語訳を誰か作らない…。「後天遺伝」なる語は一応あるが…。
2012-09-24 19:39:02